第三十七話 特訓
私達は部屋で一泊して翌朝を迎えた。
私は心を落ち着かせ、窓から外を見る。
朝日が登っていき、私の体を温める。
それは、体のしんまで。
「おはようヤミ、いつも早いな」
アズが目を覚まし私に向かって言ってきた。
「うん。いつまでもくよくよしないから」
私は窓の外を見つめながら言った。
すると、アズが私の背後から優しく抱きしめる。
「え?アズ?!」
私は驚く。
「辛いことがあっても一人で抱え込まないでくれよ」
アズは静かに言った。
「うん」
私はアズの手をそっと触れたのだった。
そして時間は過ぎていき、
「よし、準備は出来たか?」
ガルシアさんが私達に向かって言う。
「はい、でもこれからどうするんですか?」
私はガルシアさんに向かって言った。
「まぁ、町の外で技のみがきでもするか。
強くならなきゃだめだろ?」
ガルシアさんは私達に言った。
まぁ、強くなることは大事だよね。
「さぁ、行こうぜ」
ガルシアさんは部屋から出たので私達も後をついて行くことに。
そして、宿屋のおばさんにもう一泊すると伝え、町の外へ向かった。
町は朝から人が何人も居た。
朝の支度をする人や散歩をする人が歩いている。
それに、視線を感じることは無くなった。
ユーキさんありがとう。
私達は町中を抜けて町の外に出た。
そして辺りを見渡し広い場所を探す。
すると近くに広い場所を見つけた。
私達はそこまで行き、武器を取り出す。
「さてと、今はどんな感じだ?」
ガルシアさんが突然聞いてきた。
どんな感じって?どういうこと?
まぁ、なんとなく思っていることを言った方がいいよね。
「少し風が吹いているので心地いい感じです」
私は思っていることをガルシアさんに言った。
「そうか。それはよかった、それじゃあ始めよう」
ガルシアさんは武器を抜き取り構える。
「え?どっちから?」
私はきょろきょろとする。
「僕からやるからヤミは見てて」
アズはそう言い武器を取り出す。
私は二人から距離を取り見つめる。
「アズからか。いいだろう、きたまえ」
ガルシアさんはアズに向かって言った。
「では、はああ!!!」
アズは白いオーラを出す。
「ほほーん、これは俺も気を抜けないな。
神速!!」
ガルシアさんはすごい速さでアズに近づき斬りつける。
くっ!速い、目で追えなかった。
なら、こっちだって!
「神速!!」
アズも同じようにガルシアさんに斬りつけようとするが、
ガルシアさんは難なくと避ける。
まさか、僕の神速を目で追えるのか?
強い、ひたすらに強い。
でも、
「クイック2連撃!!」
アズは新たな技でガルシアさんに攻撃をした。
「へへ、当てたな。しかも2連撃か、1つ目が失敗してももう一回があるってわけだな。
よしよし、俺も出来るがな。
それに、俺のは」
ガルシアさんは息をととのえ
「5連撃スラッシュ」
ガルシアさんはそう言い斬撃を飛ばす。
それも速く、これは!
「うわあ~!!!」
アズは一つだけ避けられずに直撃し体勢を崩す。
なんだよあれ、あんなの避けられたのが奇跡だ、でも、一発の威力がこれほどとは。
「はぁ・はぁ・はぁ」
アズは息を切らす。
私も見たけど、あんな斬撃私も避けきれるわけない。
「あれ、これくらいでへこたれるのか?お前の強さはそんなものなのか?」
ガルシアさんは敵のような口調でアズに向かって言っている。
「ま、まだ。まだやられてない」
アズは体勢を整えて、剣を構える。
「そうこなくっちゃ、だが手加減はしない!5連撃スラッシュ!」
ガルシアさんはまたあの技を使う。
あれはさっきの!アズ!
私はアズの方を見る。
「またあの技か、最初より動けない。これしか、カウンタ」
アズはそう言った瞬間、
アズはガルシアの方に!
「くっ!」
しかし、ガルシアさんはアズの剣を止めている。
「やるな、カウンタと来たか。動けないからカウンタで反撃を狙ったと言うわけか。
考えは合格、だが反応は不合格!!」
ガルシアさんは力を使いアズを吹き飛ばす。
「うわあー!!!!」
アズは思いっきり吹き飛ばされ地面に倒れる。
「アズー!」
私は勢いよくアズのもとに駆け寄った。
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いつも見ていただきありがとうございます。
それではよかったセリフお願いしますね。
「ま、まだ。まだやられてない」
です。
これはアズが言ったセリフですね。
ガルシアさんの攻撃を避けきれず受けてしまったアズ。
しかし、アズは立ち上がります。強くなるために。
前に向かって。




