一人の男と魔法使い(プロローグ)
※許可は得ております
お初になります、投稿主です
これは迷い込んだ三人の人間達のお話
楽しんでいただければかな、と
そして今回は第一の人間のプロローグ
三人集まってのストーリーはいつになるのやら……
おい、起きろ
その声で彼は目が覚めた 身体の節々が痛い、何処かにぶつけたのだろうか、鈍い痛みがジワジワ広がってくる 、その痛みが肩辺りまで広がってきた所だろうか、目の前の少女が口を開いた
「おいどうした?こんな所で寝転がって、お昼寝か? 寝てるのが行けないとは言わないがどうなってもしらないぜ?」
(お昼寝って… まだ明け方だろうに…
? 寝転がって? 俺って寝転がってたっけ?)
少女:「おーい、返事ぐらいしろー 無視されると悲しいんだぜー?」
と、少女は喋っているがこの原因不明の鈍痛とこの身に起こった状態の為、話なんか聞いちゃあいなかった。
少女はそれを無視されたと思ったのか 不貞腐れながら足を後ろに振り上げ、彼に向かって勢いよく蹴り飛ばした
男:「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁ 痛い痛い痛い!
なんだァ!?テメェ!!いきなり何しやがんだよ!」
男 思考:(俺が骨折れてるかもしれないのにいきなり蹴り飛ばしやがったぞこいつ!? 鬼か!?悪魔か!?)
無言の彼が口を開いたのがそんなに嬉しかったのか、少女が嬉々として話しかけてくる
しかし、訳の分からない彼にとって嬉々としている彼女は悪魔にも見えるのかもしれない
少女:「おー、喋れるじゃあないか、良かった良かった で、どうしてこんな所に寝てるんだ?」
男:「喋れるじゃあないか じゃねーよ! 蹴った事に対しての謝罪はねーんですかぁ? つかお前まずだれだよ!」
彼は急に蹴り飛ばされた理不尽さに対しての怒りからだろうか、痛みなど無かったかのように彼女にがなりたてる が
少女:「それに対しては謝ろう、すまなかったぜ。
しかしな、今質問しているの「私」だ「お前」ではない 。
さて、三度目の質問だ、何故こんなところで寝ているんだ?」
彼女も二度無視された事に腹を立てているんだろう、彼は彼女の声色の変化から理解したのだろうか、自分が彼女を苛立たせていることを
男:「す、すまなかったよ 俺も少し熱くなりすぎた あと何故寝ているのか って聞いたよな 俺もわからねぇ 俺が分かるのはさっきまで友人の所まで遊びに行こうとしてただけだぞ」
彼が謝罪したことにより彼女も微笑みそれに応える そしてその質問の答えに対してもよくある事なのか、その状況を彼に解説し始めた
少女「うん? あぁ、なるほどね お前は「迷い込んだ」人間なのかーーー」
彼女がそこまで話した時、彼は彼女の話を遮断する
男:「ちょ、ちょっと待てよ、迷い込んだ? 一体何の話をしているんだ? ここはどこだ?
なぜ俺はここにーーー」
と言い終わる前に彼の頬を黄色いレーザーが通り抜ける そして、そのレーザーは目の前の少女から放たれたようだった そして彼は身の危険を感じたのか、彼女に向かって身構える
男:「な、なんだぁテメェ?! 何をしやがった? いや、ンな事はどうでもいい、まずテメェは何モンだァ!!?」
少女:「何度も何度も言わせるんじゃないッ! 今喋っているがのは私であって、お前ではない! 人の話を最後まで聞けェ!!このビチクソ野郎!!」
少女とは思えない程の低く大きな声で怒りの言葉ひ叫ぶ、それを彼に吐きつける そしてその言葉を言い終わった瞬間切り替える
少女:「私の名前は霧雨魔理沙 魔法使いだ、そしてお前はこの世界に迷い込んだ人間だ
なに、迷い込んだ理由は簡単さ、忘れられたか巻き込まれたかどちらかだ、どうだ?理解したか?」
自らを魔理沙と名乗る少女は早口で淡々と彼に説明していく
|豪快繊細な魔法使い 霧雨魔理沙|
彼は彼女の行動に多少たじろいだがすぐに切り替えす
男:「この世界?忘れられた? 巻き込まれた?もっとわかりやすく説明しやがれ!・・・・・・ウグッ」
が痛みは遅れてやってくる 先ほどの痛みがまたジワジワと広がってくる
そして、彼の視界はふたたび途切れた。
またまたこんにちわ、私です
テンポがわるくてごめんなさいね、本当
次は、次からは本気だすんや!もっと頑張るんや!!
あと魔理沙がなんかジョジョっぽくなっていってますね