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お外は危険なのです。

外は、車が多いし危険な場所もあるし

色々と心配が尽きません・・・


のでっ!

室内はもちろんですが

屋外は特に注意して下さい♪


私は、看板にぶつかって

「すみまっ!」まで謝った事が・・・


ホント、お外は危険がいっぱいです(泣)

10セットの注文を賜ったのですが、お客様1人では

商品を持ちきれなかった為、待ち合わせ場所まで

無事グリルチキンとドリンクを一緒にお届けした

その戻り道。


「ほえっ?」


なんか、後ろから騒がしい声が聞こえたので

振り向いた瞬間・・・


「にゃわっ!!」


何かが勢いよく腰?脇腹?に当たってきました。


痛い(泣)

冷たい(泣)


「なに??」


そして足元には・・・

多分、転んだ男の子と

多分、その際に落とした紙コップが


それと、私はお腹が痛いし冷たいです・・・


「ふえぇ~(汗)」


そして泣き出す男の子・・・


これは!

テロですね。


男の子が走ってきたと想われる方向を見ると

駆け寄る女性が。


多分、泣いている男の子のお母さんだと想いますけど

泣きたいのは、こちらです・・・


とりあえず、足元で泣いている男の子に

問い掛けてみるのです。

(営業スマイルで♪)


「大丈夫? 痛い所は無い?」

「ジュース(泣)」


どうやら、痛みではなく

ジュースを溢してしまった事に

泣いているようです。


「気持ちは分かるよぉ~(涙)」

「びえぇーん!(泣)」


確かに、ケーキをお皿に移そうとして

テーブルに落ちるくらいなら良いのに

ころんっ! べしょ! テーブルを転がり

その上、床に落ちた時のあの悲しさは

今の男の子に匹敵する程の絶望感です。


「何を飲んでたのぉ?」

「オレンジジュース」

『すみません! 怪我とか有りませんかっ!?』


駆けつけたお母さんは、心配そうに私を観ている。


「あっ、私は大丈夫ですよ??」

『でも、服を汚してしまって』


なんか、良く分からないのですけども

お母さんって大変なんだぁ~と想ったです。


「あっ! ちょっと待っていて下さいっ!」


そう、子供とお母さんに告げて私は

急いでブースへ戻り、オーナーへ1つのお願いを。


「クリームソーダを1つ!」

「うん? どうしたの」

「子供がジュース落としてしまって」

「そう言う事か 良いよ1つね」


オーナーは先程の10セットよりも速いのではっ!?

と想うスピードで、あっと言う間にクリームソーダを

作り上げ、私に渡してくれました。


「ちょっと行ってきます!」

「気を付けてね」


なんか、走ってばかりですね(汗)


急いで子供とぶつかった場所に戻ると

お母さんに叱られている子供の姿が。


「すみません お待たせしました♪」

『それは?』


「お子さんがジュース溢してしまったようなので」

『い、いえ! そんなっ!! うちの子が悪いので』


「お気になさらずに♪」

『服を汚してしまったと言うのに、飲物まで頂けません』


「折角のイベントですから♪ お受け取り下さい♪」

『いいえ、お代を・・・』


すると、オーナーも直ぐ後ろから来ました。

心配になって見に来たのだと想います。


「あっ、オーナー」

『店主さんですか!?』

「お子様に、怪我はありませんでしたか?」


オーナーも、男の子の様子を伺っております。


「ふに♪」

『子供は大丈夫です。それよりもご迷惑をお掛けした上に

 ジュースまで頂いては申し訳ありませんのでお代を・・・』

「いいえ、お気遣い無く お子様に怪我が無ければそれで」


男の子は、会話を聞きながら

じっと母親と私達の事を交互に観ている。


けれど一瞬、私と目が合いそうになった所で

急に男の子は目線を逸らしてしまいます。


たぶん、責任とか反省とか色々な事を

小さい子供ながらに感じているのだと想います。


「クリームソーダ飲む?」

「・・・・・・」


手に持つクリームソーダを男の子に少しだけ差し出してみたけど

無言で僅かに目線を逸らしてしまいます。


遠慮をしているのとも、また違うのでしょうね。


「お気になさらずに、よろしければお子様にどうぞ♪」

『本当に申し訳ありません』


謝る親の姿を見て、男の子も


「ごめんなさぃ・・・」


と謝った。


のでっ♪


「クリームソーダ飲む?(2回目)」

「うん!」

『すみません 頂きます 本当にありがとうございます』

「いいえ~ どう致しまして」


オーナーと私はお辞儀をし、その場で親子とは別れ

急いでブースへ戻る事に。


坂井さんが1人でお留守番中ですから(笑)


なので、2人とも少し急ぎ足でブースへ戻ります。


「ただいまぁ~」

「坂井、お客さん来た?」

「来たけど、飲物持ってるお客さんでチキンだけで済んだ」


坂井さんのお留守番中、何事も無かった様です♪


それにしても・・・


「服が冷たい(泣)」


エプロン越しに溢れたオレンジジュースは

想った程シャツには染みこんでおらず

着たまま、と言うかココでは脱げませんから(///)

水とタオルを駆使して出来るだけその場で染み抜きです。


エプロンは、ジュースの糖分がベタベタに

成らないように染み抜き同様に何度も拭き取りです。


エプロンは黒だからシミが残っているのかも

良く分かりませんけど、服は着たままの染み抜き作業なので

見えなくなる程にはシミは抜けませんね(泣)


「ぐすん(涙)」


とりあえず、出来る限りで拭き取りは終わったので

ベタベタする事は無いと想うのですけども

やっぱりシャツには染みが残っているので

エプロンはお家に帰るまで外せそうにありません(泣)

完結まで、あと数話ですので

どうぞ最後まで宜しくお願い致します♪





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