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勝利の優越感
ロジベアは遠くから、優越感に満ちた笑みを浮かべて眺めていた。彼女にとっては妹のマーガレットたちの敗北は喜びに他ならなかった。(私は才能なんて無くてもアンタには余裕で勝てるの！)彼女は自分の存在を証明するために、さらなる力を求めていた。(全てはマーガレットに絶望を見せるため。これ以上に私を満たしてくれるものはない。)
授業参観に来ていたロジベアの母は思った。(ロジベアは何故こんなふうになってしまったのでしょう。小さい頃はただただ魔法好きの優しい子だったのに.. 。魔法の才能はなかったけど、精一杯魔法の技術を磨き上げて人の役に立ちたいと言っていた。やっぱり、マーガレットの才能が原因かしら.. 。)
CクラスとDクラスの試合はCクラスが勝った。つまり、クラス別の圧倒的な力の差が証明された、これからクラス差別が起こる..。
