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とある小屋にて
処女作です。
至らない点はございますがよろしくおねがいします。
石造りの小屋の中でカーン カーンと金槌を叩く音が聞こえてくる。
「できた!」
声を出した青年の手元には先ほど造り終えた、超小型の槍を銃弾のように発射できるオリジナル武器「パイル・ブラスター」が小屋の照明に照らされ、鮮やかに輝いている。
「うーーん。疲れたーー。」
彼は伸びをしながら小屋に飾ってある1本のロングソードを見つめた。
剣の銘は「シュベルト・カリバー」
彼が初めて造った武器で、彼の思い出の物でもある。
「そういえばコイツを造った時もこんな気分だったな・・・」
彼の名は 「篠宮 一」 現世で死亡し、転生した元高校2年生である。
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