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魔導黎明記  作者: 綺羅鷺肇
9 探索者は終末を巡る
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外 登場人物/使用語句説明

 ○登場人物


 ※クロウ・エンフリード

 公認機兵の少年。


 ※ミソラ

 ゼル・セトラス組合連合会の庇護を受ける魔導人形。


 ※ディーン・レイリーク

 魔導機教習所の指導教官。


 ※グラディ・ローディル

 魔導機教習所の指導教官。


 ※エルティア・ラファン

 エフタ市総合支援施設の魔導機整備士。


 ※ディルク・シルドラ

 ペラド・ソラール市友好使節団の随員。


 ※ラルフ・シュタール

 旅団第三遊撃船隊の船隊長。


 ※バクター

 旅団第三遊撃船隊の参謀。


 ※セレス・シュタール

 ゼル・セトラス組合連合会の幹部。


 ※ミシェル

 シュタールの密偵。


 ※エマ

 ミシェルの上役。ただし、本名かはわからない。


 ※ゲール

 中年のグランサー。


 ※ルティアス・レンドール

 エフタ市長。


 ※ウディ・マディス

 第四魔導技術開発室の魔導技師。


 ※ソレル

 アーウェル市軍少尉。エフタ市駐在武官。


 ※バローネ

 アーウェル市軍大尉。エフタ市駐在武官。


 ※シャノン・フィールズ

 第四魔導技術開発室に所属する客員魔導士。


 ※ガルド・カーン

 第四魔導技術開発室の魔導技師。


 ※ロット・バゼル

 第四魔導技術開発室の魔導技師。


 ▽マグナ・テクタ関連


 ※ルベルト・シュペール

 ※セリオ・ルント

 ※カール・ソシアス

 ※メイア・ゴール


 ▽名前だけが出た人


 ※ジグムント・サンダール

 旅団第一遊撃船隊機兵隊隊長。愛称はジグ。


 ※ジェス

 旅団第三遊撃船隊機兵隊隊長。正式な名前は、ジェストール・バンパ


 ※ボルト

 魔導機教習所整備教官。


 ▽話をした人達


 ※密偵組織の幹部たち

 ※エフタ市軍艦隊のタンク

 ※ルヴィラ市軍防衛隊のワッツ

 ※旅団調達部のコーネル

 ※セレス付きの黒髪秘書さん

 ※総合支援施設の初老な整備士さん



 ○使用語句説明(各種設定とも言う)


 以下、登場順(のはず)


 ※天王

 光陽の別名。


 ※エフタ市立魔導機運用総合支援施設

 総合支援施設の正式名。以前に書いたかもしれないが、一応書いておく。


 ※旅団機兵隊

 旅団第三遊撃船隊に同乗する機兵隊。遊撃機兵隊はバルド改級一隻に四機、船隊三隻で計十二機がある。


 ※気体噴射器

 エアダスター。空気を吹き出す携帯型魔導器が一般的。


 ※点検項目紙

 チェックシート。今回、エルティアが使っていたのは職場の物である。


 ※機士爵

 機士となった時に与えられる称号。

 ペラド・ソラール市では、魔導機で戦うことを許された者を従士と呼び、それを指揮する者が機士となる。

 また、特に機士を多く輩出してきた家は機士爵家とも呼ばれることもある。


 ※警句

 人の経験と知恵が生み出した金言。


 ※不毛なこと

 またかみのはなししてる……。


 ※男冥利に尽きる

 おとこにうまれてきたよかったと思えること。

 ふふ、いったいどれだけの男が味わえるモノなのか……。


 ※クッ

 わかるひとにはわかる。


 ※むねのぜいにく

 じつはおとこにもあるんです、しってましたか?


