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アマルナへの扉  作者: 田丸 彬禰


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ツタンカーメンの墓はネフェルティティの墓?

先日NHKで放映されたエジプト特集。

二部構成の後半で展開されたのが、現在のツタンカーメン王墓は元々ネフェルティティの墓だったというもの。

実はこれはイギリスのエジプト学者ニコラス・リーブスが十年以上前に提案したものとなります。

そして、その時に詳しく調査した結果、そう言えるものはないということでケリがつきました。

再びこの話を持ち出したということは新しい証拠が見つかったのかと思えば、リーブスが口にしたこと繰り返すだけ。

話としては面白いのですが、今これを再びやる必要はなかったのではないかと思います。

ついでにいえば、番組内で説明をした河合望氏は、当時この話に否定的な話をしていました。

ところが、五月の講演会ではリーブスを散々持ち上げたうえ、終わったはずのこの話を取り上げ、何を今さらと不思議に思っていました。

つまり、あれはこの番組の前フリだったということなのでしょう。

まあ、これはいわゆる大人の事情ということで笑って流しますが。


つけ加えておけば、古代の盗掘者たちが全面に装飾を施された壁の向こうに次の部屋があるとどうやって発見したのか?

むろんその方法を記した文字的資料はありませんが、方法として打音で認識したことは容易に想像できます。

これはこの墓を発見したハワード・カーターも同じ。

まだ部屋があると疑い、壁を叩きまわったことでしょう。

結果、それ以上部屋はないと判断した。


そもそも、ネフェルティティが王として君臨できたのは数年。

しかも、私と違い、専門家の先生がたは皆、この数年をアクエンアテンとの共同統治をしています。

その彼女が夫と違う墓を別の場所につくっていたというのは非常に無理があると思うのですが、いかがでしょうか?

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