第三話 アズの秘密
眠りにつく私、今日は色々あった日だ。
学校の授業はあんまり面白くないけど、お昼の給食は美味しいから、それが楽しみ。
少し、目が覚めて横を見るとアズが居ない。
まだ起きているのかな?
「アズ、まだ寝てないの?」
私はそう思い、階段から少し顔を出し下を見てみる。
「うーん、これはこれで、これはうーん、分かんないなぁ」
アズはなにやら紙を見て考えている。
「アズ、何してるの?」
私は声をかける。
アズは一瞬ビクッとしてこちらを見る。
「あ、ヤミ起きたんだね。僕もそろそろ寝るから、ベッドに居なよ」
アズは私に向かって言う。
アズは持っている紙を後ろに隠す。
「それ何?何の紙?」
私はアズに聞く。
「いや、気にしなくていいよ。関係ない紙だから」
アズはそう言う。
アズの額には汗が出ている。
何か隠している、もしかして、何か悪いこと?
私は階段を降りて、アズの前に来る。
「ねぇ、見せて」
アズはため息をはき、
「まぁいいよ。これだよ」
アズは私に紙を渡す。
それは今日宿題だったプリントだった。
私は渡されたあと休み時間にちゃちゃっと終わらせたやつだ。
「これ、今日の宿題じゃん。もしかして、分からなくて夜まで頑張ってたの?」
私はアズが思っていることをなんとなく言う。
アズは椅子に座り、
「そうだ。僕はあまり勉強が得意じゃない。
だから、いつも夜遅くまで宿題をしてる。
お陰で、いつも寝不足だけど」
アズはため息をはき、私に言う。
「隠す必要ないよね。何で隠すの?」
私は更に聞く。
アズは私の顔を見て、
「恥ずかしいじゃん。
こんな宿題ができないんだって、ヤミに笑われたくないんだよ」
アズはそう答える。
私はアズをぎゅっと抱きしめ、
「私は笑わないよ。アズがここまで一人で頑張ってるんだよね。
偉いよ、アズ。
私なんて、すぐに終わらせたから他のみんなから答え見たでしょって言われるもん。
一緒にやろう」
私はアズから離れ椅子に座る。
アズは頷き、一緒に問題を解いた。
分からないところは私が教えてアドバイスもした。
アズは私の一度分かるとすいすい解いていく。
そして、夜明け前
「ふわぁ~、終わった。って、もう朝じゃん!」
アズは窓を見ながら言う。
「私、少し眠い・・・」
私は夜更かしをあまりしないので眠たくてしょうがなかった。
「今日も学校だけどどうしよう。眠い、くそ眠いー!!!」
アズは窓を見つめながら言っている。
今日も学校、眠いよ、いや、ちょっと待って今日の給食って!
私はぱちんと目を開けて、
「アズ、今日の給食は私の好きなパンだよ。
絶対行こう!」
私は眠さをパンで忘れさせようとする。
「え~、ヤミは本当に好きだよな。
まぁ、休み時間にでも寝ればいいか」
アズはそう言い朝御飯を作る準備を始める。
私は窓を開けて深呼吸する。
家の中に入ってくる新鮮な風、少し肌寒い風だが私たちにはちょうどいいのかも知れない。
朝、
私はアズが作ってくれた朝御飯を食べて、学校に行く準備をする。
制服よし、鞄よし。オッケー。
「準備できた~?」
アズが下から聞いてきた。
「うん。今行く~」
私はそう言い下に降りる。
私たちは靴を履き、家を出る。
太陽の光がが私たちの体を暖める。
今日は何て良い日なんだろう。
睡眠不足を除いてだけど。
学校内
「おはよー」
ダースくんが私たちには声をかける。
「おはよダースくん。宿題した?」
私はダースくんに聞いてみる。
「うん?終わってるよ、それより二人とも眠そうだね」
ダースくんが私たちの顔を見て言った。
「いや~夜寝られなくてね。ちょっと寝不足なんだよ」
私はそうダースくんに言う。
横でアズがうんと頷いている。
「へぇー、てっきりアズが宿題をヤミと一緒にやってるのかと思ったよ」
ダースくんは私たちにはそう言う。
「え?何で」
アズは驚く。
「え?理由?だってアズいつも寝てるじゃん。先生に起こされてるでしょ。
だから、かな?」
ダースくんはそう言う。
「なーんだ。もう、ほら行こうぜ」
アズは私とダースくんの手をつかみ教室まで行った。
「勘が鋭いなダースくんは」
私はそう呟く。
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あと見てくれている人はありがとうございます。
スマホゲームに集中してて投稿遅くなりました。
す、すみません。




