2話 騎士と王都
化物に攻撃をした女性が剣の血を拭き取りこっちにやって来る。
「君たち無事だったか?」
と平然とした態度で聞いてくる。
長い黒髪に整った顔立ち、凄く綺麗な人だとおもった。
「はい!無事です。助けて頂きありがとうございました。」
足がすくみ立てない状況だったがお礼はしっかりといった。
「そちらの女性も無事かな?」
と少し心配をした感じで聞いてきた。
「由衣?」
俺の腕にしっかりと掴まって気絶していたのである。
「一応無事な様だな」
腕を組み質問をされた
「さて一つ聞かせてくれるかな?ここは悪獣の群生地、王都やこの周辺の村では絶対に装備無しで入ってはならないと言われているはずだ、なのになぜ一人で武器を持たずに入った?」
「俺はこの娘を見つけるためにこの森に入りました。」
「あとこの森にあんな化物がいた事は知らなかったんだ。」
正直に自分が思ったことを話した。
「なるほど、君の考えは良くわかった。だがもっと考えてから行動するべきだったな。」
「この私がたまたまこの森から王都に帰る途中で無ければ、君たちは恐らく死んでいただろう。」
と一喝されてしまった。
「確かに、貴方のような人がいることを知っていれば、こんな行動はしなかったとおもいます。」
「君は我々騎士の存在を知らなかったというのか?」
少し飽きれた感じで言われた。
「まったく知りませんでした。」
と正直に答えた。
「君がこの状況で嘘を付くとも思えない、どうやら本当に知らないようだな。」
凄く人を信じるひとだな。
すぐ騙される人なんじゃないのか?と失礼なことをおもった。
「さて、ここで油を売ってたらまた、悪獣が来そうだ。」
「取り敢えず、王都に行こうとしよう。」
王都?ここは西洋なのか?日本じゃない?
「すみません、王都ってどこですか?」
「!?」
「君たちは本当にどこの者なんだ!?」
「この当たりの王都といったら、バロン王都しかないだろ!?」
激しく動揺していて、クールな姿が少し消えた瞬間だった。
「すまん、取り乱した。」
と凄く「何を言っているんだこいつ」という感じで言われた。
「まぁいい、王都に着けばわかることだ。」
「あの、お名前聞いてもいいですか?」
この人の名前をまだ聞いていなかった事を忘れていた。
「私の名前は メルス・レイン 」
「レインとそう呼んでくれ」
「レイン…いい名前ですね!」
その時だった。
「ふぁー、あれここは?」
由衣が起きたのだ
「お前もなかなかいい所で起きたな。」
「あれ、あの化物は?」
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「それでここにいるレインさんが倒してくれたって訳だ、分かった?」
俺は由衣気絶した後のことを全て説明した。
「うーん大体!」
まぁ大体でいいやとそう思った。
「では、ここら辺で君たちの名前を聞かせてくれるかな?」
俺達の名前を紹介してない事を俺は忘れていた。
「じゃあ俺からで、俺の名前は結束 輝!」
「私の名前は矢坂由衣です。」
「ヒカルとユイでいいかな?」
「はい!」 「はい。」
息が完全にあった感じで答えた。
「君たちは仲がとても言いみたいだな!」
と笑いながら言った。
そして森を抜け大きな門がみえる。
「さて着いたぞ、ここがバロン王都だ。」
2話目となります!(実際3本目だけどw)
今は良いペースで書けているとおもいます!
ですがペースが早ければいいとは思ってはいません!
一番は見てくださる読者様が面白いと思っていただけるのが一番だとおもいます!
これからも、成長して行けるように頑張りますので何とぞ宜しくお願いします!
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