分からない
ハカ?
俺がバーストの場所に着くと、「遅いよ。もう顔傷だらけ!」とバーストが言っている。ほんとに顔が傷だらけだ。「ごめん。思いっきり走ったんだけど…」と俺。「いいから早く!」とバースト。俺はバーストから、ネロを預かり抱っこすると、すやすや~と寝てしまった。「えっ寝てる!なんで俺ん時ダメだったの?」「俺もびっくりしてる。」「あーマジが見つけてくれれば…」「あっかわいい!」と後ろから俺でもバーストでもない声が聞こえた。俺がすぐ後ろを向くとまだ12~15歳くらいの男の子が立っていた。「触っていいですか?」と男の子。「あっいいですよ。」と俺流されるままに許可してしまった。
何か少し聞き覚えがあるようなないような声がしたんだ男の子から。「あ~可愛い~。心が癒される。もうネロ最高。僕も飼ってみたいな~。(小)あっそうだ名前なんていうんですか。」と男の子がネロをなでながら言う。「俺達が飼っているわけじゃないんだ。」と俺。「うんうん」とバーストがうなずく。「えっ泥棒?」と男の子。「いや任務というか依頼されたんだ!」と俺は、誤解が膨らまぬように。「なんだ~よかった。」と言って男の子が立ち去ろうとした。「あっありがとうございました。」と男の子が言って背中を向けていく。その瞬間。俺は思いもよらない言葉が漏れ出した。
「ハカ?」と。
「えっ」と男の子がこっちを向いたが俺は「何でもないよ。こちらこそ。」と言ってしまった。男の子は頭を下げてから走り去っていった。バーストが「帰るか!」と言って、ネロを連れて本部に帰っていった…
本部戻りると、カリンが「サット隊長見なかった?」と聞いてきた。「えっ先に帰ってなかったの?」と俺。「えっえっえ~それ結構やばいんじゃ?」とバースト。その時後ろから「おっ皆戻ってるね~よかった。」とサットの声が。「サット隊長皆心配していたんですよ。しっかり事情を説明してください。」とカリン。「本当に申し上げにくいことなのですが、お酒が飲めないことがつらすぎて走っているとき今だって思って、「夜の香り」に入ってしまいました…」とサット。「任務中だったんですよ。緊急事態になってたら大変だったんですからね。」てカリンのお決まりの説教。「本当に反省しておりま~す。」とサット。「絶対反省してないでしょ。サット隊長15歳になるまでお母さんと一緒にトイレに行ってたんですよ。」とカリン。「もうやめて~本当に反省してるから、どうかお許しくださいませ。」とサット。「こんな平和な生活がずっと続けばいいな。」と考える俺だった。
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