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◇旋律と蒼天のブライニクル◇  作者: 天弥 迅
収束へ向けて
128/155

−天才じゃ何も変わらない④−

「限定解除【コンバートアーツ】」


金色に煌めく原初魔法を切る。ここで一切の最上級までの制約とも言える遅延される発動が無くなり、間髪置かずに行使できるようになった。正に拳銃から機関銃に武器が更新されたようなもの。


怪しむ細身の男性。まだ見せていなかった原初魔法の一旦に触れた事で警戒心を跳ね上げていくのが分かる。


好都合だ。


乱発する魔法はそのままに私は自分でも今後は縁がないと思いたい魔法の発動準備にかかる。


我ながら心底嫌だなぁと思う試みだ。


「怨嗟の念に包まれし子供「獄炎の愚者」」


「ーーおいおい」


彼の表情に歪みが浮かぶ。それはそうだろう。私自身だって初めに見た時は驚愕した後にそんな表情になったものだ。


それくらいこの力は見栄えが悪く、危機感しか煽らない。


「泣け、喚け、苦しめ、憎しみを糧に「闇に再び溶け込み永遠の罪を」」


紡がれる重複詠唱。初の挑戦ではあるが、上手くやれている。


そしてユリス先輩からしたらこの上ない滅茶苦茶な戦法に苦しめられながらも必死に止めようとするしかない。数多の魔法の暴力を振り回されながら本命の重複詠唱をされている状況を。


普通魔法って詠唱するよね? 詠唱破棄出来ても詠唱破棄した魔法を放ちまくりながら他の魔法を詠唱なんて器用な真似無理だよね? と言うか重複詠唱中に他の魔法打てないよね? 打てないだろ!?


みたいな心境になってもおかしくない。極め付けは重複詠唱している魔法がどう考えても普通の魔法ではないのを感じられている。何かまでは分からずとも詠唱文は明らかに既存する知識から察すればどれだけ問題になるかは容易く想像出来る。ある意味初見であればある程に刺さる魔法としても打ってつけだ。


これはダリアス・ミレーユが流天のヴァリスに向けた牙。結局効果はなかったが、その恐ろしさは今でも忘れられないくらいとても印象に残る魔法。


正に呪詛を唱える悪魔だった。


カナリア・シェリーにそこまでの姿を魅せるまでには至りはしないが、どこまで本気で挑んでいるかくらいは確実に伝わる筈。


それで良い。


貴方を追い詰めるには中途半端ではいけない。


本気が必要なのだ。


「打たせると思うか? そこまで魔法に集中すれば縫い付けになるのは必然だ」


彼の動きに変化が始まった。


慣れもあるだろうが戦略的な思考を破棄し、私の魔法を止めるのを優先させたからだ。その気になれば距離を詰めるのは可能な余裕が出て来たのを隠しながら二手三手まで考える為に敢えて防戦に回っていたのであろう。


必要最低限の回避、強弱のある魔法のどれを被弾覚悟で前に進むかの取捨選択。全てが完璧で最善の行動をしていた。


後は間に合うか間に合わないか。


少なくとも彼は間に合う算段。対する私も上手くいく算段。


どちらに命運が傾くかを決める一瞬。


「呑み干せ「償わせろ」」


「させるか!」


互いが凌ぎ合う。


そんな中ーー。



私は笑う。


まんまと術中にハマってくれたと思いながらーー。


「なーんてね?」


そんな茶目っ気を見せながら朧げに薄れていくカナリア・シェリーの姿にユリス先輩は目を見開く。


そして彼の攻撃は私を捉えながらも空を切った。


空振りに終わった。


「幻影よ。使う訳ないでしょ、あんな気持ち悪い魔法」


「お前ーーッ!?」


「残念。この距離から放たれる遅延無しの最上級魔法を解くとご覧あれ」


重複詠唱魔法を中断。と言うかそれすらも幻のものであるのでそもそもだ。思えばこの系統の魔法こそ初見に散々惑わされて来たし通用している光景も見て来たから一泡吹かせられる自信しかなかった。それにこの魔法を使える人自体が限られ過ぎていてこんな終盤の戦闘まで切らない手札で置ける状況が存在しないから相手からしたら常識の範囲外にまで手を伸ばしても見破れる筈がない。企みがあると読まれるのも全て幻影だと気付かないのならば意味がない。


たまには居なくても頼りになるじゃない? 織宮さん?


