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7話 トラック運転手 岡本



昼下がりの国道。

単調なエンジン音と、流れていく景色。


岡本太郎は、トラックを走らせていた。


荷物を運び、届ける。

それだけの一日。


ポケットの中で、スマートフォンが震えた。


信号待ちで車を止め、画面を見る。

会社からの着信。


「はい、もしもし」


『岡本か、今大丈夫か』


「大丈夫ですけど、どうしました?」


『今、会社に警察が来てる』


「は?」


『お前に話があるらしい。“小野タカシを知っているか”ってな』


「はい、知ってます」


『……だよな』


一拍。


『例の“影”の件、あるだろ』


「……あー」


『あの時に出た名前が小野タカシでな。それで今、その名前に関係あるやつを当たってるらしい』


「なるほど」


『正直、うちとしても困ってる。詳しいことは警察の人に聞いてくれ、ってさ』


「了解です」


『すぐ戻ってこれるか』


「え、今からですか?」


『ああ。できるだけ早く』


「トラックは?」


『代わりは手配する。提携先に回すから、そのまま戻ってこい』


「了解っす」


通話が切れる。


青に変わった信号。


岡本は、何も言わずにアクセルを踏み込んだ。

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