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魔導黎明記  作者: 綺羅鷺肇
7 開拓者は荒野で祈る
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外 登場人物/使用語句説明

 ○登場人物


 ※クロウ・エンフリード

 公認機兵の少年。


 ※ミソラ

 ゼル・セトラス組合連合会の庇護を受ける魔導人形。


 ※セレス・シュタール

 ゼル・セトラス組合連合会の幹部。


 ※フィオナ・ファルーレ

 魔導船サザード号を保有する交易商人。


 ※レイル・ウォートン

 公認機兵。クロウの同期教習生。


 ※エルティア・ラファン

 エフタ市総合支援施設の魔導機整備士。


 ※ダーレン・ブルーゾ

 エフタ市総合支援施設の主任魔導機整備士。


 ※エリザ・ルビーニ

 組合連合会立エフタ孤児院の院長。


 ※シャノン・フィールズ

 第四魔導技術開発室に所属する客員魔導士。


 ※ウディ・マディス

 第四魔導技術開発室の魔導技師。


 ※ガルド・カーン

 第四魔導技術開発室の魔導技師。


 ※ロット・バゼル

 第四魔導技術開発室の魔導技師。


 ※ラルフ・シュタール

 旅団第三遊撃船隊の船隊長。


 ※ニルス・レーム

 組合連合会エル・ダルーク支部職員。


 ※ジグムント・サンダール

 旅団第一遊撃船隊機兵隊隊長。愛称はジグ。


 ※シエロ

 砂の風華亭の主人。


 ※ジルト・ダックス

 公認機兵。クロウの同期教習生。


 ※フロランス

 砂の風華亭の給仕。親しい人から呼ばれる愛称はフローラ。


 ※エルロイ・モンドラーゴ

 モンドラーゴ傭兵団団長。


 ※ミシェル

 自称演奏家。


 ※シャル

 ミシェルの偽名。


 ※リベラ・ロッサ

 ロッサ機兵団団長。元公認機兵。


 ※エリオ

 フロランスの父親。


 ※マリオ

 フロランスの祖父。



 ▽名前だけが出た人達

 ※ヨシフ・マッコール

 ゼル・セトラス組合連合会エフタ支部の職員。


 ※アレイア

 ラトナ館の女主人。ラルフの馴染み。


 ※バクター

 第三遊撃船隊の参謀。


 ※ディーン・レイリーク

 魔導機教習所の指導教官。


 ※グラディ・ローディル

 魔導機教習所の指導教官。



 ▽話したけど名前がない人達

 エル・ダルーク市のみなさん

 開拓地ギャレーのみなさん

 エル・ダルーク市軍のみなさん

 旅団のみなさん



 ○使用語句説明(各種設定とも言う)


 以下、登場順(のはず)


 ※甲殻材

 甲殻蟲ラティアの甲殻を使った素材。

 甲殻から凹凸を取り除いた後、用途に合わせて成型し、人工樹脂で薄く被膜加工する。焼成材と比してかなり軽量であるが、凹凸を取り除く過程で難がある。


 ※合成樹脂

 人工的に作られた樹脂。機械油があるのだから、あってもおかしくはない(はず。


 ※加圧成型

 プレス加工のこと。


 ※甲殻装甲

 甲殻材を用いた複合装甲。

 甲殻材を内側に使用する鋼材装甲に充填剤でもって張り付け、複合化している。従来の焼成材装甲と比べるとかなり軽量であるにもかかわらず、防護性は少し落ちる程度である。


 ※鬱屈・鬱積

 すとれす。いつの時代にも存在する心身を壊す素である。


 ※シュタールの姫

 シュタール家の子女を指す。今現在は、セレス・シュタールのこと。


 ※作業支援車

 魔導機整備を支援する為に作られた魔導式六輪車。

 前方の運転台、そのすぐ後ろに魔導機の間接制御機構を利用した作業腕が備えられている。人の腕や手指と変わらぬ動きができる為、物を運んだり大物を支えたりと色々と使える。


 ※民会

 ゼル・セトラス諸都市で採用されている市民の意見調整機関。

 街区毎に選出した代表者を一堂に集め、自分達の様々な問題を話し合う。そして、出された結論を政庁側に要望することで施政に関与反映させる。ちなみに、構成員は基本的に無給である。


