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06 天使の洞察

 女神と悪魔なんていうぶっ飛んだハイスペ姉妹からの取引をされた放課後。


「え、あいつが……?」

「マジだって。俺らのクラス全員見てたんだよ」


 まぁ真面目に胃が痛くなってきましてね。


 昼休憩はギリギリに戻ったから話しかけられこそしなかったものの、5限6限の授業中や間の休憩の視線の集まり方ときたらもうね。


 昼休憩までは好奇心やら嘲笑だけだったのに、昼休憩からは嫉妬と敵意も混じってたんですよ。

 まぁ星川姉妹と一緒にどこかへ消えたとなればそうもなるだろうけどさ……。


 でも違うんですって。


 あくまで損得からくる取引を提案されただけなんです。

 色恋や情なんて綺麗なもんじゃないんです。


 とか思ってても口に出して弁解も出来ないワケで。


 だって大人気姉妹が打算オンリーの手を差し伸べてきた、なんて夢のない話をしてみ?

 信じる信じない以前に聞く耳持たれず反感を買うだけなのは、この学校の生徒なら誰でも分かる話だろう。特に女神様は崇拝レベルの人気だし。


 ……とにかく今は大人しくやり過ごす。しばらく人前であの姉妹との接触は避けないと。


 これ以上火に油注いでみろ。確実に実力行使……イジメに発展するって。

 それだけは絶対に避けたい。奴隷卒業してすぐにイジメとか嫌すぎる。

 

「せんぱーい!一緒に帰りましょー!」


 ……うん俺知ってた。

 俺の願いを豪快にへし折って、おまけとばかりに火にガソリンぶち撒けるのがあいつなんだって。


「あれー?せんぱーい?」


「土下座で許してくれますか?」


「何をですか?!」


 さすが一部では悪魔なんて呼ばれる子だよ。

 周り見ろって、もう敵意通り越して殺意だよこれ。


「秋風くん、大丈夫か?」


「雨森さん………すみませんもう無理です全てを任せていいですかありがとうございます!」


「えっ?って秋風くん?!」

「あーっ?!せんぱーい?!」


 落ち込む俺を気遣ってくれた雨森さんの優しさに全ベット&悪魔から全力撤退。

 我ながら最低だと思う。反省はしてますよ。同じ場面に戻っても繰り返しますがね。


「ダメよ、秋風くん」


 しかしそれを許さないのが悪魔の姉である女神、星川さん。

 教室の扉をくぐった瞬間にいつの間にか廊下にいた星川さんが腕をキャッチ。お願いだからリリースしてください。


「プリーズアフタミー、キャッチアンドリリース。セーイ?」


「秋風くん、あなたそんな面白い感じだった?キャッチアンドリリース。はい戻るわよ」


 ここから逃げたくてテンションバグってる自覚はある。

 というかノってくれるんですね。離してはくれないけど。


「お、おいマジかよ、星川さんが奴隷に話しかけてるぞ……」

「しかも手を掴んでるし……俺初めて星川さんから男に触れてるの見たんだけど…」


 まぁうん、そうなるよね。悪魔の姉はやっぱり悪魔なんですね。

 集まる視線は致死量に達しつつあるよこれ。

 勘弁してくれ、この姉妹唯我独尊すぎ……!


「えっと……秋風くん?」


「あ、さっきは取り乱しました。すみません」


「い、いや、気にしなくていいけど……大丈夫、じゃなさそうだね…」


 姉妹はさておき、まずは雨森さんに謝罪。

 最悪土下座も視野に入れてたけどあっさり許して苦笑いを浮かべる雨森さん。

 さすが王子なんて呼ばれてるだけあるね。マジイケメン。


「優斗、そいつなんてほっといて大丈夫だってば。逃げ回るのだけは得意なんだし」


 そんな王子に横から声をかける元主人。マジ傍若無人。


「っはは!おもれーじゃん秋風ぇ」


 こっちは欠片も笑えないんですよね火縄さんや。マジチャラい。


 まぁ火縄さんの軽さのおかげで少し雰囲気が和らいだけど……どちらにせよ味方はなし。


 俺を無言で見据える星川姉妹、睨む陽奈、苦笑いのまま固まる雨森さん、ニヤつく火縄さんに……殺意混じりに睨む周囲。

 なんですかねこれ?視線で息の根を止めたいの?新手の暴力か?うーん効いてる効いてる。


「えと、どうしました?」


 とりあえず、そんな言葉を放り込んでみる。

 いやね、無言のままだといい加減に辛いんですよ。胃が。


「せんぱい、考えてくれましたかー?」

「そうね。せっかくだし私も聞きたいわ」


 返してくれたのは姉妹。

 ただし救いではなくトドメだが。


 いや、この場で答えろと?

