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アマルナ四号墓にあるミステリー

久々のアマルナとなります。

パッケージツアーを利用してエジプト旅行をすることが多い日本人はアマルナを訪れた経験がある方はいませんが、なかにはカイロから日帰り観光をする強者もたまにはいます。

エジプトに興味を持ち、アマルナに行く機会があるというに頭の片隅に入れておくと楽しめる情報をひとつ。


アマルナを訪れる者がほぼ確実に行く場所がメリラーが被葬者となるアマルナ四号墓となります。

保存状態が悪いアマルナの岩窟墳墓群の中では比較的レリーフが残っており、某「地球の歩き方」などガイドブックでもそのレリーフが紹介されています。

単純に眺めても楽しめるのですが、少しだけ注意深く見ると面白い発見ができます。


アマルナの岩窟墳墓のレリーフにはアクエンアテンとその家族が描かれていることが多いです。

もちろんこの四号墓でも同じで、四人の王女がアクエンアテンやネフェルティティとともに何度も登場します。


そして、このレリーフのひとつに描かれた四人の王女のひとり四女ネフェルネフェルウアテン・タシェリトには「王の娘」という称号のほかに「王の偉大な妻」という称号が刻まれています。

この「王の偉大な妻」は正妃と同様の意味を持ち、たとえばアクエンアテンの側妃キヤはこの称号は与えられていませんし、ラムセス二世の多く妃の中でもこの称号を持つことができたのはほんの僅かとなります。

多くの専門家は単純な間違いと断定して終わらせていますが、それが正しいのかはわかりません。

少なくても大スフィンクスの地下にとんでもない構造物がある話よりは証拠がある分可能性はあるでしょう。

そして、これが正しければどうなるのか。

実はこれについて色々ところに影響を及ぼします。

それはまた別の機会に。


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