まあこんなの本人が見たらお箱を奪われた絶望感に襲われて半べそ掻きそうだけど。他人の異種魔法を、それも類に見ない特殊さと種明かししなければ原理すら全て把握出来ない幻影魔法だ。つまり対面では初見殺しの最上位になる。


知らない原初魔法。知らない重複詠唱。知らない幻影魔法。


これを全部布石に使って撃つのが最上級魔法の嵐だ。


全てを無傷で防げはしない。


轟音が空間を掌握する。遠慮なしの一斉放火の魔法があらゆる物を破壊して辺りを焼け野原にした。後に残るのは砂塵くらいであろう。


いや、待て。やり過ぎた。あれでは流石に人を相手では亡骸すら残らないわ。


途端に焦り出す私だがーー。


「天才の癖してどうしてお前はそんなに頭が弱いんだ? 最上級指定魔法は仮にも一国をも壊せる規模でもあるんだぞ?」


焼け野原の中からゆっくりとした足取りで現れるユリス先輩を見て驚愕した。


ーーあれだけの魔法を全て凌いだ?


彼の言葉に習うなら国を取れるくらいに大規模な力を数えるのも阿呆らしくなる量を放ったのだ。それをあんな軽口で返せる程安くない筈なのにーー。


どうして凌げる?


「これが悪魔から与えられた力だ。さっきも言ったが、俺は落ちこぼれだ。単純な力比べで勝てる地力は持ち合わせていない」


「なら貴方が借りた力はーー」


以前の堕天のルーファスと戦った際の状況を思い出す。


正直な感想は今でこそだが、他の悪魔と比べて芸がない。勿論戦い方や判断力以外の側面である特殊な力を抜きにした事なら恐らく一番あの悪魔がやり難い相手なのは間違いない。


冥天のディアナードの猛威なら全滅していた。


流天のヴァリスなら対処出来なかった。


魔天のエルデキアナなら見破れなかった。


あの時点で他の対峙した悪魔と比較すれば、やはり堕天のルーファスが一番見劣りする脅威だったのは事実。


ただ、引っかかっていたのは全く追い込められないままに逃げられてしまった事。悪魔達の中で唯一彼だけが決着を付けない結果を選んだ事だ。確かに悪魔にとって天敵である聖剣使いと魔眼と邪眼を持つ呪われし者が現れたのが決定打にはなったのだろうがーー。


いや、考えろ。あの時点での私が単独で悪魔と渡り合える域にいたか? 否だ。ならばそもそもが堕天のルーファスは戦闘力と言う点に置いて高いものではないのではないか?


或いは別の理由か。


「契約と言っだろう? 奴の持つ力は他者を堕天の契約による力を与え、契約者の身体能力と回復力を増幅させる。だから俺はこうして戦える状態でいられるのさ」


「あっさりとしたカラクリ過ぎて怪しいわね………」


「だろうな。条件としては強い意志が抱き続けている者しか契約の対象にならない。堕天するに相応しい資格が必要なのさ」


「つまり貴方みたいな世界の不条理を壊したいくらいの激情があるならばーー」


「ああ、奴の本質は他者を介してこそ真価を発揮するって訳だ」


概ね仕組みは理解したが、毎度毎度とどうして悪魔達は常識を超える能力を持っているんだ? と嘆きたくなる。そりゃあ姿を隠す。他者を利用する戦い方が一番合理的なのだ。しかも契約者に求める条件さえ満たせば例え肉体が不自由だろうが、才能に恵まれなかろうがこうして世界に牙を剥くまでに至れる。