 ※世の男の、多分、六割か七割くらい

 実際の所、どうなのかは決してわからない。


 ※どうして世間の風はこうも私に冷たいのか

 そんなんいってるからとちゃうか、と言われる、多くの人が抱くであろう嘆き。


 ※ヴィル・エマ

 エフタ繁華街にある連れ込み宿。シュタール家が抱える密偵組織の拠点でもある。


 ※連れ込み宿

 簡単に言えば、ラブホテルである。


 ※人の理

 道理。人として守るべきモノ。時に変化することもあるだろうが、基本的には不変のモノである、はず。


 ※悪

 悪いこと。また、道理を破る力を振るう者。


 ※必要悪

 より大きな悪を抑えつける為の悪。けれども、悪は悪である。


 ※二十五番遺構

 正式名はエフタ近郊旧文明期地下遺構二十五番。エフタの北、大凡七アルトに位置する。


 ※三十七番遺構

 正式名はエフタ近郊旧文明期地下遺構三十七番。エフタの西北西、大凡八アルトに位置する。


 ※自制

 自らを制すること。これができない人はどこかで破綻するでしょう。


 ※筋金入り

 強固なことの代名詞である。


 ※幽霊会社

 ペーパーカンパニーのこと。活動実体のない会社。


 ※暗視装置

 完全な暗所用には赤外線照射型、屋外用は微光増幅型である。今話でクロウ達が使っていたのは前者である。


 ※余所者感

 疎外感のこと。これをこじらせると結構怖いことが起きたりする。


 ※死ぬ時は女の上

 腹上死。意味は書いてある通りである。


 ※駆動機関

 いわずもがなかもしれないが、エンジンのことである。

 燃料として考えられるのは、化石燃料ないし水素、電気あたりか?

 ただ意表をついて、焼玉やゴム動力、妖精さん、まさかの人力、というのもありかもしれない。


 ※砂人形の寓話

 命を吹き込まれた砂人形が三人の子ども達に与えられた。彼ら(砂人形)が辿る運命や如何に!

  1 水をやりすぎてぐずぐずに崩れた。

  2 水をやらなさすぎて乾いて砕けた。

  3 定期的に水をやることでいつまでも働き続けた。

 答えはCMのあと!


 ※規格外の魔導式大鉄槌

 正式には試製一一型魔導式大鉄槌。

 市軍や旅団向けに販売される予定の対物破砕兼対甲殻蟲近接戦闘用魔導式大鉄槌、そのプロトタイプである。ってか長い!

 試製一型と異なる所は、最終安全装置である術式起動用のボタンと術式が起動していることを示す発光機能が設けられたことである。後、威力が無制限となる倍加値四段目が量産型にはないのに対して、こちらは残されている。

 ちなみにであるが、握り部の内側に収められている蓄魔器は試製一型のもの……クロウと魔力の契約を結んだ物である為、彼が力尽きない限り、魔力切れは起こらないだろうと考えられている。また威力も……、本人が無事ですんだらいいですね。


 ※粉微塵

 みんちよりひでぇ。


 ※うわぁ

 この表現以上に上手く表現できない感情や表情のこと。


 ※企業社団

 一般的な会社や企業のこと。企業や社団と短縮することもある。慣用的に、会社とも呼ばれることもある。


 ※公認機兵礼装

 ゼル・セトラス域の公認機兵が公の場で着る正装。基本的に、機兵服に白の袖なし長衣(サーコート)を身に付けることで完成する。格調は黒の機兵服が一番で、他の色は一段落ちるといった仕様。


 ※マグナ・テクタ

 共通歴三百十七年爛陽節第三旬十日に、エフタ市にて創設された企業社団。詳しくは下にある誰得へ!


 ※公使

 ゼル・セトラス域の都市が域内他都市に派遣している外務官。


 ※試製一三型

 正式には、斥力浮上式魔導舟艇試製一三型。

 基本設計である試製一型をベースに、試製一二型で得られた知見や情報を盛り込んで、改良された試作三番艇。大きな特徴としては艇体形状を大幅に見直すことで、抑制翼なしでも一二型並みの浮き上がり防止を実現したことである。

 当然ながら抑制翼を取り除いた分、艇体の軽量化がなった訳であるが、航続距離の向上と疾走時の安定性を確保する目的もあって魔力蓄積器が四つ増設されており、総重量は若干軽くなっただけである。


 ※装軌か装輪

 装軌は、一般にキャタピラと呼ばれる無限軌道のこと。装輪は、タイヤ付きの車輪のこと。


 ※魔導式暗視装置

 ミソラがクロウの為に開発した魔導具の一つ。正式には魔導式全環境型視野順応装置。

 右耳に引っ掛ける装着型で、スイッチ一つで暗視等の魔術が作動する。小型でかつ軽量、さらに視界制限もないといった具合に、従来の暗視装置と比べ物にならない程に優れている。ちなみに、全環境とあるように、その場の環境に応じて視界を確保する為に最良な魔術が発動する仕組みである。ただし、デメリットとして、色の識別が不可能になる。

