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妹は清純じゃないとダメ、だと思います。

妹がほしい。12~14歳辺りの。バストはBカップ。お互いに下ネタは言い合えるような妹がほしい。そんな趣味思考を持つ僕の文ですが温かい目で見てくれたら幸いです。

「ほら、お兄ちゃん起きて、起きてよ」

「音羽か、おはよ」

僕たち佐藤兄妹の朝はそれなりに早い。最寄り駅から電車で1時間ちょいの少しばかり遠めの私立学校に通い、尚且つ最寄り駅もそこそこ家から遠いという事情から5時半くらいには起床する。幸い夜更かしする趣味もないためそれ程苦ではない。

「お兄ちゃん、朝ご飯出来てるから早めに着替えてね」

前回の話を読んだ方にはわかりづらいがこれが発作を起こしていないときの僕の妹。朝が異様に弱い母に代わって朝ご飯の仕度は音羽がしている。容姿は、玉のように丸い瞳に整った顔立ち。長い黒髪に何故か絶対生えている8センチくらいのアホ毛。早熟な体はとても子供とは思えない。十分に可愛いの定義は満たしているだろう。うちの妹はとても優秀なのだ。変態でさえなければ。



「お兄ちゃん、私今日、ノーパンで登校したい」

音羽がそんな夜迷いごとを言い出したのは飯も食べ終え身支度も終えて家を出る直前だった。普通ならここで止めるのが兄というものだ。だが、普通でない我が家ではそれができない。

「そっか。じゃあ、俺が脱がしてやる」 

本音を言えば、僕だって止めたい。でも、こうやって日頃から性欲を適度に発散させないと発作が出てしまう。僕が脱がせる必要はないと思うかもしれないが、僕が率先して行わせることで音羽の被虐性欲をより刺激するそうな。そもそも高1にもなる妹のパンツを脱がして興奮する兄などいない。性器が見えたところで、こちとら幼い頃から見慣れてる。せいぜい「成長したなぁ」と時の流れを感じることしかできない。嫌だろ?性器を見ることで妹の成長を実感する兄なんて。

「ん〜、お尻がスースーするよ、お兄ちゃん」

「だろうな」

因みに、音羽は週2~4回はノーパンである。日によってはノーブラでさえある。よって、今の「ん〜、お尻がうんぬんかんぬん」という台詞もおおよそ週3くらい聞く。

「ヘヘ、お兄ちゃん、もし誰かにバレちゃったら、ぐへへ」

「バレるなよ」

音羽はノーパンで通うことに慣れているため、そうそうバレることはないがわかる人にはバレてしまう。そのため僕は細心の注意を払わなければならない。

「お兄ちゃん、これから私たち電車に乗るんだよ。ノーパンだって気づかれたら痴漢されちゃうかな?ぐへへ」

「そうかもな」

音羽は断然ウェルカムな感じだが兄としては当然護らなくてはならない。さいわい朝も早いため基本的に座れる。だが、どんなことでも例外というのは存在する。例えば今日みたいに。

「お兄ちゃん、珍しく満席だね」

同じ色の制服を着た中学生が大勢座っていた。あれは付近の中学校の制服だ。朝練にしては妙な時間だし、大きなボストンバッグを持っているため修学旅行か何かで早めに登校しているのだろう。まぁ、その中学校までは三駅だ。それさえ過ぎれば座れるだろうし、大丈夫だろう。

「あぅ、お兄ちゃん、人がいっぱいだね、はぁはぁ」

何を妄想しているのかは知らんが、大人しくしてほしい。腕に抱きつくな。それに興奮し過ぎも発作につながる。

「お兄ちゃん、はぁはぁ、みんなが私のお尻を見てる」

「勘違いだ。錯覚だ。自意識過剰だ。みんな恐ろしいぐらいスマホに熱中だ」

おそらく修学旅行ではスマホの利用が禁止にでもされているのだろう。せめて今のうちに遊んでおこうと、スマホに釘付けで回りが見えてない。うちの妹の世界ではこの光景がどう変換されていたのだろうか?

「はぁはぁ、じゃあお兄ちゃん、脱いでもバレない、よね?」

「やめときなさい」

だいたい発作が起きるには3つのパターンがある。それは、

1:ある程度性欲がたまる

2:極度に興奮する

3:極度のストレス

こんな大勢の人がいる中脱げばもちろん法律的によろしくないし、2のパターンに当てはまり発作を起こす可能性が高い。ただ何もしないと1のパターンに該当するため音がしないよう気をつけてそれでもそこそこ痛いように音羽の尻を叩く。自慢じゃないが尻を叩くテクニックには自信がある。10年も叩き続けているからな。

「はぅ、お兄ちゃんこんな人前で、しかもスマホをいじる片手間で私をいじってる」

そこそこ声がでかいので困る。まぁ、周りはスマホに没頭していて気づく由もないが。

「あ、もうすぐ駅に着くので座れそうですね。いっそのこと今日は学校まで立ったまま行きましょうよ、お兄ちゃん」

「ダメだ。座るぞ、角席。それと少し離れろ」

上半身を密着されるのはまだ許容できるが、下半身はよせ。ノーパンだと汁的なあれがつく。

「えー、お兄ちゃんのケチ。あっ、ついちゃった」

「おい、今のついちゃったは、駅に着いちゃっただよな?汁的なあれが僕に付いちゃった訳ではない、よな?」

頼むから、前者であってくれ。

「両方だよ、お兄ちゃん」

「うぉい、マジで離れろ。えっ、マジ?」

急いで拭くため無理矢理音場を引き離す。

「うわー、もうお兄ちゃんったら」

「お、おい、音羽……」

無理矢理引き剥がしたため、そのため音羽は床に尻もちをついてしまった。そこまではいい。が、その拍子にスカートが捲れてしまった。そして、今日は音羽はノーパンな訳で。

「はぁはぁ、お兄ちゃん、見られちゃったよ、私の濡れ濡れの○○○(自主規制)を」

「うんそうだが、早よ隠せ。あと、生々しい表現するな」

なかなか隠そうとしない本人に代わって僕が強引にスカートを正す。周りを見回してみると、幸いにもみんな歩きスマホをしていてこちらには気づいていないようだった。歩きスマホは感心できないが助かった。

「はあはあ、お兄ちゃん、やばい、ぐは」

興奮しすぎたのだろう、発作が起き少量吐血する。

「助かってなかった」

咄嗟に音羽のアホ毛を引っ張り車内のトイレに連れ込む。結局、音羽の発作をなんとかするのに学校の最寄り駅までかかり、座れなかった。そして、念のためにと隠し持ってきたパンツを音羽に無理矢理履かせ(普通に履けと言うとまた発作を起こす可能性があるためエロいパンツを)登校するのだった。妹と登校するというのがこんなに疲れるなんて世の兄は知っているのだろうか?










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