表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
126/127

ツタンカーメンは無名のファラオではなかった Ⅰ

前回の解答編ということになります。


そもそも現代でも使用されている古代エジプトの王朝分類の基礎となったマネトの著書にすでにツタンカーメンその存在が治世年数とともに示されています。

ちなみにマネトは紀元前三世紀ごろ、つまりプトレマイオス朝時代に生きた人物。

アビドスの王名表の信者の方には申しわけないのですが、あの王名表が正統なものなら、五百年以上未来でその名が登場することはありません。

ちなみに、マネトの著書ではその名前はツタンカーメンになっているわけではなく、他の王と同じくギリシア風の名前になっています。


一般の視聴者向けで、物語をドラマチックに仕立てたいテレビ番組なら仕方がないと理解します。

ですが、エジプト学を専門とするエジプト学者がこのことを知らなかったなど論外ではありますし、その事実を無視して「ツタンカーメンは誰にも知られていなかった無名のファラオ」などと宣うのはいかがなものと言わざるを得ません。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