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アマルナへの扉  作者: 田丸 彬禰


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今回の新発見に日本のエジプト学者がノーコメントである恥ずかしい理由・・・たぶん

私のようなエジプト好きにはうれしいだけの2023年3月の発見。

専門家であるあるエジプト学者も大興奮、すぐさまコメントを出すのかと思いきや必ずしもそうではありません。


自ら確認されることをおすすめしますが、一応私が河合望氏、近藤二郎氏などのツイッターを眺めた範囲では日本のエジプト学者の反応が鈍い。

というよりも、無反応に近いです。

今回の発見に関わった名古屋大のチームに近い河江氏はコメントを出していますが、その他はというと……。


なぜ?


名前を出して申しわけないのですが、これは吉村作治氏に責任があります。

なぜなら、スキャンピラミッドでの結果が出たときにこの御仁は完全否定しました。


「そのような空間があったらピラミッドは崩壊する」


さらに……。


「あるというのなら、証拠を見せろ。見せられないのなら、それはまやかしである」


こう言ったのです。


一応言っておけば、おそらく吉村氏があり得ないと言ったのは、今回発見された空間ではなく、大回廊の上にある本命の方だと思われます。

ですが、ミューオンを使った調査で位置を推測した場所のひとつから明確な証拠が出た以上、もうひとつもあると思ったほうがいいように思えます。


さて、長い前置きを終わりにして本題に戻ります。

なぜ日本のエジプト学者の大部分が今回の発見を無視しているのか?


答えは簡単吉村氏に気を使っている。

いわゆる忖度。

だがら吉村氏がコメントしなければ自らの発言ができないのでしょう。

ですが、肝心の吉村氏が音なしの構え。

そのため、子分たちもそれに続いているというわけです。


まあ、これが日本のエジプト学のレベルです。


師を踏み越えるくらいの気構えがなくて何が学者かと言いたくなります。


スフィンクス論争時のシュタデルマンとレーナーが激しくやり合ったのとは対照的です。


ついでに言っておきますが、実は今回見つかった空間の発表時、さも自分の手柄のように喋っていたザヒ・ハワス。

彼も吉村氏の側にいました。


以前は自分に都合の悪い成果が出そうになると、ストップをかけて調査を止めていましたが、現在はそれほど力がなくなっているのか、それとも目の前に自らのゴール?が迫って焦っているのかはわかりませんが、積極的に調査を進めようとしているようです。

ということは、このままでは吉村氏だけが取り残され、その後ろを歩かされている弟子たちも巻き添えを食う可能性が高いです。


本当に日本のエジプト学を発展させたいと思うのなら、吉村氏は早めに自説訂正のコメントを出すべきでしょう。

まあ、昔から「何が発見されたか」よりも「誰が、というか自分が、発見したかどうか」を重要視していた人ですから、完全白旗は難しいでしょうが、分厚いオブラートを包まれたものでもいいのでなんとかやってもらいたいものです。


最後に一言。

証明できなければそれはまやかしというのなら、以前主張していた「ピラミッド内部構造左右対称説」を実証できたのかもついでにコメントしてもらいたいものです。

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