【断片の空間】
被験体N000Fーーシエルの経過報告。
現在被験体は一段階目に見せた幼い性格から急変して知識を求めて修学しています。知らない事に興味を示し、個人の形成を促す意味では非常に良い傾向ではあります。
ただ、感情の起伏に偏りが見られているケースは被験体の成長する上で予想しない動きをもたらす可能性が考えられますので警備態勢はそのままに様子を伺っていきます。
そして肉体的、魔力的なことは順調なグラフになっており、精神的な状態が良好に判断され次第学舎で活動をしてもらっても問題はなさそうです。
マザーの演算通りに神の遺伝子とのシンクロ率も良く、既にステージ6に匹敵する測定結果を確認。このまま行けば我々人類史に置いて神の領域であるステージ9に到達も可能でしょう。
依然計画の阻害の可能性があるステージ8の英雄がレギオンと衝突。レギオンはそこで消失を確認。やはり神の力を持ちし英雄にはステージ7のレギオンですら歯が立たないようです。
引き続き妨げにならないようにステージ7の者で陽動を試みます。
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別件ですが調査中であった魔女と呼ばれる存在に関しての情報が入ってきています。どうやらある一族を総じて魔女と言われるみたいですが、その詳細が全く浮き彫りになりません。つまり意図されて隠蔽された痕跡が調査の中で得た情報となります。歴史からもその存在を抹消する何かが魔女に隠されているとすればステージ9を超えた領域にすら辿りつけるかもしれません。
以上。




