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のろい使いのヤミちゃん、チームを組んで復讐を果たす  作者: 花奈冠椛
呪い使いシャール&アルファ編
42/61

第四十一話 必ずこの手で。

翌朝、


「あれ?ヤミは?」

僕はヤミがベッドに居ないことに気づく。


「ガルシアさん、ヤミがいません」

僕はガルシアさんを起こす。



「ヤミが居ないだと?うーん、は!あの時」

ガルシアさんは何かを思い出す。



「そうだ、確か俺はトイレのため夜起きてな、その時ヤミが外に居てな、誰かと話していて、それで町の外まで行かない?って言ってたような気がしていてな。

 まぁ、町の人なのかなって思ってたぜ」

ガルシアさんは昨日のことを僕に向かって言った。



誰かと?そんな夜遅くに話す人なんて居る?

 !まさか!呪い使いか!



「ガルシアさん!一旦町の外まで行きましょう。ヤミに何かあったのかもしれません」

僕はガルシアさんに向かって言う。


「まぁ、何かあったから帰ってきてないってことだもんな」

ガルシアさんはそう言い立ち上がり僕と一緒に町の外まで歩いた。




町の外まで向かう途中、ある女の人がこちらを見てたような?気がした。

 


僕たちは町の外まで行き、辺りを探してみた。

そして近くには居ないのであの、特訓場所に向かった。

すると!そこには倒れているヤミの姿が。

血が固まっている。まさか!?死んでる?ヤミが?


「おい!ヤミ!!大丈夫か!おい!おい!」

僕は泣きながらヤミの体をさする。


「アズ!やめろ、もう死んでるかも知れねぇ。この感じだと呪い使いの可能性だな」

ガルシアさんは冷たい言葉で僕に向かって言った。



「ヤミ!ヤミ!」

僕は声を投げかける。

すると、



「う、うぅ」

小さなヤミの声が聞こえた。

生きてる!ヤミは生きてる!


「ヒール!!!」

僕は魔力を使い、回復をする。


そして、


「ヤミ?」

僕は声をかける。



「アズ、あなたの声聞こえたよ。ありがとう」

ヤミは笑顔でこちらを見る。


「ヤミ!」

僕はヤミに抱きついた。

こんなにも嬉しいことは無い。

生きている、それだけで僕は嬉しいんだ。 



 

その時、


「あれ?何回復使って生き返らせてるの?私がやっと始末したのに」

女の声がして振り返ると僕の方を見ていたような人が居た。 



「何言ってるんですか?あなたがヤミをこんなことに?」

僕が怒りを抑えて女の人に向かって言った。



「そうだよ、悪い?」

女の人はニコッとした顔でこちらを見る。


悪い?だと、ゆ、許さない!絶対。



「まて、アズ」

ガルシアさんが僕を止める。

  

「お前、名は?呪い使いだろう?」 

ガルシアさんが女に向かって言った。




「はぁ、その女の子から聞いたら?まぁ、良いけど私の名前はシャール。闇の使い手よ。その女の子を、ボコボコにしたのは私だよ」

シャールはにっこりと僕たちの方を向いて言った。


こ、こいつ!笑顔を見せやがって!こ、殺してやる!この手で何度も剣を刺しまくって、息絶えるまで刺しまくってやる!



「アズ落ち着け、怒りを見に任せたらどうなるか分かるだろ」

ガルシアさんは落ちついた言葉で言った。


「!」

そうだ。怒りは我を忘れさせ、ただ操り人形のように動く。



「ありがとうございます。ヤミはガルシアさんが運んでください。

 僕があいつを一人で潰しますから」

僕は淡々とガルシアさんに言った。


「・・・、そうか。分かった、だが、むちゃだけはするなよ」

ガルシアさんはそう僕に忠告し、ヤミを抱えて町の方に走っていった。

 



「あれ?君の一人だよね?もしかして一人で私に勝つつもり?」  

シャールは僕に向かって言う。



「そうだけど、何?悪い?」

僕は静かにシャールに向かって言った。



「ふふふ、そう。君もさっきの女の子のようになるわよ。

 いいの?」

シャールは余裕そうな顔でこちらに向かって言う。


 

腹立つけど、それは後回しだ。今は、ただ勝つことのみを考えるか。

あ、敵がどう動くか考えるのも忘れないとね。

 まあ、出来たらの話だけど。





「それはあなたの方じゃないんですか?僕、これでもかなり強いと思っていますから」

僕はそうシャールに向かって言う。





「へぇ、それは楽しめそうね。お姉さんを満足させてくれないかな?あの女の子だとつまらなかったからね」 

シャールはそう僕に言った。


ヤミの事を次から次へと。


 

「いいですよ、たっぷりと「恐怖のどん底」に落としてあげますから」

僕はニコリとした顔を見せる。




「さあ、始めましょ」

シャールはいい武器を構える。

  




コメントと評価の方をお願いしたい。

ささいなことでもいいのでお願いします。


セリフですね。それではどうぞ。


「アズ、あなたの声聞こえたよ。ありがとう」

です。



これはヒールをかけてもらったヤミのセリフですね。

いやー!めっちゃいい。大事なパーティメンバーならなおさら。

 サイコー!アズ、ヤミ。

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