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冴えないサラリーマンが生まれ変わったら美少女になりました!  作者: カミノオツゲ
小学校二年生から卒業まで
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リコーダー①

ある日、音楽の授業が終わった千夏はリコーダーを机の中に戻した。

いつも千夏はリコーダーを机に入れる際は特定の向きに入れるという癖があった。

その癖により、まさかの事態に千夏が気付いたのであった。


次の日、登校して音楽の授業の用意をするとリコーダーの向きが変わっていた。

千夏はこの時は不思議だなと思いつつも気のせいだと思いまた音楽の授業を受けた。

授業終わりにいつも通りリコーダーを机の中に直した。

中休みになりクラスメイトは皆運動場に向かった。

千夏も運動場へ遊びに行った。


運動場ではドッジボールをするのが定番であった。

小学生であるため男女の体力の違いはほとんどない。

その為、男女交わってドッジボールを楽しんでいた。

このドッジボールにはクラスメイトの九割が参加していた。

もちろんその中には千夏や愛も入っていた。

愛と千夏は今回チームが分かれた。

千夏はドッジボールが得意であった。

中身は元サラリーマンの男であるため、どうすれば相手に当てやすいかを心得ているからである。

千夏は男子を中心に狙って当てていた。

その理由は、女子ばかりだとかわいそうだと思っていたからだ。

当てられた男子は、

「クソー!悔しい!」

と言い外野に向かう事が多かった。

どうやら千夏に当てられるのは悔しいようだ。

逆に、男子からはよく狙われるのであった。

千夏はボールの軌道を読み取り、キャッチできると判断したら補給し、無理だと判断したら避けるという手段を取っていた。

その為、なかなかボールが当たってアウトになる事は少なかった。


あっという間に一対一になった。

相手チームで残っているのは愛だった。

愛は、

「絶対に負けないから。」

と大きな声で言っていたが千夏はフラグだなと思った。

千夏は思いっきりボールを投げた。

愛は避けるのが得意であった。

その為なかなか当てることができなかった。

しかし、よけまくると体力が減っていく。

千夏は愛の体力が減っていると見抜いていた。

千夏はある作戦を思いついた。

千夏は一回投げると見せかけて投げなかった。

すると愛は癖で避けてしまい体勢が崩れた。

その隙をついて千夏は愛にボールを当てた。

千夏のチームの勝利で終わった。

千夏は満足そうに教室に帰った。


教室に帰り机の中を見たらリコーダーの向きがまた反対になっていたのであった。

千夏はさすがにおかしいと思ったのであった。

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