 「あなたと一緒に手を組みまーす!仲良くしてね!」って?

 それとも「どっちともお断りです。俺に関わるな悪魔姉妹が!」って?

 あぁ、なるほど俺に死ねと。


「いやぁ……」


 考えろ。

 この場を切り抜ける方法を……!


 状況をよく観察しろ。

 教室のほぼ中央に連れ戻された俺。周りには野次馬の生徒達。目の前にはグループの面々。俺の腕は星川さんに掴まれたまま。


 はい無理詰んだ。てかまだ掴んでるの星川さんや……。


 しかし地獄にも救いはあった。


「はいっっ!しゅーっりょぉおーっ!!」


 びくーん!と全員の肩が跳ねる程の大音量。

 次いでパンパーンとリズムカルに手を叩いて言葉通り「終了」だと全身で表現する少女。


「ほらみんなっ!秋風くん困ってるじゃん!今日は終わりいー!」


 グループの1人、元気印のムードメイカーである伊藤友香さんだ。


「そ、そうだね。ほらみんな、帰ろう。部活生もいるだろ?遅刻するよ」


 それに雨森さんが加わった事で一気に解散ムードに切り替わった。


「俺も帰ろーっと。カラオケとか行きたい気分だし?誰か一緒に行こーぜー」


 ダメ押しとばかりの火縄さんの発言が決定打となった。どうしたよ、やるやんアンタ。


 ちなみにちゃっかり陽奈も雨森さんの手を掴んで出て行ってる。

 こんな時でも乙女ですね。


 それからほんの1分と経たず、教室には俺と星川姉妹、伊藤さんだけとなった。

 マジか、あの窮地をあっさり……カースト上位ってすげぇ。


「もー!皆んなして秋風くんに寄ってたかってさ!優しいからって甘えすぎだよ!」


 あれで甘えすぎなんて発想が出るあたり、伊藤さんの頭はなかなかアレだ。

 でもおかげで助かった。

 そうか、女神は星川さんじゃなくて伊藤さんだったんだ……!いや、むしろ天使だなこれは!


「大丈夫?秋風くん?」


「伊藤さん……っ!ありがとうございます!お礼は何をすればいいですか?!焼きそばパン買ってくればいいですかね?!」


「ぅえっ?えっ、秋風くんっ?!」


「あ、やっぱり伊藤さんには勉強教えるとかが良いですかね?!」


「あれぇ?!いきなり失礼?!え、秋風くんこんな人だっけ?!」


「すいませんちょっとテンションバグってて!」


 あわあわ可愛らしく慌てる伊藤さんの手を離して深呼吸。

 つかいつの間にか伊藤さんの手を握ってたのか……勢いで誤魔化されてくれません?危機を脱して即セクハラで断罪は辛すぎる。


「はぁ、失礼しました。許してくださいお願いします」


「あ、あはは、大丈夫だよ。それより大変だったね?」


 あ、やばい。

 マジで天使に見えてきた。こりゃモテるワケだよ。

 なんせ学年で2番目に見た目が可愛いのは陽奈らしいのに、2番目にモテるのは伊藤さんって話だしね。てかうちの男子格付け好きすぎ。


「……もう一生傍で仕えたい…!」


「ぅえええっ?!」


 俺もう陽奈から伊藤さんに乗り換えたくて仕方ないんだけどぉ!

 俺こんなに優しくされた事あったっけ……?両親が亡くなって以降で一番じゃない?


「せんぱーい?いつまでふざけてるんですかー?」


 俺が感動してるところに水をさすな。

 まぁ今回ばかりはこいつの言う通り、ちょっとふざけすぎたか。


「だな。伊藤さん、大変失礼しました」


「えっ?あ、え?ふざ……?んん?え?」


 混乱したように百面相する伊藤さんは見ていて面白いが、いい加減に収拾つけないとな。


「さて……じゃあまずはお前だ星川妹」


「むぅ?」


「お前、こうなると分かってて教室に突っ込んできたろ」


 それが分からないこいつじゃないしね。

 分かった上でやらかすのがこいつだし。


「えへっ?だってぇ、つい!」


「楽しんでんじゃねぇよ……俺の身にもなってくれよ、ホントに」


「あはっ、ごめんなさーい!」


「こんな響かない謝罪人生初」


 いつものようにイラつかせてくれる後輩に文句を言ってると、俺を凝視する視線に気付いた。見れば、伊藤さんがポカンとした顔をしている。


「? 伊藤さん……?」


「……前から思ってたけど、秋風くん敬語ない方が良くない?!」


「おぉっ?」


 テンション落差についていけない俺を置いてけぼりにして、今度は伊藤さんが俺の手を掴んでぶんぶんと上下に振り始める。マイペース過ぎません?


