第三の目──涙iLLエトリー
今回はそんなにぐろーではないどすえ
先に言っとく。
評価や感想お願いしまァァス?
二週間前、母が実験台送りになった。
いまこの国では、非人道的狂人体実験執人が全員合わせて五人存在する。
私はこの五人を殺すことを決意した。
これは、夢や目標などではなく、根拠のある決意だ。
母を殺され、父は自殺し多額の借金を抱え、私には廓落の地を踏むことすら出来なくなった。
学校にも行けず、誰とも話すことが出来ない。
路上でただただ飢えを苦しむだけの存在。
私は自殺しようかと考えた。
しかし、私にはどうもそれができなかった。
両親が死に、借金が残り死ぬ事も出来ずただゴミを漁る生活。
だが先日、私にもある手紙が届く。
届くというのは直接的に手渡されたものだ。
──拝啓
真菜 真奈様。
実験台への招待を命ずる。
執行人からの指名。──MAD
二日後に迎えにいく。
二週間前に母にもきた同じ手紙だ。
この手紙は実験台送り通知書すなわち死を意味する。
だが、これは奴らに直接的に会う絶好の機会。
ここで奴らを殺す。
勝てる算段などはまだないが、実際そこから逃げ出した者がいるのもまた事実。
私の計画通りにいけば私はMADらに勝つことができる。
逃げ出し、それに殺す。
そこから逃げ出したものはそこで作った道具や地図を高値でうりさばいたりしていた。
いま、その道具や地図はMADらにより、全て処分されている。
MADらの存在はほぼ謎だが、五人の実験執行人が存在すると生存者達は口を揃えて言っていた。
目好きのシャラワ 生存確率七%
血好きのメルーン 生存確率四%
手好きのシャルル 生存確率五%
死好きのバリナレ 生存確率四%
そして人間好きのMAD 生存確率零%
計五名の中で、未だに名前の知られていないのはMADのみだ。
そのMADに招待されたものは必ず死ぬ。
そして今、MADに招待され実験台の上に座っている周りの人間を見る。
どれも壊れている。
全部が全裸で真っ白い椅子に手足を固定され、死んでいる。
死体の腐った匂いがする。父が自殺した時と同じような匂いだ。
父の死体の発見場所が、コンクリートの上で、体液が染み込んでおりコンクリートを削る料金を提示されたこともある。
そんなことを考えながら脱出経路などを今のうちに調べておく。
「あ、あな……た」
隣で声がしたので少し驚く。
見た目はもう、人間と呼べるものではなく皮膚がボロボロになり、目玉が片方取られていた。
「どうしたんですか」
「なみ……涙をみせ…ちゃったら ……目が。めが……ぎひぃいいぃいぁ!!! 」
彼女が、そう言った途端天井からプレス機のようなものが行きよいよく落ち、彼女は存在さえも分からない塵とかしてしまった。
涙?よくはわからないけど覚えておく。
そう心に語りかけ、少しの間冥福を祈る。
暫くすると、ハイヒールのようなものが地面に叩きつけられできる音がここへ近いてくる。
その女を目に捉えた瞬間、額に普通なら存在しない《目》を見つける。
──第三の目 目好きのシャラワ
あなたはここで死ぬことになる。私が、あなたを殺すから。
お疲れ様です(^^)
いやープロローグいろんな人にグロすぎてこりゃ見れないって言われもう、悲しくなりました。
ただ、一人だけなんか興奮してる子いたんですけど、その子って……
では、次のマナマナでー