第三十三話 冒険者ランクAの力
突然現れた女性ユーキさん。
私達を回復させてどうやらモリンと戦うみたい。
「あの人大丈夫なのかな?」
私は不安を積もらせながら、木の陰からユーキさんを見つめる。
「さぁ、私からやるわね。クイックアロー!!」
ユーキさんは走りながら素早く矢を放つ。
「よっと!おっと!」
しかし、モリンはなんともないような感じだ。
「くっ!避けられるわよね。なら、追尾アロー」
ユーキさんは矢を変えてモリンに放つ。
「またか」
モリンは余裕そうに避けよたが。
「!」
矢がモリンめがけてついてくる。
「はあ!!」
モリンは矢を剣で斬る。
「スキあり!三段アロー」
ユーキさんは続けて矢を3回放つ。
「くっ!」
遂にモリンの体に矢が命中する。
「しめた、やれるわクイックアロー」
ユーキさんがトドメを刺そうとしたとき、
「無駄だよ」
モリンがそう言った。
「え?」
ユーキさんは矢を撃つのをやめる。
「どういう意味かしら?」
ユーキさんが警戒しながら、モリンに聞く。
「僕はこの森の力ダークフォレストの力を手に入れたんだ。
今から見せるよ。あと、無駄って言ったのは仕留めたところで直ぐに再生できるからってことだよ」
そして、モリンは剣に力を込め始める。
すると、モリンの持っている剣が黒い闇のような剣となり。
「ダークロック」
そう言って剣を地面に突き刺す。
「わけわからないことやってるんじゃ!は!」
ユーキさんは自分の足元から、触手が現れ拘束される。
「くっ!なにこれ?!は、離れなさい!」
ユーキさんはもがくが触手の拘束はなかなか外れない。
しかもがっちりとくっついている。
「分かったでしょ。僕に勝とうなんて無理だって」
モリンが拘束されるユーキさんを見つめている。
「こんなことして、どうなるか分かっているの!」
ユーキさんがモリンに向かって強い口調で言う。
「どうなるんですか?」
モリンはユーキさんをバカにするような口調で言っている。
「こんな触手くらい!ふーん!」
ユーキさんは力いっぱい込めて触手から出ようと試みるが全く動けない。
それに何だか動きが鈍くなっているような?
「二人共ここに居てね。私、頑張ってみる。ショートバリア」
私は立ち上がり二人共を小さなバリアで覆わせモリンの方を見る。
モリンとユーキさんは何やらしている。
「もしかしてユーキさんを仕留める気なんじゃないのかな?急がないと」
私はユーキさんの元へ走る。
「そろそろ、苦しくなってきたんじゃない?」
モリンは余裕の表情。
「くっ!この拘束さえどうにかできたら。
はぁ、はぁ。力が抜けていく」
ユーキさんがどんどん弱まっていく。
「冒険者ランクAですらこの程度なのか。つまんないね、ユーキ。
女の子だからお腹から破ってあげるよ。
ふふふ。苦しむ声が聞きたいな」
モリンはじわじわと剣を構えユーキの元に歩み寄る。
「やめて!お願い。来ないで!いや、いや!」
ユーキはジタバタと暴れる。
「あれれ?いい大人がジタバタして逃げようとしてるの?
でも、拘束されて逃げられないね。ひひ。あははははは。
こんなにもアホらしい冒険者は初めてだよ。
それもランクAの分際で。
まぁ、面白かったしそろそろ殺るね。
それじゃあ、バイバーイ」
モリンはユーキに向かって剣を振り下ろそうとしたとき!
「新・神速!!」
私がユーキの前に一瞬で移動し、モリンの振り下ろす剣を弾き飛ばす。
「おっととと!よっと!」
モリンは少しだけ私から距離を取る。
「いや〜びっくりしたよ。まさか、君が僕の剣を弾き飛ばすほどの力を持っているなんてね、
でもさ、勝ち目あるから来たの?
また、やられに来たとかじゃないよね?」
モリンは余裕の顔を見せている。
こいつは生かす訳には行かないかも。確実にここで倒さないと。
「やられに来たわけじゃないわ。あなたを倒すために来たの。
もう、私は覚悟は決めたよ。
罪とか、責任とかは後でいい。
今はあなたの息の根を止めることしか考えないから」
私はモリンに向かって言った。
するとモリンはクスッと笑い、
「息の根を止める?バカなの?僕にやられてるようなやつが僕を倒す?無理な話だよ。
それとも、まだ力とか隠してるのかな?」
モリンは私に向かって言った。
無理かどうかはあなたが決めることじゃない。
「それは戦ってみれば分かるんじゃないかな?」
私はにっこりとした笑顔を見せる。
「ふふふ、あははは。じゃあ始めようか。本当に強いのはどちらかってね」
モリンは剣を拾い構える。
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あと、見てくれている人はありがとうございます。
それではセリフをお願いします。
「もう覚悟は決めたよ。罪とか責任とかは後でいい。
今はあなたの息の根を止めることしか考えないから」
です。
遂に覚悟を決めたヤミ。
モリンに向かって言ったセリフはなかなか良き。
二人の事を考えれば、なんだってできるのでしょうか?




