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高校一年生

作者: おこめ

地味は嫌

真面目なんて固い

駄目なら諦めるけど

やらないだけは好きじゃない


スカート丈を上げて

髪は少しだけ軽く染めて

毛先だけ軽く巻く

姿見で自分を照らせば

あの日夢に見た私がいる


中学時代は自分がなかった

周りとすべて同じ色

少しでもはみ出たとき

皆の反応が怖かった


友達って確かにいたけど

あの時個性が欠落してて

それでも本当に好きだったのか

正直今ではわかんない

確かに似たような人が集まるって言うけど

友達ってそういうものだっけ?


今なら思うの、違うって

会えない日が続く友達を「しょうがないよ」なんて言いたくない

それはきっと本当の友達じゃなくて

私の欲しかったものじゃない


だから変わるの

誰よりも自分らしさで

自分は私だけだから

私にしかなれない自分がいる


真新しい制服が勇気をくれる

胸のリボンが大きく広がるから

新しい可能性の音がする


私の本当の性格

実は歪んでて

自分勝手で自己主張激しくて

皆と同じが好きじゃない

それでもこんな私を好きでいてくれる人と

本当の友達になりたいから

本当の私を見せつける


高校生活3年間

最高の思い出を刻みつけてみせるから

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