第二十七話 ポイント
「ありがとだけど、どうして一緒に戦ってくれなかったの?」
私は飛ばされたザンギャクの方を見ながらアズに言った。
「悪い、ビビってた。
でも、ヤミが危ない!助けないとって思ったら体が動いたんだよ」
アズはそう答える。
「アズ、少しだけザンギャクと戦える?」
私はアズに言う。
「うん、でも何で?」
アズが聞く。
「一発で仕留めたくなったからかな?お願い」
私はアズの方を向き頭を下げる。
その時、
「なんだ?ふざけたマネはー!」
ザンギャクが剣を持ち私の方に斬りかかってきた。
カン!
アズが私の前にたち剣を防ぐ。
「良いけど、あまり時間をかけないでね?僕もそこまで力があるってわけじゃないから」
アズはそう言い
「ストーム!」
風魔法を使い、ザンギャクを後ろに吹き飛ばす。
「やるぜ!」
アズはザンギャクに突っ込む。
ヤミ側
アズがザンギャクと時間を稼いでくれている。
私はこの技を成功させないと。
「はああ!!」
私は呪いの力を解放する。
しかし、直ぐに力が落ちていく。
呪いの力が弱まっている?
これじゃあ、ザンギャクを一発では倒せない。
すると、アンナちゃんがすっと私の横に降りてくる。
え?アンナちゃん空中浮かべるの?
「落ち着いてっす、それにヤミちゃんは呪いの力が弱まったわけじゃないっすよ。
その呪いの力がヤミちゃんについてこられてないっす。
呪いの力をポイントで上げてないっすか?」
アンナちゃんはそう答える。
え?ポイント?な、なんのこと?
私はよくわからない顔をアンナちゃんに見せる。
「え?もしかして知らなかったっすか?
仕方ないっすね、じゃあまずはステータスオープンって言ってみてくださいっす」
アンナちゃんはそう私に向かって言った。
「分かった、ステータスオープン!」
私はそう言うと、私の目の前になんかよくわからないパネルが出てきた。
そこには私の名前、持っている武器、呪いの種類にそしてアンナちゃんが言っていたポイントが。
その時!
「ぐあー!!」
アズが吹き飛ばされてきた。
「アズ!」
私はアズの方を見る。
「おい、つまらんガキでは俺様は止められはしない。
早く来いよ、クソガキ女が」
ザンギャクは余裕そうな顔で私の方を見つめている。
「くっ!」
私は戦おうとしたとき
「待ってっす!ガルシア時間稼ぎ出来るっすか?」
アンナちゃんはガルシアの方を見る。
「出来るが何分だ?」
ガルシアは退屈そうな顔でアンナちゃんを見つめている。
「十分くらいっす。よろしくっす」
アンナちゃんはそういい私の方に振り返る。
その直後すごい風が吹き抜け私は振り返るとザンギャクが吹き飛ばされていた。
何が起きたの?
「退屈だな?おい、ザンギャクって言ったな?時間稼ぎさせてもらうぜ。
俺がお前の首を斬り落としたかったが、それはヤミに任せている。
覚悟はいいな?」
ガルシアさんはザンギャクよりも余裕そう。
この人どこまで強いのかな?
そして近くに倒れているアズを立ち上がらせるガルシアさん。
「大丈夫か?俺が時間稼ぎするがお前はどうする?
逃げるか?それとも逃げないか?」
ガルシアさんはアズに向かって聞いている。
アズならこう答えるだろう。
「逃げないって」
私はアンナちゃんの方を向く。
「心配しなくても大丈夫っす。アズくんはそう簡単にはやられないっすから」
アンナちゃんも余裕の顔。
あれ?これって私達が弱くてガルシアさんとアンナちゃんが強すぎるのかな?
「さてと、続きっす。
まずはステータスオープンして、ポイントを押してくださいっす」
アンナちゃんは私にそう言う。
私は言われた通りしてみる。
そしてポイントの所を押すと次のパネルが現れ、
何か文字が出ている。
そこには新・神速も出ている。
「これは?」
私はアンナちゃんに聞いてみる。
「これは技や呪いの力を強める為のパネルっす。
新しい技も覚えるならここっすね。
えーと、ポイントは〜。・・・!!!」
アンナちゃんがビックした顔をしている。
「ど、どうしたんですか?な、何かあったんですか?」
私は不安そうにアンナちゃんに聞く。
「一万も貯めてたの?す、凄すぎるっす、いや使わなかったらこれくらいは貯まるっすよね。
あははっす。こほん!
まずは呪いの力の所をポチっと押して見てくださいっす」
私はそのパネルを押してみる。
すると、呪いの力レベル1と出ている。
その横にはレベルアップと出ているボタンが。
「ここ、押してみてくださいっす」
アンナちゃんはレベルアップの所を指差す。
「う、うん」
私はそろりとボタンに手を触れ押してみる。
すると、ピコンと音がして
画面を見るとレベル2と出ている。
こ、これって!
「驚いてるっすね。
これで呪いの力を上げれるっす。レベル2なので1よりも体になじみ、力があふれるっすよ。
試してみては?」
アンナちゃんは私の方を見る。
私はうん。と頭を下げて、呪いの力を解放する。
「はああ!」
すると、私でも分かる。前よりも強くなっている。
それに力も落ちない。
「分かったっすか?これがポイントの効果っす。
でも、ザンギャクを一撃で倒すなら呪いの力レベルを5くらいにはあげないと無理っすね」
アンナちゃんはそう言った。
「うん。試してみる。それに新しい技も習得したいしね」
私は笑顔を見せてパネル操作をする。
そしてポイントを使い呪いの力レベルを5まであげる。
そして、新たな技を3つほど解放した。
「さてと、時間稼ぎはこれくらいにして、ヤミちゃんやれるっすか?」
アンナちゃんは私に聞いてきた。
「うん。私の力を試す!」
私はそう言う。
すると、アンナちゃんはパンと手を合わせる。
すると、ガルシアさんがアズを連れて飛んできた。
「お疲れ様っす。もう終わりっすよ。アズは私が店に連れて行くっすからヤミちゃんの事お願いっす」
アンナちゃんはガルシアさんからアズを受け取り店の方に向かった。
「さてと、見せてもらおうかな」
ガルシアさんは私の後ろに下がった。
「はい」
私は元気よく返事をする。
大変おまたせしました。
いつも見てくれてありがとうございます。
最近スマホゲームに没頭してて忘れちゃっていたんです。
すみません。
えっと、
それでは今回のセリフは
「出来るが何分だ?」
です。
ガルシアさんがアンナちゃんに言ったセリフですね。
余裕の表情。これは中々の強さですね。




