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トトメス2世の王墓発見の話
前フリしたので結末も書く必要があるでしょうから書きます。
ルクソールにおいてトトメス2世の王墓が発見された、そのことについて筑波大のエジプト学者である河合望氏のセミナーがおこなわれ、参加してきました。
このセミナーで対面・オンラインのどちらでも選択できたのですが、空き時間に質問ができ、確実に回答が得られる利点から新宿で行われたセミナーに参加してきました。
楽しかったのですが、肝心の部分については自分が知っている情報の上積みというのは殆どありませんでした。
一応、書いておけば、河合氏は「アム・ドゥアドの書」の存在を根拠にこの地は王墓で間違いない、ただし、発掘チームの発表は盛っている可能性もあるのですべてを鵜呑みにすべきではないという見解のようでした。
また、立場もあり、定説と言われるものから踏み出すものもありませんでした。
とりあえず、いくつかの質問に答えていただいたので、自身の考えを補完することは