 もっとも、ここまで小型化がなったのは、クロウと魔力の契約を結んだミスラティン合金を魔力源としたことに加えて、ミソラが頑張って指先程の魔刻板に細かな刻みをいれたからこそである。


 クロウ専用とはいえ、裏の人達とかが血眼で欲しがりそうな代物だよね、これ!(汗


 ※湧水筒

 ミソラがクロウの為に開発した魔導具の一つ。

 筒内の魔刻板で水を作り出す水筒。先の暗視装置と同じく、ミソラの尽力と特別製のミスラティン合金を使ったからこそできた逸品である。

 付け加えておくと、クロウと魔力の契約を結んだミスラティン合金はこれで品切れである。


 クロウ専用とはいえ、何もない場所に町一つ作れそうな代物だよね、これ!(汗


 ※魔導銃

 正式には、試製魔力転換式特種魔導拳銃。

 ミソラがクロウの為に開発した魔導武具。全長二十三ガルト、重さ一三〇〇ダロット。

 形状は従来の拳銃のように銃身が伸び出ておらず、握り用の穴がある平行四辺形となっている。普通の拳銃にはない銃身下の部分には特殊な魔導機構が組み込まれており、スロットに専用の魔刻板を挿入することで通常の魔力弾以外の弾種……魔術弾を生成することが可能になる。威力はスロット傍のスライダーで調整可能になるのだが、現在は外されて制限されている。

 銃身部は照準器の他、先の機構で作られた弾を撃ち出す魔導機構、切り替え装置(安全装置)及び射撃制御装置が備わっている。

 銃把近くの切り替えレバーで、固定ロック、単射、三射、連射と切り替えが可能。銃把内部にはクロウと魔力の契約を結んだミスラティン合金が収まっており、クロウが力尽きない限りは弾切れは起こらない模様。

 当初重量はもっと重かったのであるが、外装に甲殻材を採用したことで軽量化に成功している。ちなみに、甲殻材はかなり面倒な特殊加工を施されており、通常のものよりもかなり頑丈である。また、その際に色素が抜けて白色化している。


 クロウ専用とはいえ、世の中ひっくり返せる代物だよね、これ!(白目


 ※呪い

 のろい。神秘でもって悪意を相手にぶつける術。魔法が成立するまでが全盛期であった。


 ※連中の生態

 甲殻蟲の生態。人類側に戦力および学識者が不足している為、生態調査は遅々として進んでいない状況である。現状、ほぼ全ての種が甲殻を有する、人を率先して襲う、卵生であるといったことが判明している。


 ※九八式防護服

 正式には九八式特殊戦用防護スーツ。九七式特殊戦用隠蔽スーツより光学迷彩機能をオミットし、防護力を高めた戦闘服。拳銃弾を余裕で防ぎ、小銃弾でも耐える。未確認であるが、保存箱に微小機械(ナノマシン)による自己修復機能を備えているとの噂もある。


 ※七三式戦闘工兵装甲

 旧文明期において、とある国で使用されていた個人装甲の一種。戦闘工兵用の為、装甲が頑丈で少々の爆発や被弾はものともしない。


 ※くっ、悔しい。けど、か……

 はて、なんて言おうとしたんですかね?


 ※ナニの大きさ

 いったいナニのことなんだ!


 ※充填材

 パテのこと。隙間を埋める補修材である。が、悲しいことに心の隙間は埋めてくれない。


 ※砂に釘

 言わずともわかるだろうが、糠に釘と同義である。


 ※魔導式陸戦多脚機

 正式には試製魔導式多脚機動機で、作中の名称は命名予定のモノである。

 この機体は実証機で多脚の関節制御が成功したことから、より実用的なモノを作るべく開発された。当初予定では装甲材に甲殻装甲の使用を想定していなかったこともあり、機体軽量化を図るべく脚の数を減らしている。

 ただ甲殻装甲が採用されたことから想定以上に軽量化してしまったことで、積載重量が大幅に増加したことで拡張性が高まり、現場の要望への対応能力が高まったと見られている。しかしながら、機重が軽くなり過ぎたことから機動時における方向転換での安定性が悪くなっており、横転する可能性が高まっている。


 ※一朝一夕

 朝から夕方まで。短期間のこと。恒星がある以上、この四字熟語は使えるはず!