ある意味誰でも天才になれる力。


そしてその強い意志こそが与えられる才能を怠惰にさせない。


甘い誘惑に堕落する事でーー。


「厄介ね。馬鹿馬鹿しいと一蹴するには強すぎる制約だわ」


これで私の攻めに対応出来るのも頷けた。いや寧ろ落ちこぼれですら渡り合える力に飛躍させる能力は予想の範疇を超えるくらいだ。


いよいよ最後の手札を切るしかない。


「どうした? まさか今ので出し尽くしたか?」


「笑わせないで。そろそろ貴方を悪魔と同列に扱う必要が出てしまっただけよ」


先程もだが、ユリス先輩を単なる対人戦として挑むのが厳しくなって来ている。それでも彼が人間と言う枠組みから離れなかった分、私には躊躇う意識が出てしまうのは必然だ。


しかしもう認めてしまうしかないだろう。


だから次が最後。


今度こそ与えられた力ではどうしようも叶わないある意味絶望を分らせるしかない。


これは反則技だ。いきなり前触れもなくチェックメイトに追い込むような荒技。


「覚悟しなさい。本気の天才の力をーー」


「天才なだけじゃ………天才じゃ何も変わらない事を見せてやる」


そうしてやり取りは終わる。


後は互いの持てる力をぶつけ合うのみ。


「誰が何も変わらないですって!?」


覇気に呼応するように私の内から蒼の魔力が吹き出す。常に使う力とはまた別の仮初に近いものはまるで感情をそのまま魔力に変えているようだ。


これは以前にも現れたもの。本当の意味で出し尽くすつもりで挑む時に与えられる特別な何かだろう。


よくは分からない誤算の力。だけど今は感謝するわ。


「凍てつきなさい………全て」


「ーーッ」


これは時間停止の魔法。正確には空間を凍らせた魔法だ。流石に世界全てを止められる程に万能な神の力ではないが、一定の空間を掌握する事は可能だ。そしてこの不可視であり、回避不能な魔法を前に例え天才だろうが悪魔だろうが抵抗すら許されはしない。



「ーー【空間凍結(コキュートス)


そう唱えた直後。


周りの全ての動きが止まった。凍って止まったのである。それはあのユリス先輩でさえあってもあっさりとだ。何かをしようと行動をする態勢にはなってはいるが、それも魔法が解けない限りは分かりはしない。


理不尽に、残酷なまでに主導権を奪えた。


ただしずっとこのままではない。回避なんて概念を持たない代わりに効果が続く時間はほんの僅かだ。制約は勿論の事、その長く止められない理由はきっとあらゆる周りの事象が凍てついたままなのを許さないのだ。世界そのものと言って良いだろう。単身で世界の法則を歪めようとする行いが簡単な訳がない。だから発動範囲も狭く、効果も長く持たないのだ。


だが、充分だ。


この短く、長い時の流れの中で無防備な彼への一方的な攻撃が出来るだけの時間が稼げればーー。


「結構狡い戦法だけど悪く思わないでよ? 既にどこから正々堂々なのかも線引き出来ない立ち位置同士なんだから」


さて、ではトドメの一撃はどうするか?


決まっている。


結局何を間違ったからこうなってしまったかはさておき、私個人がどうしてもユリス先輩を許せないと思える正当性のある気持ちをぶつけるだけだ。


だから私はーー。


「【竜の腕】」


遠慮なくその雷を纏った拳を力強く握りーー。


「【俊電・雷竜】」



彼の顔面に向けて渾身の一撃を放つ。


「乙女の純情を弄ぶんじゃないわよ!!」


ありったけの感情を言葉に乗せてーー。





何処か人目がない薄暗い閉ざされた空間。


「やはり失敗しましたか………」


そう漏らす声だけが辺りを支配する。そこは彼だけを封じ込めるように隔離した特別な空間。しかし、逆を言えば彼の存在を察知されないように守る為の場所でもあった。つまり、最も安全な隠れ蓑とでも言えよう。


しかし、そんな場所が存在するのか?


このセントラルに?


「彼女ーーカナリア・シェリーは特別過ぎました。契約した能力で彼の景色を通じて拝見しましたが、敵わない筈です。エルドキアナもディアナードもヴァリスも」


淡々と述べる彼はまるで誰かに語り掛けているようであった。否、実際に語り掛けていたのだ。


隔てた魔法の檻越しに対面する人物にーー。


「まさしく戦乙女の生まれ変わり。敵対関係にありながらも魅せられます。貴方もそう思いませんか?」


「どうかな? 僕はまた違った感想を抱いたけどね?」


「ほう? 興味深いので是非教えて下さいませんか?」


「だったらこの檻をどうにかしてくれたら重い口も軽くなるんだけど」


「申し訳ありませんが、それは叶いません。貴方には世界が破滅を迎えるまでの間はずっとこうしてもらいたいくらいなのですから」


「そんなに僕を警戒しているのかい? 悪魔がこのオルヴェス・ガルムと言う自称剣聖を?」


そう答えた存在は手足を魔法の楔によって縛られたエイデス機関区所属の絶対剣ーー聖剣ゼレスメイアの使い手であった。しかしそれも振るえる状態に無ければ一介の剣士以下の存在になる。加えて魔法の楔が無くとも閉じ込められた檻は堅固であり、打破する為の聖剣すら取り上げられた状態で檻の外には堕天のルーファスが居る始末だ。逆に挑発したくなるくらい抜け出せない布陣に彼も表情に余裕はない。一刻も早くこの状況を外の仲間に伝えたい、知らせたい、伝わって欲しいと願う様子が伺える。


