虚構を可視化した
囲まれていた
光が集うこの場所
包まれているのはたった一人っきり
何を探していたんだろうか
何を解いていたんだろうか
何を答えれないでいたんだろうか
今となっては遠い謎解き感覚になるだけ
だから
毎日が閉ざされた
世界のようで
空振りが続く三者凡退
時には情熱的になりたい
夢見た理想を語りたい
巡り巡る光の中を
秘密基地ごっこして迷い回っていた
揺らいだ
溢れた
いつの間にか
それは
虚構を創る
光焦がれた内に
不思議と胸打つ言葉たちと触れていたんだ