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アマルナへの扉  作者: 田丸 彬禰


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ピラミッドの頂上について

さて、質問です。


エジプトのピラミッドの頂上がどうなっているかご存じでしょうか?


行ったことがない。

登れないのだからわかるはずがない。

そもそも残っていないだろう。


そんな声が聞こえてきそうです。

もちろんそのとおり。

ギザの三大ピラミッドをはじめとして現存するピラミッドの頂上にあったとされる「キャップストーン」とも呼ばれる四角錘の石材は失われています。


ですが、本物の「キャップストーン」を見ることができないかといえばそのようなことはありません。

カイロの博物館にいけば、中王国時代のつくられたキャップストーンが展示されています。


そして、これはあまり知られていないようですが、ピラミッド観光中にもそれを見ることはできます。

もちろん完品というわけではないのですが。

とりあえず場所をいえば……。


ひとつはギザ。

クフ王のピラミッドの南東に衛星ピラミッドの「キャップストーン」が展示されています。

ちなみに、衛星ピラミッドとは、本ピラミッドに属する小ピラミッドのことで、宗教上の意味があるものとされています。


もうひとつはダハシュール。

赤ピラミッドの東側にこのピラミッドの「キャップストーン」が置かれています。


まあ、あまり見栄えのいいものでもないのでわざわざ見る人もいないようですが。


そして、ここで注目すべきは二点。


ひとつは大きさ。

ピラミッドの大きさに関わりなく、「キャップストーン」はほぼ同じ大きさになること。

もうひとつは底。

最上位となる「キャップストーン」は上から二段目の天井部分に埋め込まれるように凹凸があります。

実際は凸凹で、しかもひっくり返った形となります。


エジプトに行って、放牧と呼ばれる自由時間を与えられたのなら、探しにいくのもいいのではないかと。


では。


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