無理もないだろう。


何せ閉じ込められているここはーー。


「………木を隠すには森の中とはよく言ったものだよ。まさか悪魔がエイデス機関の犯罪者収容所の最奥を隠れ蓑にしているなんてね。聖剣が上手く機能しない訳だ」


「気配を消せればここでは悪目立ちもありません。それだけこの場所を出入りするには手間と手続きが必要ですからね」


「我々よりも知った風に語らないでくれるかな? ここは人々を守る為の砦だ」


「と言いますが、流石にそろそろ現状を理解はしているんじゃありませんか?」


「ああ、懸念はしていたのに確実な落ち度だよ」


下手したら悪手にすらなりかねない行為だが、それも手引きした側が一枚上手だったに他ない。


つまり、悪魔を呼び出した裏切り者は堂々とエイデス機関内部に居る人物であり、単なる混乱以外のしっかりとした目的を持って悪魔と接触して利害関係を築いていたのだ。


その為に職権乱用をして普段は封じ込めているに等しい犯罪者収容施設区間である地下部に敢えて閉じ込める形で隠していた。


必要な時が来るのを待ってーー。


ただオルヴェス・ガルムはその一連の流れに疑問を持つ。


「誰だい? これでも機関内では管理側にも目を向けてはいたが、この悪魔騒動の期間に収容所の出入りをした履歴なんて残されていないのは知っている」


事実上はエイデス機関ではかなりお偉い様に入る筈の自身が把握してない組織の動きは殆ど無く、機密性が伴われる事には彼の許可申請も必要事項としてあるのだ。普通のいち一員が単独でこの騒ぎを気付かれないようにするのははっきり言って困難を極める。


情報操作するなら複数人が容疑に関わっている?


だが、そこまで内部が好き勝手に動ける訳がない。


確実に誰かが疑問を抱く。その時点で一報が耳に入るし、その為に内部の動きを怪しんで監視する東洋人の二人が存在するのだ。


如月 愛璃蘇は本質を見抜く双眼の力で。


織宮 レイは軍人と殺し屋と言う経験からの読心術で。


そして情報系統まで承諾制を導入した聖剣使いの体制。


もしこれらを潜り抜けられる可能性があるとすればそれはーー。


「………待って欲しいな。一番考えたくない最悪の状況じゃないか………」


「おや? ここまでお膳立てをすれば思慮浅い貴方達人間でも全貌が想像出来ましたか?」


「だから待って欲しいと言っている! 私達ですら全く持って素性を知らない者を貴方が知っている事になる!」


「信用されてないようですね? もう少し貴方達が優秀であれば結末は変わってたかもしれないと言うのに………くくく」


嘲笑う悪魔。


ある意味最悪の屈辱でもある行いに冷静さを務めきれない彼は食いかかるように楔を揺らす。もしこの場で自由が彼に約束されたなら情報を優先するよりも先に聖剣で斬りかかっているだろう。


それだけ余裕を奪う挑発だったのだ。


「ーーッ。最初から全部彼女に伝えてエイデス機関に迎えられていればこうはいかなかったよ」


「カナリア・シェリーですか?」


「そうさ。功績と機関の機密性の為に彼女に選択肢を与えて彼女の気持ちを尊重する必要があったが、それさえ無ければ貴方はおろか黒幕にも辿り着けたかもしれないのに」


「本当にそう思いますか?」


「………どういう事だい?」


即答された返事はまるで先を読まれていたようにオルヴェス・ガルムは感じた。いや、まさかそんな訳がないと内心では否定するが、今の質問には此方の考えを見透かされた気分にさせる意志が含まれていた。


「カナリア・シェリーが決断した結果が今だから仕方ないと本当に思っているのですか?」


「笑えない冗談はやめて欲しい! まさか彼女がエイデス機関に入らなかったのは仕組まれたからとでも言うのかい!?」


笑えないよりかは悪い冗談だろう。あの時に断った少女の本音が最初から決まっていたかのように語られるのは他人である聖剣使いが聞いても良い気分ではない。寧ろ心中穏やかにはいられない。


あれだけの事件があり、苦難があった。もはや今が最善とすら言いたいくらいに様々な壁を越えて来た状況は作られた道とでも言うのか?


それが事実と仮定しても誰が?


どうやって?


ここまでの裏をかくべく彼女を操るには条件が限定されてしまうだろう。


常にカナリア・シェリーの動向を分かっている人物の中でオルヴェス・ガルムを含んだ面々が把握していないか或いは蚊帳の外に置いている存在。


有り得ない。そんな距離感に居る人物が一切怪しまれずにこの局面まで行動出来るとすればそれはもはやーー。











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