日本橋②
昼食を取った三人は再び日本橋にもどった。
三人はまずフィギュアのショーケースがある店に入った。
フィギュアのショーケースがある店では、中古のフィギュアが入ったショーケースを見て、気に入ったものを紙に書き店員に出してもらう。
紗理奈は意外にも某魔法少女のフィギュアを選んでいた。
千夏は紗理奈に、
「魔法少女好きなの?」
と聞いた。
紗理奈は、
「大好き!このシリーズのフィギュアはガラスケースに入れて自分の部屋に置いているよ。」
と答えた。
千夏は思わず、
「今度機会があれば見に行ってもいい?」
と尋ねた。
紗理奈はすぐに首を縦に振った。
最初に立ち入ったフィギュアのショーケースがある店を立ち去った三人は、フィギュアショップに立ち寄った。
フィギュアショップでは先ほどのショーケースのお店とは異なり、フィギュアは箱に入った状態で置かれている。
綾女はそのお店で某アニメの執事のフィギュアの箱を手に取った。
綾女の眼はすごくキラキラしていた。
綾女はその執事の大ファンのようだ。
綾女は他のフィギュアには興味を示さず、一目散にレジに向かった。
そのころ千夏は、某アイドルアニメのフィギュアを眺めていた。
千夏が明久だったころは、よく某アイドルアニメのフィギュアを集めていた。
その理由は、明久の唯一のストレス解消法がアイドルアニメを観ることであったからである。
明久は某アイドルアニメのシリーズ全部見た。
それほどこの作品に対する熱意は本物であった。
綾女がそんな千夏の様子を見て、
「アンタ、こんなの好きなの?」
と聞いてきた。
千夏は、この作品に関する熱意がたくさんあったため、自分が前世で見てきた作品の内容を事細かに話し出した。
すると、綾女は千夏の話を遮るように、
「アンタの某アイドルアニメに対する熱意はよくわかった。」
と言った。
千夏は話し終わると、フィギュアを複数購入した。
しばらくすると三人はフィギュアショップを出た。




