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10章

誤字脱字報告よろしくお願いします。

ゲーム終了から三日。学園は、何事もなかった顔をしている。授業。模擬戦。ランキング更新。けれど。俺を見る目が、変わった。恐れでも尊敬でもない。

――計算。

距離を測る視線。

「有名人だね、白斗くん」

昼休み。屋上で夏芽が言う。

「望んでない」

「でも否定もしない」

図星だ。

「記憶、戻った?」

「断片だけ」

白い部屋。コードネーム。歓声。

「全部は?」

「まだ」

夏芽は少しだけ安心した顔をする。

「全部戻ったら、いなくなりそうだから」

「どこに行くんだ」

「遠いところ」

冗談めかしているが、本音が混ざっている。その時。屋上の扉が開く。月城彩葉。

「二人とも、来なさい」

拒否権はない。もう慣れた。


生徒会室。彩葉は机に数枚の資料を広げていた。

「これは?」

俺が問うと、彼女は淡々と答える。

「鳳凰寺財閥・特別育成計画の再始動案」

空気が変わる。

「……再始動?」

「ええ。あなたが“壊れていない”と証明されたから」

画面に映る、見覚えのあるロゴ。鳳凰寺。オーディナル・ゲームの統治者。

「政府も動いているわ」

「何のために」

「管理よ」

彩葉の声は冷たい。

「あなたの存在は、国家レベルのリスク」

「ずいぶん大層だな」

「自覚がないのが問題」

一拍。

「彼らは、あなたを“兵器”として扱う」

夏芽が拳を握る。

「そんなの、許さない」

「許す許さないの問題じゃない」

彩葉は、まっすぐ俺を見る。

「選択の問題よ」

「選択?」

「従うか。逃げるか。それとも――」

わずかに、口元が上がる。

「利用するか」

静寂。窓の外で、風が鳴る。

「どうするの、白斗」

夏芽の声は、真剣だ。俺は資料を見下ろす。IF。作られた才能。封じられた記憶。

(……自由が欲しい、か)

昔、そう言った。なら。

「利用する」

二人が同時にこちらを見る。

「従わない。逃げない」

視線を上げる。

「向こうが俺を使うなら、俺も向こうを使う」

彩葉の瞳が、わずかに細まる。

「面白い答えね」

「退屈なのは嫌いだろ」

「ええ。とても」

彼女は資料を閉じる。

「なら、正式に組みましょう」

「組む?」

「生徒会と、あなた」

その言葉は、対等だった。

「目的は一つ」

静かに、告げる。

「鳳凰寺財閥の“内側”へ入る」

屋上の風より冷たい計画。学園のゲームは、前座だった。ここからは。本当の盤外戦。俺は立ち上がる。

「案内しろよ、会長」

「命令しないで」

でも。彩葉は、確かに笑っていた。

皆様の中にはもうお気づきの方もいるでしょうが、、実はっ!!!!

―――ルビを入れるのをサボっています。というか入れてません。

なぜならめんどくさかったからです。これからもルビは入れないつもりです。重要なモノにはルビ入れますよ?流石に。

傍点、、、?そんなものありましたっけ。ということでめったに使いません。傍点は。

時間があればね?やるつもりなんですが、遊んだり寝たりゲームしたり遊んだり寝たr....が大変ですからね。誰か時間をくださいな?

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