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〜二人の転生者〜   作者: 小林 ゼロ
第2章 〜獣人との戦い〜
12/35

一話 1年後。(ユイ編)

私はこの世界で生きていくと、誓った。

輝と一緒にそのために強くなった。


この私、由衣の2年目がはじまる。

・・・・・・

「さぁ、行きましょう。」

と言い、私は馬を置いて、輝とはまた別の、閃光の森に入る。


私は強くなった。輝と同様、マルスさんと、レインに毎日の辛い修行に耐えた。

その結果、私は細いが確かな筋力、運動能力、剣術、魔法バリエーション。輝には劣るが、確かな実力を手に入れた。


「まさか、輝が任務に出てからすぐに、新しい任務が来るなんてー、」


今回の任務は獣人の使団を見つけたという情報が入ったと、ウィンド聖騎士長から言われた。タイミング良く、輝が行った後、直ぐに情報が入ったらしい、

正直、ウィンドがでればいいじゃん、と思うのだが、

これもいい経験だと自分に言い聞かせて、任務にあたる。


「と言うか、レインもついてきて欲しかったな。」

だが、輝同様、


「これも良い経験、レイン様の力を借りなくても、自分一人で戦えるようにしてきなさい。」

とマルスに言われてしまった。

私も輝には、偉そうに言ったが、自分になると、きついものがあるな。と思う。


「夜になる前に、帰りたい。」

私は暗いところが苦手なのだ。

もちろん、光を出す魔法を覚えたのだが、

それでも、何が出るかわからない暗いところは嫌いなのだ。


「さっさと、終わらせちゃいましょ。」

と私は走りながら奴らの拠点を探す。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「嘘でしょ??」

全然見つからない………

夜になってしまった。


「あ〜あ、最悪。取り敢えず。」

「クライスト。」

手から光の玉をだす。

20m先までみえるようになり少しすすむと、


小さな穴蔵を見つけた。

「今日はここで休みましょう。」


・・・・・・・・・・・


「オイ、」

と誰かに起こされた。


目を開けると、剣を突き立てられて、目の前には獣人が居た。。。


すぐ剣を抜き、獣人をきる。

「あ〜あ、目覚めがわるいわね、」

と、目を開けると、大勢の獣人が剣を出して、いかにも襲ってきそうな雰囲気だった。

「あれ、もしかしてここが、使団の拠点?」

私は知らずうちに、獣人の拠点の入り口でねていたのだ。


敵が襲ってきた。

私も聖剣で対抗する。


獣人は強いが、今の私にかかれば、余裕なものだ。


当たりには血と、死体、が散乱し死臭がする。

「はぁー、血の匂いって慣れないわ。」

私は早くお風呂に入りたいと思う。


数十分で獣人を全て倒し、

「さて、帰りましょ。」

私は帰ろうとした。


「君?待ってくれるかな?」

と穴蔵から獣人の残りがでてきた。


「あら、残ってたのね?」

再び剣を抜く。


「僕の名は、17使団、団長、ザルクスだ。」

と丁寧に自己紹介をしてきた。


「はいはい、ご親切にどうも、じゃあ行くわよ。」

と言い私は剣を振るう。


「では、僕も行かせて頂こう。」


──この獣人、速い!


素早い剣戦で力よりも、スピードの勝負となり、

少しずつ、私の斬撃が入るが、本当にすこし。

全然効いてない。


「あなた、やるじゃない。」

「君もなかなかやるね。」


両者譲らない攻防で、私は一つ段階をあげる。


「シャイニングハート。」

体から光の閃光を放ち、

身体能力、反応速度がアップする。


「ふむ、それでは第2Rといこうか。」


「2Rで終わるわよ。」


・・・・・・

「がぁぁ。」

「何故だ、、さっきよりも断然、速い。。」


さっきよりも一方的に剣がザルクスに斬撃が入る。


「私、貴方よりずっと強いの。」

と少しいきがってみた。


ザルクスは剣を地面におく。

「どういうつもり?」



「斬るといい。」


私は近くに近寄る。


「なんてな!」

ザルクスはナイフでさそうとする。


「でしょうね。不意打ちなんて意味無いのに。」

剣を弾き飛ばし、ザルクスを斬り裂いた。


「はぁ、終わった。」

私は、2日で任務を片付けた。


「さて、帰りましょ。」

乗ってきた。馬にのって帰る。

こっちでは、由衣の1年後をかきました。

まさか、任務が被るとは、

由衣は強くなりましたが、やはり、輝には劣るよう、だけどシャイニングハートを使うことによって、かなりの力をアップできるよう。(シャドーバンプよりも性能がよく、体力消耗も少ない。)


ここから、2人は屋敷に戻り、次の話につづく。

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