第三十九話 アズの隠していた力と次なる脅威
アズ側にて
「それじゃあ始めると言いたいが、アズ。君は何か隠していることがあるだろう」
ガルシアさんが僕に向かって言ってきた。
「な、何のことですか?」
僕はそう答える。
「もう、分かってるがお前。正義の力を使ってるだろう。
白いオーラはヤミは分かってないが、この力はヤミとは正反対の力なんだろう。
呪いを弾き、滅する。悪は潰すってな」
ガルシアさんはそう僕に向かって言った。
「どうして分かったんですか?」
僕はガルシアさんに向かって聞く。
「一度だけだが、その力を使っていた男が居てな。あまりまじまじと見たことは無いんだが、その力は強く、悪に対してそして闇や呪いに対しても強い。
だが、完璧に使うにはかなり時間がかかる。
それに、この力は魔力も消費する。体に負担がかかる。
自分を死に追い込むみたいにな。だから、その白いオーラを完璧にするんだ」
ガルシアさんは長々と話した。
「でも、僕には。ヤミのように強くもないし」
僕は弱音を吐く。
「お前も男だろ。それにもし、ヤミに何かあったとき、お前はヤミを守れるか?」
ガルシアさんが聞いてきた。
「そ、それは。でも!ヤミの盾くらいには」
僕はガルシアさんに向かって言った。
「そんなのな!ヤミが悲しむだろ!」
ガルシアさんが強い口調で言った。
「!」
そうだ。ヤミは僕と一緒だから楽しいんだ。
僕が居なくなったら、どうしてるのかな?
「僕、やります」
僕は自分の剣を抜き構える。
「…そうか。なら始めよう」
ガルシアさんも剣を構える。
「はああ!!」
僕は白いオーラを出す。
そう、これを完璧にするんだ。
「さあ、こい!」
ガルシアさんが言った。
「ライトスラッシュ!」
僕はガルシアさんに向かって斬りかかる!
カン!剣同士がぶつかる。
「あまい。スラッシュ!」
ガルシアさんは僕の剣ごと吹き飛ばした。
「くっ!はぁ・はぁ」
魔力も消費する、このオーラ。
くっ!
僕は立ち上がり、
「もう一つ試したいことがあるんです」
僕はそう言い、空間から、アイテムボックスを取り出し、剣を持つ。
「二刀流か。アズ、剣一つで苦戦してるのに二本は厳しいぞ」
ガルシアさんが言った。
「見せてあげます。魔力も体力も少ないので僕の二刀流の戦いを!」
僕はガルシアさんに向かって走る。
「やああ!!」
僕は1つ目の剣で斬りつける!
しかし、ガルシアさんは剣で防ぐ。
「それなら!はああ!!」
僕はもう1つの剣で斬りつける。
「くっ!」
ガルシアさんは僕から距離を取る。
「やるな、だが!神速!」
ガルシアさんが僕に斬りかかる!
カン!
剣で防いだが、片手で剣を持つため力があまり入らず飛ばされる。
「くっ!」
「二刀流はまだまだ先だな」
ガルシアさんはそう言った。
ひひ。
僕は笑う。
「油断大敵って言う言葉があるんですよね。
はああ!!」
なんと吹き飛ばされた剣が僕の手に戻る。
「何!一体何だそれは!」
ガルシアさんは驚き、スキが出来る。
「今だ、2連撃エッジスラッシュ!!」
僕はガルシアさんに攻撃をした。
そしてついに僕の攻撃がガルシアに当たる。
「やった!」
僕は喜ぶ。遂に遂に僕もガルシアに攻撃が通用した。
「まて、アズ。これは二刀流だから出来たことだ。
一本の剣で攻撃を当てないと意味がない。
それに、まだ二刀流はあまりにも使いにくそうに見える」
ガルシアさんはそう僕に向かって言った。
「・・・」
僕は悲しい顔になる。
「だが、二刀流だが当てたことは褒めてやる。
流石だな。
あとは一本の剣で極めるのとそのオーラだな」
ガルシアさんは僕に向かって言う。
僕は自分自身を見るといつの間にかオーラが消えている。
どうやら魔力切れのようだ。
「はい。がんばります。一本も二刀流もそしてこの正義の力も」
僕はガルシアさんに笑顔で言った。
「ああ。期待している」
ガルシアさんは僕に向かって笑顔で言ってくれた。
そうして僕たちは町へ戻るのだった。
その二人の様子を見るものが。
「あれが呪い使いヤミの連れ、アズとガルシアね。
子供とおっさんなら余裕ね。
それと確か、ヤミって言う女の子も居たわね。
始末しなきゃ。親の罪は子の罪ってね」
一人の女が静かにつぶやく。
コメントと評価お願いしやす!
それでは、セリフをお願いしやす!
「僕、やります」
です。
セリフは短いですが、アズが覚悟を決めてガルシアさんと特訓するところです。
何だか、こっちまで頑張れって思っちゃいます。
さてと、はぁ〜。退屈とはめんどいものだな。




