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〜二人の転生者〜   作者: 小林 ゼロ
第2章 〜獣人との戦い〜
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一話 1年後。(ヒカル編)

俺は誓った。強くなると。


1年間、剣術、身体能力の向上 魔法の追加、強くなるためになんでも、やってきた。


強くなった、俺の2年目がはじまる。。。

・・・・・・・・・・

「さて、行くか、」

そう言って、俺は王都からかなり離れた、暗黒の森に入る。


・・・約1年が過ぎた。

俺と由衣はマルスとレインの修行を受け、かなりの成長を遂げた。


俺は目の下に傷ができたり、筋肉も付き、身長も180cmを超えた。

剣術はマルスのお陰で、レインとかなり、やり合えるくらいになり、闇属性の魔法もバリエーションがふえた。


俺は確実に強くなった。

そして、俺は単独で初めての任務にあたる。

いつもは、レイン、由衣と一緒に任務に務めていたが、今回は1人だ、何が起こるかわからない。


ある悪獣討伐担当の、下級騎士からこの周辺に獣人の使部があるという、情報が入り、下級騎士、上級騎士では対処出来ないと、聖騎士長ウィンドの判断で、聖騎士の担当区分となり、メルス家に文面が届いて、今回の任務を言われた。


本当は由衣とくるはずだったのだが、


・・・「今回はヒカル様一人で行くべきです。貴方は強くなった、が、まだ足りない、ですから、今回は一人でいきなさい。」・・・

こう、マルスに言われてしまった。


「は〜、しゃあーね!さっさと終わらせて帰ってやるぜ!」

俺は心を決めて進む。


とは言ったものの、拠点が全く見当たらない。

下級騎士の情報通りなら、森の奥

ここら辺のはずなのだが、とても静かで、

生き物がいない。。。


「どうなってんだ??何もいないじゃねぇか。」

俺はイライラしながら、周辺を歩く。


少し歩くと、

ガサ、ガサ

と物音がした。


「そこに誰かいるのか!」

と音がした方へ行く。


そこには、1人の女が倒れていた。


「大丈夫か!」

俺は起こそうとする。


「ええ、大丈夫。!」

ナイフを俺に突き立て不意打ちをしてきた。


その攻撃はすりぬけた。

「アレ?」


「ドッペルゲンガー、そいつは偽物だ!」


女は獣人に変身する。

「ナゼ、ワカッタ?」


「まず、獣の臭いだな、凄い匂いだったぞ」

俺は鼻をつまみながら言う。


「コロス。!」

獣人はナイフ2本で激しく攻撃を仕掛けてくる。


「遅すぎるな。」

余裕の表情を相手にみせながら全て躱す。


「シャドーバインド!」

影が獣人の捕らえる。


「さてと、お前はかなり下っ端だろ?」

「ダマレ。」

獣人は単調な言葉を放つがやはり腹が立つ。


「お前達の拠点は何処にある?」

とダメだと思いつつ聞いた。

「ココカラ、キタニ、イチキロダ。」

あっさりと答えた。


「オマエハ、ゾクチョウニ、カテナイ。」


「やってみなきゃ、わかんねーよ。」

と言い、獣人を切り裂く。


族長か、どんな奴なんだろうな。

俺はたのしみだった。

何故なら、力を存分に発揮したいその感情がたかまってしまう。

さっきの獣人は下っ端、悪獣のお世話担当だろう、


「さぁ行こうか!」

俺は走って拠点へ向かう。


・・・・・

崖に拠点らしい穴が空いてる。


「ごめんくださーーーい!」

大声で叫ぶと。


ぞろぞろと獣人が出てきた。


「さて、ショータイムだ。」


俺は速く、確かな一撃を獣人の急所に食らわせていく。

切って切って切りまくり、体にも血がべっとり付き、地面にも死体と血が増えていく。

10、20、30、40、とどんどんと死体が増えていく、


「はぁぁぁぁ!!!!」

最後の獣人を切り裂く。


「はぁ、強いヤツ、誰もいないじゃないか、」

とため息をつくと、


「部下がこれだけやられては、私も貴様を殺せざるおえんな。」

と通常語を話せる奴が奥からでてきた


「お前が、族長か?」

と期待して聞いた。


「いかにも、第18使団、族長のバルタンだ。」

と剣を抜き言う。


そして、次の瞬間、剣と剣が混じり合い、火花を散らし、剣戦を繰り広げる。


「なるほど、やるな。」

俺はまだ余裕だった。


「ふん!殺す!」

スピードをあげる。


更に激しく剣が混じり合う。

俺は後退した。


「さて、一つ、ギアをあげるか、」

と笑みを浮かべて、

「シャドーバンプ。」

体に闇のオーラを纏う。


「何のハッタリだ?」

と獣人はこけ脅しのように感じていた。


「すぐに分かるさ。」

と1歩足を出す。


バルタンは恐怖した、バルタンには目の前に悪魔が居るように見えた。

格の違いに1歩の足音を聞いて気がついた。

が、その時にはおそかったのだ。


「もう、おわってるぞ。」

とバルタンの後ろに立ってそう言う、


バルタンは体が半分に切れていた。

「がぁ、き、貴様ァぁ、」


「確かに強かったが、今の俺には遠く及ばないな。」

まぁ18使団なので、かなりランクも下なのだが。


シャドーバンプは由衣の能力に似ていて、身体能力の向上だけをおこなう。だが、この能力は副作用として、体力の消耗もシャドーミストの倍はある。


「この力も結構慣れてきたな。」

もシャドーバンプを解除して、


「帰るか。」

3日の任務を終えて、屋敷にもどる。

1年後の輝です!

かなり強くなってますね。w

強くしすぎたということはありません!

まだまだ強い、獣人や鳥人がでてくるので!


次は由衣の1年後です。

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