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※任務報告書14:『粛清者』四堂 蔵人

(本章は第六話『北関東グレイブディガー』の設定資料です。時間経過後、六章末尾に移動します)

【名前】四堂 蔵人(しどう くろうど)


【通り名】粛清者(パニッシャー)


【所属】ウルリッヒ


【年齢】28


【容姿】人喰い虎を連想させる大柄な男


【正業】専業派遣社員(各社を渡り歩いている)


【経歴】


 派遣会社を渡り歩いて仕事を請け負う隻眼の男。現在はウルリッヒに在籍中。仁義を破ったエージェントを狩る『異能力者殺し』であり、恐れを込めて『粛清者』と呼ばれている。


 その経歴は判然としないが、フランス外人部隊に在籍した過去を持つ。彫りの深い顔とクロードという名前から仏系アジア人と誤解されやすいが、歴とした日本人である。


 欧州を中心に活躍し、その時代には”始末屋”として個人で裏の様々な仕事を請け負っていた。その後紆余曲折あって帰国。今では正式に『派遣社員』として活動している。移籍が多いため、派遣社員としての成績を正しくカウントするのは難しいが、凄腕であることは間違いない。


 備考:実績を統合するとA級以上?


【スキル】


奇跡の癌(ブレスド・キャンサー)


 シドウの身体に巣くう謎のガン細胞。白濁した右目の奥にコアが位置しており、ここからガン化した幹細胞が定期的に体内に送り出されている。シドウが負傷すると体中に散らばったガン化幹細胞が覚醒し、たちまちのうちに組織を修復してしまう。その速度は恐るべきもので、吸血鬼すら上回る。


 ただし、細胞分裂をするため大量のカロリーやタンパク質を必要とする。このため戦闘の前後には大量の食事が欠かせない。


 この『一度では殺すことの出来ない身体』で敵の能力を身を以て学び、豊富な知識と戦闘経験による『一度見たら負けない』戦術でこれまで数々の難敵を屠っている。


『伊勢冨田流』


 シドウが修めている武術。冨田流小太刀の傍流が現在の三重県辺りに流れつき、現地の忍術や修験道と結びついて生まれた流派。小太刀術、柔術、捕縄術諸々を総括し殺人術に仕立ててあるが、それゆえ太平の世では存在価値を失い消滅しかかっていた。


 シドウは外人部隊時代にこの技術を転用し、ナイフで、素手で、ワイヤーで、人を殺す術を磨き上げてきた。


『伊勢冨田流口伝 護法三山担(ごほうさんざんかつぎ)


 伊勢冨田流が紀伊の修験道から取り入れた秘術。大きく九字を切ることで強力な自己暗示を叩き込み、己の潜在能力を限界まで引き出すことが可能となる。通常の達人がこの術を使うと、反動ですぐに筋肉や腱がずたずたになってしまう。しかし、シドウが『奇跡の癌』とこれを併用したとき、その再生能力が停止するまで超人の筋力で達人の技を使い続けることが可能となる。

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