 ※超信地旋回

 立ったその場でぐーるぐる。


 ※香辛料

 一般的に香辛料と呼ばれるものに加えて、ハーブ等々も含まれる。現在は、東方島嶼域及び帝国南方域が主な産地。


 ※裸でのお突きあい

 意味浅。ここ百年の間で稀によく見る、使い古された渾身の隠喩である!(目逸らし


 ※干し肉と乾燥野菜と堅パンの白煮粥

 シチュー粥。……シチュー粥ってなんだっ!?

 お湯に干し肉と乾燥野菜を放り込んだ後、粉乳と固形ルーを溶かし、堅パンを砕いて放り込んだもの。これを作る時に一番大変なのは、堅パンを砕くことであったりする。


 ※尻の穴から手を突っ込まれる

 警句の一つ。弱点をとことん突かれて、弱体化させられること。元は腹の中を探る的な意味合いから派生した表現。アッー的な意味も若干ある、かもしれない。


 ※踊り食い

 どうやって食べるんでしょうかねぇ。


 ※携行食器

 耐用性を考えると、アルミニウムのような軽金属ないし合金製である。


 ※ミシェルの暗視装置

 ミソラが作った魔導式全環境型視野順応装置の量産品、の試作。

 クロウが持っているモノと比べると、魔力蓄積器が必要となる為、大きくて重い。但し、量産化を見越しての設計なので、製造工程での手間はかなり削減されている。また、どこぞの麗人を心安らかにする為、主要術式を刻んだ魔刻板を取り外そうとしたら半径一リュートが爆発四散する術式が仕込まれている。(小人さんは鬼やでぇ

 ちなみにであるが、この暗視装置は防犯や安全保障の点から、組合が専売して、ロットナンバーを管理する予定である。


 ※乳粥

 粉乳を溶いた湯に、堅パンと乾酪、香辛料を少々放り込んで煮込んだ粥。


 ※旅団司令部

 組合本部内にある旅団の指揮中枢。ここで各船隊及び泊地より届けられた情報を整理統合し、旅団の作戦が策定されている。


 ※写真機

 簡単な作りの写真機である。高いけど、これくらいは作成できるのである。


 ※マグナ・テクタ318年初期型/テクタ318-0:斥力浮上式魔導舟艇ラ・ディ

 斥力浮上式魔導舟艇試製一三型を基に設計された量産型魔導舟艇。

 クロウが行っている試験の結果を基に手直しが終わったら、生産開始である。


 ※帝国の間接統治

 同じ帝国に所属しているんだから仲良くせい! 紛争なんぞもっての外じゃ、という話である。


 ※東方交易

 アーウェル(ゼル・セトラス域)-ペラド・ソラール間の交易のこと。

 ペラド・ソラールからは水と塩(海水)、木材、ゴム、油、海産物、香辛料、魚介、肥料といった物が供給されている。

 他方、ゼル・セトラスからは、焼成材や関連品、鋼材に機械部品、更には魔力といった物が交易品となっている。

 ちなみに交易品の中に魔力が入っているが、これは簡単に言うと、魔力蓄積器を預かって魔力を満タンにまで注ぎ込んでいるということである。全ては一年の内、六分の五位が快晴日という、豊富すぎる日射と熱、更には絶え間なく吹く風があるが所以である。


 こうやって考えると、ゼル・セトラス域って、実は結構な資源も……うわ、なんだおまえ、なにをする、やめ……うぐっ。


 ※十二都市連邦

 共通暦三年に成立した連邦。十二の都市が中核となった緩やかな都市連合体。現在は崩壊している。

 中核都市は、レーフィン、ルバリック、ディバー、バクレス、シャルバード、ラディーズ、アンティス、デルラーク、リューシス、ガルディナール、サレスト、エル・レラ。


 ※冥府の神

 死を司る忌神の為、明確な名は付けられていない。

 ただ黒い人影のような形で、左手に糸先に火が灯った糸玉を、右手に断ち切れないモノがない大剣を持っている。


 ※双子女神(レーシュ・ルーシュ)の気まぐれ

 いつなんどき、なにかが起きてもおかしくない状況で、なにも起きないこと。いやがらせとしかいいようがない。


 ※お酒か花を用意

 献酒や献花のこと。どこの世界も似たような風習があるのです。


 ※コドルに説法

 効き目がないこと。馬の耳に念仏である。


 ※タンセルヴェス

 陸生系甲殻蟲。

 一対の足を有する体節を連ねることで、多数の足を有する細長く平べったい蟲。足を持つ体節……胴体節は腹と足を覆い隠す甲殻を背負うことで、上方や側面からの攻撃から身を守っている。頭部は長い四対の触角と五つの複眼、強力な顎牙を有しており、先の多足より生み出される柔軟で豊富な運動性でもって、得物をどこまでも追い詰めて食らいつく。

