真夜中の電話相談室
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:真夜中の電話相談室
隣人「ねぇ、こんな時間に悪いんだけどさぁ、相談、聞いてくれないかなぁ…」
「え?あ、いいですけど、別に…」
毎晩、夜になると、
私が住んでるアパートの隣の部屋から
電話が掛かってくる。
隣室なんだから徒歩で数秒。
相談事なら来れば良いのにと思ったが、
まぁ確かに夜でもあるし、
電話で話して済むんならそれでも良いか…
とする人の心情はわかる。
でもやっぱり不思議。
隣人「毎晩こんな時間に電話してごめんね」
どうやらDVを受けていると言う。
私はここに引っ越してきたばかりで、
その人の旦那さんを見た事はなかったが、
でも時々派手な音が聞こえてきたり、
そんな噂もちらほら最近聞いてたから、
なんとなく納得。
「警察には行ったんですか?」
隣人「それがね、怖くてまだ行けてないのよ…」
いざそんな目に遭うと、
そんな心境になるんだろうか。
でもそれからさらに不思議…
と言うか、結果的に見れば恐怖の出来事が。
あんまり頻繁に電話がかかってくるから、
私はつい昼間、その隣人に苦情を申し出た。
それもじかに会って。
でもその人からは、
隣人「え?…あの私、そんな事してませんけど」
想定外の返事。
そのくせその夜になれば、
その人の声で電話が掛かってくる。
だから電話が掛かってきた時、
私は何度か部屋を出て
その隣の部屋に行こうとしたのだが、
それがなぜだか出来なかった。
心が受話器に落ち着かされ、
体が動かないと言うより、
心が動かなかったんだ。
あれは不思議な体験だった。
だからその後もずっと
電話で悩みを聞かされる羽目になる。
だから私の方が警察に言おうと、
その夜の証拠を用意してみた。
私はこう見えて昔から理系に長けており、
その電話越しの悩み相談の声、
つまり相手の声を全部録音し、
それを警察に持って行こうとしたわけだ。
(翌朝)
「……よしよし、ちゃんと録れてるな」
録音機器を確認し、そのまま警察へ。
そして警察がアパートまで来て、
結局、私を毎晩悩ませたその隣人を呼び出し、
その人に確認を取る。
でもまだその隣人は、
「ちょっと待ってください!私のほんとにそんな事してません!」
とシラをきり通す。
警察は更に調べ、
鑑識と呼ばれる人を呼んだ。
鑑識の人が調べた結果…
鑑識「声紋が一致しません」
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=f2F2gcElxV4
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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