えっ
えっサット隊長は?
ネロ探し経過時間…5時間。 最初の2時間はみんな真面目に探していたが、3時間半くらいになると「もーやだよ。なんで飯も食っちゃダメなんだよ。」とバーストが文句を言いだし、サットが「ワイン飲んでもよくない?」と言い出す。カリンは、「任務ですよ。」とずっと言っている。流石に二人のやる気がなさ過ぎたのか「それじゃあいったん昼ご飯を取りましょうか。」とカリン。「よっしゃー」とサットとバーストでハイタッチしている。「お酒はだめですからね。」とカリンが言った瞬間。「えっ…それはないでしょカリンちゃんお願い。お願いだから。」とサット。「何言ってもダメです。」とカリン。ほんとにこの二人を見ているとどっちが隊長かわからなくなる…そんなこんなでネロ探し経過4時間の時。みんなで近くのLドナルドの外で昼飯を食べた。「いやーやっと食べられた。やっぱ任務した後の飯はうまいな。」とバースト。「まだ任務終わってないでしょ。」と俺。「あー酒がなければ俺は生きていけない。」とサット。「なんて言ってもダメって言ったでしょ。」とカリン。あ~懐かしいな。弟とよくこんな感じの会話したな~「おい~ハカ(弟)勝手に俺のおやつ食べただろ。」と俺「いや食べてないよ。ヒューヒュー。」と弟。「顔に食べたって書いてあるぞ。」と俺。そう言うと、弟が顔を隠した。「ハカお前相当真面目だな(笑)」「にーちゃんのうそつき~(笑)」思い出を振り返っていると。「えっあれネネじゃね。」とバーストが三毛ネロに指を指す。確かにあの黒色と白と茶色の三毛ネロ。完全にネネとしか言いようがない。そんなのんきに考えている間に、バーストがLドナルドバーガーを食べ終わらせ、走り出していた。「よし俺達はバーストを追いかけるぞw」とサット。俺は「えっ」と一瞬流れについていけなくなりそうになった。だが、しっかりとバーストを見失うなということだろう。俺もLドナルドバーガーを食べ終わらせ走り出した。そのとき時カリンが「会計は、私が済ませておきます。」と。「ラッキー。ネネちゃんのおかげだね!」とサット。何とも隊長らしくない言葉だった。そんな突っ込み入れたりしている間にサット隊長との距離が離れていく。もう見えないくなってしまう。サットは、ゾーンを使ったのだろう。今の俺がどんなに頑張ってもあそこまで早くは、走れない。悔しい。少しは、俺も強くなれたような気がしたのに、少し大げさかもしれない。と今は自分への励まし。そんな少し諦めかけたころ。「プルルルルプルルルル」バーストだ。どうしたんだろう。「助けてマジ。俺動物に嫌われる能力があるみたいで、今さっきからシャーシャーって鳴かれちゃうんだよ。いまクライビルを右に曲がったところにいるからすぐ来て。」とバースト。「あれサット隊長は?」「いないよ?」「俺より先に行ったはずなんだけど。」「シャー。」「サット隊長はいいからすぐ来て。」とバースト。「わかった」と言って電話を切りすぐ走っていった…
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