お楽しみ編 2.爆笑
「笑いがなければこの世が終わってしまう。」と思ったネコ好きであった
食べ終わらせそれから、ベットに入った。今の時間は午後7時。この時間にさえ懐かしい思い出がある。孤児院だと、6時くらいに夕食を取り7時くらいにハカとベットに入るという日課だった。だが、7時にベットの中に入ったとしても一度たりとも、7時に寝たことはなかった。ハカと布団に入ってからもキーブ(ネコ好きの世界の中の洞窟)ごっこ、ピロー(枕みたいなもの)投げなどをやって遊んでいた。そんな思い出に浸っていた時、
「おーいマジ。準備できたか。」
とノックもなくバーストが入ってくる。
「ノックしてって前も言ったじゃん。」
と俺がバーストに叱る。
「すまん。すまん。ちょっと海道具見せてマジが、初めての海っていうから変なものもっていかないか心配で。」
とバーストが「どこ」と聞くように俺に言う。「そこ」というように俺が指を指す。
「おーたくさん買ったな。なにこれ。」
と言って、カバンからアン(アヒルのような生き物)の押し笛を出す。
「えっなにこれって、浮かべて遊ぶやつでしょ?」
と俺が首をかしげて聞く。
「ふふふふははははは。」
とバーストが腹を抱えて笑う。俺にはさっぱり訳が分からない。水に浮かべるおもちゃのはずなのに?
「マジ。本当に本当にこれ何か知らないのか(笑)」
とバーストが俺に聞いてきた。
「水に浮かべて遊ぶやつでしょ?」
と俺が答えると
「お前本当に知らないんだな。これお風呂に浮かべて遊ぶやつなんだよこれ。海なんかに持ってったらこいつがいつの間にかどっかに行っちゃってるぜ。(笑)」
とバーストがからかったように言う。
「よかったーバーストに教えてもらっといて。」
と俺が前向きな言葉を言うと
「なんか悔しい(笑)」
とバーストが言ってきた。その時俺とバーストは、爆発的に笑いが止まらなくなり、長く笑い続けた。
「あーなんかマジのおかげでなんか気持ちが晴れ晴れしたわ。(笑)」
バーストは、笑いが止まらないまま俺の部屋から出ていこうとした。そこに俺が
「また朝8時に。」
と、手を振った。以外とバーストと爆笑していた時間が長かったおかげで今の時刻は8時半になっていた。「この時間なら早めではあるけど」と俺は思いながらベットに入って寝た。
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