第四十四話 私のせいで
私はアルファと戦い、そして。
「はぁ・はぁ・」
私は息を切らす。
「つよい、勝てない」
私は諦めるしかなかった。
私よりも強いんだから。
「さぁ、おれは上の者から嫌われたし、そろそろこの世ともおさらばするつもりなんだ」
アルファは突然そう私に言った。
「何?」
私が聞く。
「おれはここで死ぬわ。お前たちを巻き込みながらなぁ!」
アルファは爆弾を私に見せる。
あれは爆弾!それも何だか古そうな爆弾!?
導火線に火が着いている。
まさか!
「やめて!火を消して!」
私は叫ぶ。
アルファはニヤリとして
「嫌だね。俺はもう疲れたんだ。お前と戦いは悪くなかった。
それじゃああの世でね」
アルファが言った時、
爆弾が爆発した。
ドカーン!!!
それはものすごい威力!町を吹き飛ばすくらい。
「きゃあああーー!!!」
私も爆風に飲み込まれ、倒れるガルシアさんも巻き込んだ。
そして、
「・・・」
「・・・、うぅ」
目を覚ます、私。
私は辺りを見渡し、絶望した。
なんと、町はめちゃくちゃで建物の一部が残っているくらいで人人っ子居ない。
「そんな!私は」
私は膝から崩れ落ちる。
アズは?いや?アズは町から離れているから大丈夫なはず。
ガルシアさんは!
私は更地の地面を歩く。
人が居らず静か。
風の音。
ガルシアさんはもう。
私は、何人もの命を。私はなんてバカなんだろう。
私はアズがいる方に向かった。
静かな大地。ボロボロの建物跡。まるで遺跡のよう。
私は静かに歩く。
何も思わなくなる。何で私は生きているんだろう。そう思う。
すると、呪いの力が私をむしばむ。
「うぐっ」
私は胸を抑えてながらアズの方へ向かう。
町は広かったしアズのもとへは少し時間がかかる。
少し歩いていると何やら落ちている。
「なにこれ?」
私はそれをひろう。
それは小さなキラキラとした石だった。
私はアイテムボックスにしまいまた歩く。
それは私の贖罪なのか呪いの力が強くなり始める。
私の心を苦しめ、悲しみや後悔の気持ちを引き出すように。
それでも私は歩みを止めない。
必ず、アズの元へ。
私はこの町のために私が出来ることをするんだ。
それが贖罪になるのかは分からないけど。
けど、それしか。
私は涙を浮かべる。
そしてそれは大粒の涙へと変わる瞬間が来た。
!ガルシアさんの遺体だ。
私は膝から崩れ落ち泣き叫ぶ。
目から涙が。
溢れて止まらない。沢山特訓してもらったあの記憶がよみがえり、涙が止まらないのだ。
「ガルシアさん、私は」
私はガルシアさんにおぶさるように泣いたのだった。
そして、少しの時間が過ぎて私はガルシアさんの遺体を地面に埋めた。
その時の気持ちはよくわからない。ただひたすら自分が憎く、辛いという気持ちしか出てこないのだ。
そして、私はまた歩みを進める。
日はまだ上にあり、私を照らす。
そんなに私を照らさないで、私はもう暗い闇の夜で生きるような人間になっちゃったんだもん。
そうして、私は町の入口まで着いた。
私はそこからはアズの元に走るのだった。
もう、犠牲は見たくないから。
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「セリフお願いしていいですか?」
「はい」
「ガルシアさん私は」
です。
これはもう動かないガルシアさんにおぶさるように泣くヤミのセリフです。
辛いです。子供には大きな衝撃です。