「そっちの方がいいよっ!なんか自然な感じだし!なんでいつも敬語なのっ?!」


「い、いや主人の友人ですし、一応です」


「そーなんだっ!でもさ、もう違うんだよねっ?」


「いやでも………あ、ほんとだ」


 おぉ……盲点だったわ。伊藤さん、割と核心つきますね。言われるまで気付かなかったよ。


「てゆーかさ!それならなんで真織ちゃんにはタメ語なの?!」


「まぁ主人、いや元主人が敵認定したんで……あとはまぁ、個人的にもこいつに敬語は無理ですし」


「あははっ、めっちゃ言うじゃん!おもしろーっ!」


 無邪気にけらけらと笑う伊藤さんは、ようやく手を離してくれた。

 そして笑いの余韻が引いたのか、先程までより幾分か落ち着いた声で話し始める。


「それでさ、沙織ちゃんと真織ちゃんに何か相談されてたのかな?」


「あー、いえ……」


 相談じゃなくて取引です。

 ただ先程教室で弁明できなかったように、伊藤さんに伝えたところで聞いてくれるか分からない。

 それどころか「嘘つくなんて見損なった」なんて言われる可能性すらある。


「相談というより、何か手助けが出来ないかと思ったのよ」


 どう答えるべきか悩んでいると、星川さんがさりげなく答えてくれた。


「え、そうなの?手助け?」


「えぇ。今日の朝から秋風くんが大変そうでしょう?だから、ね」


「あぁー……そっか、そうだよね。やっぱり大変だよね…?」


 伊藤さんは苦笑いを浮かべ、うーんうーんとしばらく唸り始める。


「んんー……ごめんね、秋風くん。実はね、あたしちょっとその方が良いかと思っちゃったんだ」


「え………?」


 それはつまり、針のむしろのまま過ごせと?天使はどこにもいなかったと?


「あっ、いや、その……い、言いにくいんだけどさ……陽奈ってほら、結構ワガママじゃんか。それで、陽奈から離れた方がー、なんて思ったり……」


 たはは、と力なく笑う伊藤さんに、そういう意味かと納得する。

 最大限に言葉を選ぼうとする彼女の優しさも伝わってきた。

 なんだ、やはり天使はいたじゃん。


「まぁそうですね。陽奈の我儘さは俺の手には負えませんし」


「ぅえ?!そこハッキリ言っちゃうの?!」


 そこは濁しようもない事実だしね。

 むしろ「そんな事ない」って言ったところで説得力あると思います?


「でも、そっか。そうなんだ……」


 なにやら納得したように頷く伊藤さんに首を傾げる。

 すると伊藤さんが黙り込んだ今がチャンスだとばかりに2人が動きだした。


「で、せんぱい?答えは出ましたかー?ちゃんと放課後まで考えたんですよね?」

「そうね。それともまだ悩んでるの?あまり考えても結果は変わらないと思うわよ?」


 決断を迫る星川姉妹だ。

 いや君たちさ、あんなストレス空間でまともに考えがまとまるとでも?無茶言うなよ。


「胃が痛くてそれどころじゃなかったです。明日まで時間をください」


「……そうなの?珍しいわね、こんなに決断に迷うなんて」


 いや、星川さんってほとんど俺の事知らないでしょ。

 え、そうだよね?なんか怖いんだけど。


「……んんん?むむぅ?……もしかしてせんぱい、結局どっちも断ろうとしてません?」


 おぉ?バレてる?

 いやそうか。俺がこいつの手口やらを読めるように、こいつも俺の思考を読めるようになってるワケか。この悪魔がだ。え、それってヤバくない?


