第十三話 女の力
私達は依頼を達成した。報酬はお姉さんがギルドと連携してくれたのである程度もらえる。
「これ美味しー」
お姉さんはいつも通りお菓子を食べている。
「ねぇちゃんお菓子食べると太るぞ。まぁこの子はいいけど」
アズはお姉さんに注意する。
当然だろう、お菓子食べすぎると太るもんね。
「ねぇねぇ、次の依頼やってもいい?」
私は二人に向かって言う。
「良いけど、ヤミ分かってるのか。お前の目的は」
アズが私に聞いてくる。
「分かってる。兄と父」
私はそう言い依頼箱から依頼の紙を取る。
「開けるね」
私は手紙を開け見てみる。
紙にはこう書かれていた。
「私の名はモン。ガオの町の衛兵だ。
実は魔物がよく現れて退治しているだが、ココ最近強い魔物がよく現れて困っているんだ。
手伝ってくれないか?」
と書かれている。
「手伝いだって」
私が二人に向かって言う。
「手伝い?毎日じゃない?」
アズが私に聞いてきた。
「うーん、書いてはないけど一回行ってみよう。今回は黒フードは無しだからね」
私はアズに向かって言う。
「はいはい」
アズは適当な返事をする。
はぁ、アズまた適当な返事。
「私はこの子とここに残るわ。二人とも気をつけてね」
お姉さんは私達二人に向っていった。
お留守番頼んだよ。
私達は外に出て門番が居る場所に向かう。
場所は多分この町の入り口だろう。
私とアズは走ってその場所に向かった。
そして、その場所に着くと私とアズは絶望した。
魔物が人を殺っている。エグイ、血が飛び散っている。
うん?あれは?
魔物の中を一人の男が戦っている。
あの人がモンさんか?
私達も加勢する。
私はアズの顔を見て頷く。
アズも同じように頷く。考えていることは同じなようだ。
「呪いの力よ私に宿れ。はああ!!!」
私は呪いの力を解放する。
「僕が援護する。行けヤミ!」
アズは私に向かって言う。
「うん!行くよ!」
私は自分の力を使い飛び上がる。
「これでも喰らえ!ダークスラッシュ!!」
短剣を魔物に向ける。
「はああ!!!」
私は魔物に向かって突っ込む!!
「ぐおーー!!!」
魔物のてっぺんに刺さる!
魔物は痛みで暴れる。
「くっ!いやー!」
いくら呪いの力を解放しても力は子供だ。
魔物に振り払われる。
「くっ!」
私は体制を整え、魔物を見る。
「は!」
魔物の手が目の前に!
こいついつの間に!
「はああ!!!」
ドカーン!!!
爆発音が聞こえ私は目を開く。
アズだ。アズがやってくれた!
「言っただろ、援護するって!さあ!戦闘再開だ」
アズは余裕の表情。
「私も負けてられない。行くよ呪い全開!!!」
私から凄いオーラが溢れ出す。
「ヤミお前」
アズは驚き、口が開きっぱなし。
「私達の町は誰にも壊させはしない!女の一撃!!」
私は魔物に向かって思いっきり顔面を殴った。
ぐおーー!!!
魔物は声を上げ吹き飛ばされる。
「はぁはぁ」
私は息を整える。
呪いの力が体の中に戻っていく。
「君たちは一体?」
衛兵が声をかける。
「私達は呪い専門店のものです。もしかしてあなたがモンさん?」
私は衛兵に向かって言う。
「そうか、君たちが呪い専門店の人たちか。なかなか凄いものを見せてもらったよ」
衛兵さんが私達を褒める。
「いやーそれほどでも」
アズは嬉しそうに照れている。
「魔物が強くなっているって本当ですか?」
私は手紙の事を聞く。
「ああ、最近強くなっていって今はこの通りさ。犠牲が出てね。
どうにかしてほしくてな。
出来ないだろうか?」
モンさんはそう私達に言った。
毎日これなの?それは無いよね。
「どうにかって言っても、魔物が強くなるのは普通なのでは?」
アズがモンさんに向かって言った。
「この町の人たちは戦ってくれなくてな、私では倒しきれなくて、魔物が強くなるのは普通にだが仲間が居なくては対処出来ん」
モンさんはそう私達に言う。
ギルドの人員募集は知っているのかな?
「あの、ギルドって知ってますよね」
私は唐突にモンさんに聞いた。
「ああ、知っている。それが?」
モンさんは知っているようだ。
「ギルドで人員を募集出来るんですよ。
知ってました?」
私はモンさんに向かって言った。
「へぇ~っ知らなかったよ。仕事の合間にでも行ってみる。
ありがとな勇敢な子どもたち」
モンさんは私達に手を振り仕事場に戻っていった。
「なんだかいい事しちゃったね」
私は笑顔をアズに見せる。
「ヤミが無事ならそれでいい」
アズはそう言い私の手を繋ぐ。
「帰ろう店に」
私はアズの顔をじ~と見る。
「そんなに見るなよ」
アズは頬を赤らめる。
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