 ※愛の拳

 いたくなければおぼえませぬ。


 ※魔導機関

 動力を生み出す魔導器のこと。ここでは特にプロペラを回す機構一式となる。


 ※四級航法士の免許

 魔導船に乗って働く為に必要となる最低限の免許。

 組合連合会が随時行う試験において、魔導船に関する基本知識を問う学科と天測技術や各種信号の取扱を問う実技で、一定以上の点数を取ると取得できる。


 ※斥力浮上式魔導舟艇試製一二型

 試験で大破した試作一番艇のデータを基に改修された二番機。基本的に設計は変わらないが、甲殻装甲を採用したことで軽量化が実現し航続距離が大幅に伸びた上、速度も最大で百二十アルト位は出せるようになった。後、浮き上がり防止の抑制翼が付いた他、疾走距離計が追加され、潤滑油や熱交換器等がより上質な物に換えられている。

 今回は遠出をするということで武装として、こちらも改良された試作魔導銃が備え付けられている。


 ※魔導船航路

 人類居住地を結ぶ航路。主要都市を結ぶ航路には、大凡十アルト毎に何らかの標が設置されている。


 ※廃都

 エル・レラの別名。


 ※ダ・ドラッセ

 天測に使用される恒星。北の第一星で青星とも呼ばれる。


 ※レザンテ

 天測に使用される恒星。東の第四星。


 ※ヴェザリギウス

 天測に使用される恒星。西の第二星。


 ※天測器

 六分儀。


 ※正確な時計

 過酷な環境に負けずに正確に時を刻む時計。とてもお高いです。


 ※天測暦

 天測に使用する恒星の天体の位置が記されている。ちなみに登録された天体数は百を超えている。


 ※計算表

 組合連合会が発行する天測計算表。基準の時間及び天側位置は帝国の都レーフェンである。


 ※帆布

 船の帆を張る為の頑丈な布。魔導船の非常用動力……風力を得る為に一定の需要がある。


 ※アルテトラ

 舞台となっている惑星の名前。

 今更感が半端ないが、とりあえず決定でござる。


 ※小さき賢者

 ミソラに付けられた渾名。当人は気に入らない様子。

 曰く、私は魔術師であって、さかしいものじゃないわよ!


 ※識別救命

 トリアージとも呼ばれる救命方法。今話に出てきたやり方では、軽傷者を放置していたりする。


 ※ダ・スペーダ級重武装魔導艦

 エル・ダルーク市軍が開発した戦闘用の魔導船。

 重武装の名の通り、主兵装として四つの連装砲塔を持っており、強力な打撃力を有している。しかしながら、航続距離は組合が開発したバルド級の三分の一程な上に速力も低い為、機動性は良くない。


 ※レンドラ級巡航魔導艦

 エル・ダルーク市軍が開発した多目的魔導船。

 魔導機を四機搭載できる上に、主兵装として三つの連装砲塔を装備している。エル・ダリーク市軍では主に周辺開拓地を巡回したり、砂海で発見した蟲の群を撃滅する任務に就いている。

 ちなみにライバルとも呼べるバルド改級と比すると、打撃力で勝っているが、速力は三分の二、航続距離は半分程度と劣っている。


 ※ラル・レンドラ級強襲艦

 レンドラ級の魔導機搭載量を大幅に増やした派生型。

 十六機の魔導機を乗せることが可能。ただ、その分だけ艦自体の攻撃力を削っており、武装は自衛用の機関砲のみである。側舷全体が倒れることで、搭載機を一斉に乗り降りさせることができる仕様となっている。


 ※共同屯所

 エル・ダルーク市西港湾区にある傭兵や機兵の屯所群。


 ※札遊戯

 トランプや花札といった類のものと思われる。


 ※砂の風華亭

 エル・ダルーク市の西湾地区にある宿屋兼酒場。


 ※フィノッタ

 鍵盤楽器。その中でもピアノやオルガンといった弦鳴楽器で、高低共に良い響きを奏でます。


 ※野営整備所

 天幕で作られた魔導機等の整備場所。

 場所さえあれば展開できる為、使い勝手がいい。ただし、本格的な整備所には設備と環境面で劣る。


 ※冥府の卒

 冥界を管理する番人のこと。


 ※モンドラーゴ傭兵団

 二百人近い構成員を擁する傭兵団。開拓地や郷と契約を結び、防衛を担っている。多数の重火器と直射砲、輸送用のラーグ級四隻を保有。内実は統一された指揮系統を持つ団体ではなく、傭兵の互助組織に近い。代表者はエルロイ・モンドラーゴ。


