#1 女神エリスタシアとの出会い
初めての投稿です。
「ここがこれから生きていく世界か」
僕は町を見下ろす事の出来る丘の上で期待に胸をふくらませそう呟いた。
僕がなぜこんなところにいるのかというと…
三時間前
「申し訳ありませんでした!」
「はい?」
僕はなぜ女の子に土下座されているのだろうか。そもそもここはどこだ。確か僕は学校帰りに本屋に寄って、そこからの帰り道で人にぶつかってトラックに轢かれそうになった女の子を突き飛ばして…もしかして僕は死んだんじゃ。
「えっと、貴女は?」
「先程、助けていただいた女神のエリスタシアと申します。柳川凌さん先程はありがとうございました」
「なぜ名前を知ってるんですか」
「女神だからです」
そうか、やっぱり僕は死んだのか。てか、女神様か。
「ここは天国ですか」
「ここは神界になります。柳川さんが轢かれてすぐにこちらに転移させました」
「轢かれた割には体が痛くないんですけど」
「頑張って治しました」
あれ、轢かれてすぐに転移して体が治ってるということは…
「もしかして僕ってまだ生きてます?」
「ごめんなさい、残念ですが即死でした」
即死か、苦しまず逝けてよかった。
「ってこのからだはなんなのさ」
「神界に魂を持ってきて柳川さんの記憶を元に私の細胞から創りました」
細胞から創るって凄いな。
「でもどうしてそこまでしてくれるんですか」
「それは、柳川さんを生きかえらすためです」
「生きかえれるんですか」
「はい、ただ地球に戻ることは出来ません。そこで別の世界に行っていただきたいのですが、よろしいですか」
「良いですよ」
「ありがとうございます。まず行っていただく世界は剣と魔法の世界です」
「ま、魔法が使えるんですか!」
「はい。簡単にいうとゲームみたいな世界です。そこで、私も一緒に行っていろいろとサポートさせて頂きます」
はい?一緒に行く?
「それでは転移!」
ちょっ、スットプスット~プ
こうして、僕の新しい人生が始まった。
読んで頂きありがとうございました。次回も頑張って書いていきます。