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マナマナMAD  作者: 栽くん!
Prolog
1/3

人体実験──ONE プロローグ

絶対に、ご飯中は見ないでください。

それに、グロ注意なので、……いや、まぁ注意しといて下さい笑

でわでわー


《マッドサイエンティスト》


私は血が好きだ。

私は肉が好きだ。

私は人間が好きだ。



そこには本来歯科治療で使われるイス『ユニット』というものが置いてある。

そこに腰掛け、手足を固定されている女の腹部に穴があき、中から(はらわた)が溢れだし、血飛沫が止まらず、必死に喘ぎ苦しむ。

本来なら青い椅子が茶色に変わっていく。

女が便を抑えきれず、出してしまった。


「おいおい、排便するには早すぎるぞ」


そう言って彼は左右に目をやる。

そこには数え切れないほどの医療器具や拷問器具などがあった。


女が痛みと恐怖に耐えられず、我慢していた尿が溢れ出る。

その尿が彼の真緑のエプロンのようなものにかかり、少し黄色く滲む。


途端、彼は右の、器具台においてある通常の五倍近い縫い針と、銀色のワイヤーを交互に舐め回す。

その縫い針にワイヤーを通し、女の***を綴じるように縫う。

更に女の喘ぎ声と、嗚咽が激しくなる。


「私は血や肉が好きだが、足の指というのがどうも苦手でね」


そう言いながら彼は市販のものより三倍ほど大きい()(ばさみ)を左の器具台から持ち出す。


その裁ち鋏でワイヤーを裁ち切る。

それだけでは留まらず足の指へと刃先が向かう。


裁ち鋏の刃が擦れ合う音が、女の叫び声と同調して聞こえなくなる。

足の指を一斉に切られ、血管が飛び出し、血飛沫の色が青く見える。


そのあと彼は白いマスクを外し指先から出る血を口の中に入れる。


「美味い」


そう言って彼は、足首をワイヤーで括り止血する。

女の目は常に上を向いており、痙攣を起こし、排便が止まらない。


「あと、二週間。私を楽しませてくれるよな? 」


その男は怪物でも吸血鬼でもない。

正真正銘の人間。


その中でも、人の苦痛を研究している人体実験の死神──


《マッドサイエンティスト》通称MST(マスト)

お疲れ様です。

最後まで読んだあなたはサイコパス!

嘘です気にしない。

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