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アマルナへの扉  作者: 田丸 彬禰


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カフラーのピラミッドに見られるねじれ

ギザにあるエジプトの三大ピラミッド。

その中央に聳え、見た目上は一番高いカフラーのピラミッド。

実はこのピラミッドには若干のねじれがあるそうです。


簡単に言ってしまえば、建設中の計測の失敗により、最終段階に来てきれいな正方形の底面を描いておらず、頂上にピラミディオンを載せた時にずれができる。

工期の最終段階で気づいたピラミッド建造者たちは必死に調整を加えてピラミディオンは無事載せられた。

その痕跡がねじれとして現れたということです。

遠くから見ただけではそのようなことはわかりませんが、つくっている方々は相当焦ったことでしょう。


それが実際どの部分で確認できるのか、具体的な写真はありませんが、この話から想像するに、やはりピラミディオンは建造がはじまったときには完成していると思われます。

そして、それを据え付けるときにそれなりの儀式がおこなわれたのではないかとも思えます。

そうでなければ、ピラミディオンでその誤差を修正することもできますし、最悪のずれが生じたまま据え付けてしまいますから。


それから、外装の整形ですが、これは完全な形に整形したうえ据え付けをおこなった場合、その誤差は修正するのは困難になるため、石を積み上げ終わったところで最終的な仕上げがおこなわれたと思われます。


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