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のろい使いのヤミちゃん、チームを組んで復讐を果たす  作者: 花奈冠椛
新たなる町と呪い使いモリン編
32/61

第三十一話 次なる呪い使い、その名はモリン

森の中を進む私達。


草木が生い茂り、見通しは最悪。

 

「ねぇ、この森はどうして闇の森って名前なんだろうね。

 見た感じ他の森とは変わらないと思うけど」

私は辺りを見渡しながら、気をつけて歩く。



「うーん、何か闇が溢れているとかかな?それか、闇の魔物が居るから闇の森とかかな?」

アズはそう私に言った。


それだったら、闇の魔物が町に居たら闇の町になるってこと? 

 ありえないでしょう。



すると、ガルシアさんが口を開け、


「ダークフォレスト」

ガルシアさんはそう一言、言った。



「え?ダークフォレスト?」

私はガルシアさんが言ったことが気になる。

ダークフォレスト、闇の森。

も、もしかしてこの森自体が魔物とか?




「どうしたヤミ?ガルシアさん。早く進もうぜ」

アズは聞いてないみたい。



「うん。行こう」

私はアズとガルシアさんにいい足を進めた。



私は不安を残したまま進んでいくと森が開けている場所に着いた。 


上から太陽の光が差し込み何だか神秘的。



「ここで休憩する?」

アズが立ち止まり聞いてきた。


「そうだね。少し早い気もするけど」

私はアズの意見に賛成する。



「ちょいとふたりとも待て。

そこにいるやつ誰だ」

ガルシアさんが剣を構え警戒している。


「え?どうしたんですか?」

私達もガルシアさんの方を見る。



すると木の後ろから一人の男の子が。

背からしてアズと同じくらいの子だろう。

髪は鮮やかな緑のショートヘア。

服装は私達と同じような学生の服装なようだ。


「こ、子供?どうしてこんな森に」

私は子供の方に歩もうとしたとき、


「まて、お前呪い使いだろ」

ガルシアさんがそう言い

私の足が止まる。



「え?」

私とアズがガルシアさんの方を見る。



「ある呪い使いと戦ったときに話していたんだ。

子供のような呪い使いが居るってな、お前モリンだろ」

ガルシアさんが言った。


すると男の子はクスッと笑い



「あれれ?よく覚えているね。

そう僕の名前はモリンだよ。

 そして僕の使い手は不安だよ」


モリンは私達にそう言った。


不安、また嫌な感じがする。ユズルと同じ感じ。

確かユズルは悲しみだっけ。  



「そうか、なら始末しないとだめだな。子供だろうと俺たちは容赦しない。そうだよなふたりとも」

ガルシアさんが私達の方を見る。      



「うん!」


「え?う、うん」


そう、私は今とまどっている。 

私はまた小さい子をこの手でやるのか。 



モリンはニヤッとして、 


「あ、そうそう戦う前に君たちの誰が倒したか分からないけど、ユズルって言う名前の呪い使いが居たんだよね」

モリンはユズルの名を言う。


「!」



「そのユズルって子は弟が居たらしんだよね。

その弟を養うため呪い使いになったらしい。

 でも、君たちの誰かがユズルを倒したからその弟はどうなったと思う」


「ま、まさか」



「死んだそうだよ。苦しみながらね。お腹すいたって言っていたそうだって」

モリンはにっこりと言った。



「そ、それがどうした!ユズルってやつはヤミを殺そうとしてきた。

 ユズルが悪い。普通の仕事についていれば助かったかもしれないだろ。 

 なぁ、ヤミ」

アズは私の方を見る。

 


「わ、私はユズルを、それに弟までも。

あ、ああ私のせいで」 

私は震えて体が動けない。

不安が本当になったんだ。



「アズ、ヤミを連れて後ろに下がれ。

俺がやつをやる」

ガルシアがアズと私の前に立つ。 



「え、でもガルシアさん一人では」

アズはガルシアさんの方を見る。



「いいや、俺だけでいい。それに動けないやつがいれば負けるかもしれないだろ。 

 さあ、下がれ」

ガルシアさんがアズと私に言う。



「は、はい」

アズは震える私を連れて下がる。



「俺だけでいいってカッコつけ?それとも強がり?」 

モリンがガルシアに向かって言った。



ガルシアはモリンにニヤッとして

「悪いな。俺はそこに居る二人とは違うぞ。

 まぁ呪い使いだから覚悟くらいは出来てるんだろうな」

ガルシアさんは剣をモリンに向ける。


「へぇ、そこのおじさん言うじゃん。

なら、楽しめるかどうか試してあげるよ。

 つまらなかったら直ぐに殺すから」

モリンは手を平を開ける。すると、木からすーと剣が現れ、モリンの手に。



「私は、私はこれからどうしたら。うぅ!!」

私は不安になり怖くなり自分がしてきたことを後悔し始める。


「ヤミ!落ち着け!ヤミ」

アズが私を落ち着かせようとしている。



「さぁ、始めよう」

モリンは剣をガルシアに向ける。




コメントと評価をお願いします。

あと、いつも見てくれている人はありがとうございます。

 みなさんが評価やコメントでもしてくれると励みになります。


それでは今回のセリフをお願いしますね〜。

ねぇーちゃんほわほわしすぎ。


「いいや、俺だけでいい。それに動けないやつがいれば負けるもしれないだろ。

 さぁ、下がれ」

です〜。


これはガルシアさんがヤミちゃんと弟に言ったセリフだよね。

ねぇ、ヤミちゃんちゃんと立ち直れるのかな?

 それは次の話で分かるのかな?


まぁ、お楽しみにだね。

 それじゃあ。まったね〜。


こら、ねぇーちゃん待ってよ〜。


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