表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
〜二人の転生者〜   作者: 小林 ゼロ
第2章 〜獣人との戦い〜
28/35

十六話 怠惰。

・・・頭が痛い。


これが二日酔いというやつか、気持ち悪いし、頭が痛い。

まだ未成年なのに飲酒したからかな?

あっちで飲んだら逮捕だしな。

でも、外国の人は16歳で飲める国もあったよな?


まぁどうでもいいや、二度寝しよ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「いつまで寝てんの!!!」


「う〜ん、まだ寝てたい〜。」

俺は由衣に叩きおこされる。


「どうせ、二日酔いでしょ?私もなんだから。」

「お前は、全然飲んでないじゃん。」


由衣はワイン1杯だけ飲んだだけ、

それに対しておれは、ウィスキー2杯 ワイン3杯

そして、ストレートのウィスキー1杯だ。


「う、うるさいわよ!」

いや、お前がうるさいよ。


「とにかく、起きて!」

「朝ごはんならレインと食べればいいだろ〜?」


「そういう問題じゃないの!」

「じゃあ、どういう問題?」


「くだらない返答しないで!」

そう怒って部屋を出ていった。

なんだったんだよ。


あ〜頭いてぇ。


俺は三度寝を始めた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「そろそろ、起きた方がよろしいのでは?」


「ああ、マルスか。」

流石の俺も起きた。

相手が悪い、マルスは怠惰を許しはしない。

故に斬りかかってくるだろう。


「貴方、怠惰ですよ?」

「起きますから、その剣をしまってください。」

マルスはそう言いながら、剣を抜いていた。

あぶねぇ。


「では、食事のあと、稽古ですので。」

そういい、マルスは部屋を出た。


はぁー、怖ぇ。

起こすだけで剣を抜く奴いるかよ。

マルスは本当に勤勉というか、生真面目というか。

抜け目が無いな。


もはや、マルスが魔法を使えたらどれだけ強いのだろう。


そうやって、適当なことを考えながらご飯を食べ、外に向かう。


「ああ!やっと起きた!」

腰に両手を当て、体を突き出して言う。


「ああ、まだ頭は痛いけどな起きたよ。」

「どうせ、マルスに起こされたんでしょ?」


「何故、、、それを?」

「いつもじゃん、」


「別にいつもじゃないし!」

「いつも、怠けてる時は怒られてるでしょ!」


確かにめっちゃ怒られてる。

1度、殺されかけた事もあったか。


あれは、、、、何だったっけ?

思い出せないな、殺されかけたのに。


「聞いてる!?」

「あ、ああ、聞いてるよ。」


「もしかして、あの出来事を忘れたとか?」

「ああ、そうなんだ。」


「輝、殺されかけたんだよ!?」

「そこまでは覚えてるんだが。」


「まあいいや、今度それは話すよ、さて、やるよー!」

「ああ、受けて立つぜ!」


「シャドーバンプ!」

「シャイニング・ハート!」


・・・・・・・・・・・・・・・・


「流石だ。なかなかやるな。」

「ふん!いつもどうりだし!」


「ならこれでどうかな? ダークブラインド!」

「そんなの光で消し去ってやる!! シャイニング・フォース!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「これで試合終了だな。」

「ぐぅ、また負けた。」

俺が由衣の首元に剣を突き立てて、終わった。

戦闘時間、3時間となかなかの長さで終わった。


「おー!ヒカル強ぇじゃねぇぇか!!」

バーンが敷地内に入ってきた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