アマルナへの扉

トトメス２世の王墓発見のニュースについて

発見された墓が本当にトトメス２世の埋葬に使用されたかどうかはともかく、新しい発見はうれしいものです。

さて、今回の新発見のニュースについてですが、どうしても言わなければならないこと。

それはその墓が「王家の谷」で発見されたという部分。

あまり興味のない人にとってはどうでもいいことかもしれませんが、古代エジプトに興味を持つ者は黙ってはいられない。

「王家の谷」には大まかではありますが、決められたエリアがあり、ルクソール西岸であればすべて「王家の谷」というわけではありません。

そして、今回発見された墓は間違いなく「王家の谷」のエリア外です。

では、どの辺にあるのかといえば、「王妃の谷」の西約２キロ。

「王家の谷」からは南西５キロほど。

いつものことですが、いい加減な情報を垂れ流しています。

ちなみに、私がこれを書きながら見ているのは「ナショナルジオグラフィック」です。