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恐すぎる彼女  作者: カーズ
3/7

喉の渇き


 事が終わった後も、あきはずっと俺の身体に舌を這わせている。俺の身体はそんなにうまいのか?




対して俺は、なんだかトイレに行きたくなってきた。



「あきごめん、ちょっとトイレ」

「おしっこ?」

普通に聞いてきやがった・・

「まあ・・そうだけど」

「飲んであげようか?」




は?

今なんて?




「ごめん、もう一度言ってくれる、あきちゃん?」

聞き違いだよな?




「やだ〜信二くん。照れるよ、あきちゃんだなんて〜。だ、か、ら。飲んであげようか?おしっこ」



う、嘘だろ?いくらなんでもそれは。

「お、おいおい。ちょっとその冗談は笑えねーって」俺、今ちゃんと笑えてんのかな?




「冗談じゃないよ。わたし、信二君のなら全然構わないよ。むしろ、飲んでみたいくらい」




あ、あき?




「それに、こういうプレイ好きな人もいるらしいよ。信二君もすぐに好きになるよ」

そう言って、あきは俺のをくわえる。




「ふぁい。らしていいよ」くわえたまましゃべる。




冗談じゃねー。あきの綺麗な口にそんなもん出せるかよ。まあ、他のは出してるけど。




「い、いいよ。俺、トイレでしてくるからさ」

そう言って俺はやや強引にあきの口を離させ、足早に部屋を出た。




思えばこの時だったかも知れない。はじめてあきを『異常』だと思った瞬間は。




俺はこれから、あきの異常性、変態性をたっぷりと、それこそ嫌になるほど味わうことになる。

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