人体実験──ONE プロローグ
絶対に、ご飯中は見ないでください。
それに、グロ注意なので、……いや、まぁ注意しといて下さい笑
でわでわー
《マッドサイエンティスト》
私は血が好きだ。
私は肉が好きだ。
私は人間が好きだ。
そこには本来歯科治療で使われるイス『ユニット』というものが置いてある。
そこに腰掛け、手足を固定されている女の腹部に穴があき、中から腸が溢れだし、血飛沫が止まらず、必死に喘ぎ苦しむ。
本来なら青い椅子が茶色に変わっていく。
女が便を抑えきれず、出してしまった。
「おいおい、排便するには早すぎるぞ」
そう言って彼は左右に目をやる。
そこには数え切れないほどの医療器具や拷問器具などがあった。
女が痛みと恐怖に耐えられず、我慢していた尿が溢れ出る。
その尿が彼の真緑のエプロンのようなものにかかり、少し黄色く滲む。
途端、彼は右の、器具台においてある通常の五倍近い縫い針と、銀色のワイヤーを交互に舐め回す。
その縫い針にワイヤーを通し、女の***を綴じるように縫う。
更に女の喘ぎ声と、嗚咽が激しくなる。
「私は血や肉が好きだが、足の指というのがどうも苦手でね」
そう言いながら彼は市販のものより三倍ほど大きい裁ち鋏を左の器具台から持ち出す。
その裁ち鋏でワイヤーを裁ち切る。
それだけでは留まらず足の指へと刃先が向かう。
裁ち鋏の刃が擦れ合う音が、女の叫び声と同調して聞こえなくなる。
足の指を一斉に切られ、血管が飛び出し、血飛沫の色が青く見える。
そのあと彼は白いマスクを外し指先から出る血を口の中に入れる。
「美味い」
そう言って彼は、足首をワイヤーで括り止血する。
女の目は常に上を向いており、痙攣を起こし、排便が止まらない。
「あと、二週間。私を楽しませてくれるよな? 」
その男は怪物でも吸血鬼でもない。
正真正銘の人間。
その中でも、人の苦痛を研究している人体実験の死神──
《マッドサイエンティスト》通称MST
お疲れ様です。
最後まで読んだあなたはサイコパス!
嘘です気にしない。
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