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のろい使いのヤミちゃん、チームを組んで復讐を果たす  作者: 花奈冠椛
新たなる出合い編
21/61

第二十話 呪いの力

ヤミ側


アズは私の武器を取りに学校へ向かった。

私は武器を持っていないからお姉さんとお留守番。

アズが帰ってくる前に店の中の整理を。


「お姉さん、これはどこに置いたらいいですか?」

私は足の折れた椅子を持ち見せる。



「あ~、それはねここに置いといて」

お姉さんは、店の隅を指差す。


「はい」

私はそう言い持っていく。 

店の中は椅子や机が何個か使い物にならないことになっている。

 店の中に入ってきたってこと?



「お姉さんは倒れたんだよねここで、でも椅子とか机が折れるって事は誰かが入ってきたってこと?」

私はお姉さんに向かって言う。



「そうよね、何者なのかしら。

見た感じ何かを盗まれたような後は無さそうだし、

むしゃくしゃしていたのかしら?」

お姉さんはそう私に言った。




その時、

ぐきゃあごあー!!!


魔物のような声が外から聞こえた。



「何?!」

私は音を立てずにこっそり窓から覗く。


「!」

なんと外には魔物がうじゃうじゃと居る。

五匹とかそういうレベルじゃない。




「ど、どうしよう」

私はお姉さんの方を見る。


お姉さんは、ただタジタジしていて戦うなんて事は無理な話だ。


「気づかれたら終わり、どうか気づかれませんように」

私はそう小声で言いながら願う。


しかし、相手は魔物。人間が居そうな場所は分かっている。


「きゃあー!!!」

外から悲鳴が聞こえた。

どうやら家の中に隠れていた人が襲われたようだ。 


「はぁ、はぁ、はぁ」

私の息はどんどん荒くなっていく。


お姉さんの方を見るとへニャリとしゃがんでいて怯えている。


そして、


ドンドン!


扉を叩く音が聞こえた。


「や、やばい!お姉さんを運ばないと!」

私はお姉さんの方に走り、目一杯の力でお姉さんを奥の部屋に連れて行った。



「これでお姉さんが襲われるのは私がやられるかだけ、ここで食い止めないと!」

私は呪いの力を解放する。

今はこれしかない!でも、やりすぎは体に負担になる。





そして、ドガーン!!!

扉が壊され魔物が入ってきた。

そして私の方を見てニヤリとしている。



「私が殺らないと!はぁはぁ、倒さなくちゃ!」

私の鼓動が速くなる。

絶対にやられない!油断もスキもなく全力で行く!



「呪たちよ!あの魔物たちに死を!!」

私は魔物に向かってそう言う。


すると、魔物が苦しそうにもだえ始めた!

よし!効いてる!

このまま呪い殺してやれば魔物は、あははは!!!


私は呪いの力を強め魔物を殺す。

私の前でなにもできずに苦しんでいく。

なんて最高な気分!これが呪い、あはははは。


そして、呪いの圧倒的な力で私はおかしくなりそうになった。

でも、何故か狂いはしなかった。

 



そして、家に入ってきた魔物はすべて呪い殺した。


「扉の所に何かバリアを張らないと。

う~んと呪いフィールド!てきな?」

私はそういったその瞬間扉があった場所に壁が張られる。


な、何!何が起きたの?


私は理解が出来ない。だって子供だもん。


私は壁近づきに触れてみる。

触ると感触がある、壁のように硬いのかと思いきや少しやわらかく何故か安心する。





「はぁ〜、ひとまずはこれで安心かな?」

私は一呼吸してお姉さんの元に。

お姉さんは布団の中でぶるぶると震えていた。


「魔物は倒しましたよ。壁も張ったので大丈夫です」

私はお姉さんに笑顔で言う。


「ほ、ほんと?」

お姉さんが聞く。


「うん」 

私は静かにうなづき、部屋から出る。




「くっ!」

私の体に呪いの力が溢れる。

何?呪いの力が抑えきれない。

はぁ、はぁ。私は息を荒らげながら近くの水を飲む。


「はぁ、はぁ」

なんとか落ち着いたみたい。

使いすぎて暴走でもしたのかな?

そんなの聞いたことないけど。







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