「いやだって、どっちもデメリットが……」


「そ、そんなに生徒会は嫌なの……?」


「あたしと仲良くなるのもですかぁ?!」


 目を丸くする姉妹は、こうしてみると顔も似てるのね。

 普段は片やクールで、片やニコニコしてるから印象が繋がらなかったわ。


「んん?生徒会?仲良く?」


 ここで伊藤さんが復帰。

 うーん……今なら信じてもらえるかもだし、首を傾げている彼女にーー最大限に濁しながらーー伝えてみるか。


「はい、手助けをしてくれて俺が今の状況から抜け出せたら、その、お礼に……みたいな感じです」


「ほえー、なるほどー……うん、うん。うんっ!」


 え、なんか納得するように頷くスピードが増してる。

 なんなんだこの人、見てて飽きないにも程があるんだけど。


「やっぱりだなぁー!もう、秋風くんってさ、ほんっっっと優しいよねっ!」


 溜めに溜めた末にに、彼女は輝かんばかりの笑顔で言い切った。


 あまりの勢いと内容に、俺だけじゃなくて星川姉妹も目を丸くする。


「や、優しい?いや、陽奈からどっちかに乗り換えるととられてもおかしくないんですよ?それに俺が二人を利用してどうにかしてもらおうとか……」


「そんなことないよっ!そもそも今の状況だって秋風くんが優しいからなってるんじゃんっ!」


「はい?」


「てかお礼までするとか!友達の助け合いでもそこまでちゃんとするのってすごいよ!」


「へ?」


 え、待って?ごめんなさいついていけません。


 あ、よく見たら星川姉妹もなんか気まずそうだ。

 あ、そうか。まぁそうだよね。伊藤さんの言葉を丸々飲み込むとしたら、お礼をもらおうとしてる2人からしたらそうなるよね。

 でも伊藤さん、まずこの2人は友達じゃないんですけどね?


「それにさ。秋風くんが陽奈に追い出された時、粘ろうと思えば出来たはずだよね?」


 ん?粘る?無理だろ、陽奈の命令なんだし。

 俺に頷く以外の選択肢なんてない。


「そしたらきっと粘る内に、陽奈の方が悪いってなると思うんだ。ほら、いつも扱い悪いのに理由もなく捨てるなんてー、みたいな」


 お、おぉ……?あり得なくはない、のか?

 ダメだ、陽奈絡みだと上手く想像できん。なんか混乱してきた……。


「それなのに何も言わずに言う通りにしたのって、陽奈への優しさじゃん!」


「いや、それは俺がそういう立場だから……」


「あー前に聞いた事あるような……お父さんに言われたからってやつだっけ?」


「まぁ、はい」


「それを律儀に守ってずっと陽奈を支えてる時点で優しいって事だと思うなー」


 待て、待て待て待って。

 律儀に?いやそれ以前の問題だろ?

 だって命令されたワケだし、しかも俺は実の家族じゃないし、だから……。


「ずっと約束守るのもさ、ずっと陽奈を大事にしてるのもさ、陽奈の為にこんな状況に耐えてるのもさ……全部ぜーんぶ、秋風くんの優しさだよ」


 混乱する俺に、そっと優しく伊藤さんは微笑む。

 いつもの元気いっぱいの笑顔とは違う、慈愛のこもった微笑に思わず見惚れてしまった。


「ふっふっふー!照れ隠ししたってムダだよ秋風くん?あたしもう分かっちゃったもん!」


 そしてすぐにいつも……よりドヤ成分多めの笑顔に戻った伊藤さん。

 気付けば空回りしていた思考も落ち着いてる事に気付いた。というか一瞬思考停止したしね。


「…………」


 それにしても、本当に驚かされた。

 呆気にとられたとはこの事か。


 この人、普段のハイテンションのせいで勝手におバカだと思ってたわ。失礼ながら。

 でも予想以上に人のことを見てる。


 俺が思いもしなかった事にあっさりと辿り着くなんて……いや、思考する過程が違いすぎるからか?


 なんにせよ、俺じゃ出せない答えを出せる人だというのは確かだ。

 ぶっちゃけぽやぽやしてるからとナメてましたすみません。

 

「「…………」」


 俺と似たような気持ちなのか、星川姉妹も呆気にとられていた。


「あっ、あたしも手伝える事があったら手伝うよっ!秋風くんみたいに優しい人が損するなんておかしいもんねっ!」


「あ、いや、それだと伊藤さんに迷惑が……」


「……むむ?」


「あははっ、ほら優しいじゃん!迷惑とかだいじょぶだいじょーぶ!ほら、あたしと友達になろっ?」


 呆気にとられる俺に構わず、伊藤さんは俺の手を掴み、そのまま握手してブンブンと手を振る。なんか後輩が呟いた気がしたが無視。

 女子との接触というには色気のないそれは、確かに友達っぽいのかも知らない。友達ろくにいないから分からんけど。


「へへへー!よろしくね秋風くんっ!」


 にこやかに笑う彼女に、ついぞ俺は反論できないまま。

 星川姉妹ですらただ眺めるばかりだ。


 うーん、伊藤さん恐るべし。


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