表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

紙上世界のもの達に

作者: 葵枝燕

 こんにちは、葵枝燕です。

 私の作品は、かなりの確率で登場するもの達が救われません。そんな彼らに捧げる詩を書いてみました。

 どうぞ、ご覧くださいませ。

彼が内包しているものを

彼女が描くものを


彼らが歩む未来を

彼女らが進んできた過去を


不幸に染めたくなる


幸せな結末を望んでも

紙の上の世界はどこか不幸で

幸せなものなどなくて

それでもそこが

その世界の全てに変わる


白紙に刻まれるは

希望に満ちた世界か

絶望に溢れた世界か


私は選ぼう


この小さな世界に住まうものの

過去も 現在も 未来も


できるなら 幸福に

できるだけ 幸福に


悲哀だけに

絶望だけに

不幸だけに

溢れてしまわないように

包まれてしまわないように

彩られてしまわないように


彼が 彼女が

彼らが 彼女らが

歩んできた過去も

留まっている現在も

待ち受けているであろう未来も


私が作り上げる世界なのだから

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 彼らの運命は思いのままですよね。 神のごとく。
2019/01/07 18:25 退会済み
管理
[良い点] 未来は僕らの手の中ですね。鳥人間が琵琶湖を横断しました。
2017/10/24 10:11 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