 ※傭兵組

 二人以上の傭兵で構成する協同班。人は個人ではできないことでも複数人ならできるのです。


 ※テパース

 葉物野菜。薄い苦味がある。


 ※疫病神

 この世界にも存在する概念。別名はトラブルメーカー。


 ※偶然の奇跡

 えーと、きけんがあぶないみたいな?


 ※ジャラド郷

 エル・ダルーク東部に位置する郷。人口は三百人程度。地下水脈に沿って、農耕域が広がりを見せている。


 ※開拓地ギャレー

 エル・ダルーク南西に位置するフロランスの故郷。人口は三十人程。周辺の開墾を始める一方で、初期防壁の建設を進めている。


 ※組合の出張所

 エル・ダルークにだけある特別施設。

 機兵団や傭兵団に属さない者達への仕事の仲介や斡旋、更には預かった報酬の支払いといったことを主な業務としている。


 ※掲示布

 掲示板の代わり。木の板は高いので布で代用している。


 ※ロッサ機兵団

 八人の公認機兵を中軸とする機兵団。エル・ダルーク市より委託を受けて、周辺域の開拓地で甲殻蟲を駆除している。魔導機の輸送兼整備用のラーグ級一隻と火力支援用のバルド級一隻を保有している。代表者はリベラ・ロッサ。


 ※北監視所

 エル・ダルークが北方百アルトに設けた前進拠点。

 

 ※喜んで答えたくなる尋問

 ときどきこたえたくてもこたえられなくなることがありますが、まれによくあるていどです。


 ※魔導技士の巡回訪問

 魔導機器も相応にメンテナンスをする必要があるので、魔導技士が仕事を求めて巡回しています。


 ※直射砲

 仰角が小さい砲。固有の武装を持たないラーグ級や防御陣地に配置されることが多い。


 ※組長

 傭兵組を指揮する長。


 ※ラティアの行群

 立ち塞がるもの抵抗するもの、その全てを呑み込んで突き進む、甲殻蟲ラティアの襲撃行。


 ※開拓地パディック

 エル・ダルーク南西に位置する開拓地。人口二十人程。居住地の建設を始めた所。


 ※開拓地ウィルザ

 エル・ダルーク南西に位置する開拓地。人口四十人程。畑を拡張中。


 ※開拓地モルス

 エル・ダルーク南西に位置する開拓地。人口三十人程。ルーシの植林を進めている。


 ※夢世界の覇者

 夢世界を支配する者。夢の中であれば、なんでも許されるのです。


 ※光明神様と砂嵐の暴れ神

 光陽と大砂嵐(ゼル・ルディーラ)のこと。


 ※大地の神さん

 大地に豊穣をもたらす大地母神のこと。作中では出てないが、名前はゼアル・トラン。惑星アルテトラの語源でもある。


 ※仲良く喧嘩する

 ふふ、なかがいいのはもうじゅうぶんわかってますから、いいかげんみせびらかさないでくれませんかねぇ。


 ※手榴弾

 歩兵が使う手投げ爆弾で切り札である。開拓地では機銃とセットで保有している所が多い。形状は樽型と柄付、両方ある。


 ※艦隊

 エル・ダルーク市軍の機動戦力。基本は四隻で構成されるが、ばらばらにして単独運用されることもある。


 ※機兵戦闘団

 エル・ダルーク市軍の虎の子。百四十四機のパンタルを主軸とする機動戦力。


 ※笑えない諧謔

 1:すべりました。2:現実にありすぎて黒すぎる冗談。


 ※破砕用鉄槌

 みんな大好き(?)すれっじはんまー! ちなみに、魔導機の大鉄槌はこれを大きくした重くモノです。


 ※心の洗濯

 あら不思議、黒かったモノが真っ白に!


 ※重砲

 口径が大きく、射程距離が長く、撃ち出す砲弾も大きく、破壊力も大きい大砲。

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