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のろい使いのヤミちゃん、チームを組んで復讐を果たす  作者: 花奈冠椛
新たな町シガルデン街編
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第四十七話 新たなる街シガルデン

アズ、ヤミ側



私達は新たなる町を目指した。

仲間のガルシアさんのため、亡くなったプニ町の人達のため。

前に進むんだ。

 


  


私はアズと会話しながら道なりに歩いた。


正直言って私の心はもう壊れかけ状態、もうこんなことあってはならない。


それに呪い使いにもボスはいると思う、それが私のお兄さんをやったやつなのかな?

 



楽しい会話をしながら歩いていると、次の町が見つけた。


何だか、胸の奥で嫌な予感がする。また、私はこの町の人達も犠牲にする・・・いや、呪い使いが居たら、なんとか町の外まで移動させれば。





私達は町の入口まで着いた。


ここの街の名前はシガルデンという街だ。


私達は街の中に入る。


「ヤミ、早速食べ物を買いに行こう。ガオ町の人たちが心配だし」

アズはそう私に言った。



「うん。行こう」

私はそう言った。



街中は人々で賑わっている。

世間話をしている人たちもいるし、子どもたちがニコニコしながらはしゃいでいる。



楽しそう。


私の心が少し穏やかになった。




私達はこの街で沢山の食べ物を買った。


そしてこの街で私達の移動を容易にさせる技を習得させてもらったのだ。



ある店 



「これは自分が知っている街に直ぐに移動出来る技だ。

名は、ワープ。シンプルな名だろう」

店の男が私達に向かって言った。



「他の冒険者たちは知っているの?」

私が聞く。


男はクスッと笑い


「知らないよ」

男は言った。



何?知らない?どういうこと?こんな使い勝手のある技を誰も知らないなんてありえないわ。



「どういうこと?」

私が聞く。



「これは僕が考えた技だよ。だから誰も知らない、誰も使ったことはない。

 使ったのは僕しか居ない。

それにその技を初めて習得したとき声が聞こえた。

男の声で、この街に眼帯をしている男の子と呪い使いの女の子が来る、その子達にその技を習得させてくれってな」

男は私達に言う。



え?私達のことを知っている者がまだいるの?それにアズのことは完全に言っていることと合ってる。


私はアズの方を見る。


 

「それで、僕たちを見つけてこの店に寄らせたってわけか」

アズは男に向かって言う。

 

「そういうことだ。それと、お前たちに言いたいことがある。

 呪い使いについてだ」


男は言った。

 

呪い使い!知らないといけない情報。



「教えてその情報」 

私は前のめりに男に近づく。 



「おお、こんなにも積極的にとは本気で呪い使いを抹殺するつもりなんだな」 

男は言った。



なんでそれを?それを言ったのはアズとガルシアさん、そして、ユーキさんだけだ。


まさか!ユーキさんと関係のある人。


 

「ユーキさんから聞いたの?」

私が男に聞く。




男は頷いた。

やっぱりね。



「どういう関係?」

私が聞く。




「僕も冒険者なんですよね。ユーキさんとは冒険者仲間の一人です。

 それで、ユーキさんが僕に言ったんですよ、あなた達のことをね」

男は立ち上がり私達に向かって言った。




「呪い使いは全滅させることは可能なの?」

私は息を飲み男に聞く。



これが無理なら、復讐は。



「可能ですが、そこの男の子。あなた、ヤミに何か隠していることがあるんじゃないの?」

男は立ち上がりアズの方を見る。



アズは黙っている。


アズ?何で黙っているの?


アズは私の方を見て、


「ヤミ、僕は君とは戦えないよ。もし、君が復讐を成し遂げたいなら、僕は最初は賛成していたけど、今は複雑な気持ちなんだ」


アズはそう言った。


 「どういうこと?」

私はアズに聞く。



「僕が説明しましょう」

男が私に向かって言った。


  

「あなたが呪い使いを全滅させることは可能ですが、呪い使いのボスはその男の子の父親だ、複雑な気持ちは父親から連絡が来たんだろ」


男は言った。


私はアズの方を見る。

アズは静かに頷く。



「どうして言ってくれなかったの?」

私はアズの顔を見る。  


するとアズは

「言えるかよ!自分の親がヤミのお兄さんをやったなんて!

 僕は父からヤミの始末をお願いされた。

でも、僕は断りたかった。でも、父の威圧で言えなかった。

 だから、ヤミごめんな」

アズは泣きそうな顔を私に見せる。

初めてだ。

 アズが涙を見せるなんて。



「アズはどうしたいの?」

私はうつむきながら聞いた。



「僕は父さんが言われたことをしてきた。

でも、今は。

 今は、ヤミと一緒に父さんを止める。何が理由でヤミのお兄さんを殺ったのか知りたいし」

アズは私の顔を上げていった。




「なら、僕もお手伝いしよう。ここに固定ワープを作った。

 ここからなら技を使わず移動出来る。

ガオ町に行くんだろ。

ささ、行きな」

男は私達の背中を押した。



私達はワープの中に、


私はとっさに

「名前は?!」

私は聞く。



「ヴァール。それが僕の名だ」

男は言った。



その瞬間ワープが起動し私達はワープした。




「しっかりしろよ。二人共」

ヴァールは言った。



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