 目撃例が少ないことから、詳しい生態はわかっていない。長さは時に十リュートに及ぶとも、一年に足が一対伸びる等という話もある。


 ※魔導通信機

 魔導機器の一つ。

 文字通り、魔導を利用した通信機である。詳しい仕組みや運用については、次話にて。


 ※帆柱

 マストのこと。船体から垂直に伸びて、帆を支える。


 ※帆けた

 ヤードのこと。帆柱から横に伸びて、帆を支える。


 ※帆

 風を受ける為の大きな布等のこと。大別すると横帆と縦帆がある。作中で登場したのは、縦帆である。


 ※痛み止め

 鎮痛剤。麻薬成分を利用したモルヒネあたりと思われる。


 ※干からびて風で崩れる

 ミイラ化して風化するんです。あ、でも骨は残るかもしれません。



 〇誰得なあれこれ!


 ☆マグナ・テクタについて

 第四魔導技術開発室の面々が自分達の好きなモノを創り出して、市井に広めべく作られた会社組織である。

 現在は、現場の中核となる魔導技士や工員を新たに雇用し、エフタ市北西区画に設けた工房にて製品の生産を開始。

 効率よりも生産工程で必要となる技能や技術の習熟、工程の洗練化を主たる目的に動いている為、生産量は少数に止まっている。

 今後、エフタ市の新規拡張区画に工場を建設して、本格的な量産に乗り出す計画である。


 ☆組織簡略図

  〇代表 ミソラ

  〇代表代行 ガルド・カーン

   ・ルベルト・シュペール

   ・メイア・ゴール

  〇第一工房長 ウディ・マディス

   ・カール・ソシアス

  〇第二工房長 ロット・バゼル

   ・セリオ・ルント

  〇魔導顧問 シャノン・フィールズ


 ☆資本金 一千万ゴルダ

  出資比率

  〇三十五% セレス・シュタール

  〇二十五% クロウ・エンフリード

  〇十五% ミソラ

  〇十% ウディ・マディス

  〇十% ロット・バゼル

  〇五% ガルド・カーン


 ☆製品(317年斜陽節時点)

  ・甲殻材及び甲殻装甲(ラデブ魔導工業に委託生産)

  ・対物対甲殻蟲用魔導式大鉄槌(アーンス魔導器に委託生産)

  ・パンタル装甲改良型用装具(ラデブ魔導工業に委託生産)

   ・マグナ・テクタ317年型 斥力式追加装甲

   ・マグナ・テクタ317年型 斥力式腕部防護具

   ・マグナ・テクタ317年型 パンタル用甲殻装甲

  ・マグナ・テクタ318年型 魔導機用単発式魔導銃(予定)

  ・マグナ・テクタ318年初期型 斥力浮上式魔導舟艇ラ・ディ(予定)


 ☆在エフタ協力企業一覧

  ・ラデブ魔導工業

   素材・魔導素材製造:甲殻材及び甲殻装甲の生産

  ・アーンス魔導器

   軍用・民生魔導器生産:小物及び魔導鉄槌の委託開発生産

  ・バーヴェル車両機械(作中未登場)

   車両土台製造:魔導艇骨格組立及び魔導砲台足回り生産

  ・プセッタ工作所(作中未登場)

   部品加工製造:各種部品加工

  ・レラク魔導工房(作中未登場)

   魔導機器生産:各種機器生産


 ☆上で細かく書かなかった人物紹介

  ※ルベルト・シュペール

  経営及び渉外を担当する。(潰れた)商会での真面目な勤務が評価されて採用された中年男性。

  ※セリオ・ルント

  生産及び技術を担当する。学術院出身の青年で、鋭才との評価があるが人付き合いが下手。

  ※カール・ソシアス

  生産及び技術を担当する。開拓地出身の若者で、見かけによらず手先が器用。

  ※メイア・ゴール

  生産及び事務を担当する。歳も十三と若い為、見習い扱いの少女。



 ◎作者の失敗というか反省

 パワードスーツの当て字っていうか、漢字として使ってる個人装甲ってわかりにくい。

 だから、動力装甲にしようかと思う今日この頃。

 そんな訳で、急に語句が変わっているかもしれませんが、ご容赦ください。

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