小学校入学
千夏は摂津北小学校に入学した。
千夏は1年1組になった。
保育園時代の友達はみんな同じ小学校に進学したため多くの同級生が顔見知りであった。
1年1組の担任の先生は、川口先生という女のベテランの先生であった。
川口先生は非常に温厚な先生であったが、怒った時は非常に怖い先生だった。
明久は明久が小学生の時の入学式は覚えていない。
その為、千夏になってからはしっかりと記憶にとどめようと思った。
入学式終了後、各学級に分かれて先生のお話を聞く時間があった。
先生の説明は非常にわかりやすくすぐに理解することが出来た。
また、休憩時間にクラスメイトの顔と名前を覚えようとした。
千夏の名字は秋元であるため出席番号は1番であった。
一学級の人数は30名であったため覚えやすかった。
出席番号順に座席は並んでいるため、千夏の席は廊下側の一番前であった。
千夏にとってその座席は非常にありがたかった。
よくクラスメイトの顔が見えるので、すぐに顔と名前を一致させることができた。
千夏の次の出席番号の人は井上大輔であった。
千夏は大輔とすぐに仲良くなった。
ダイスケは千夏とは別の保育園に通っていたことから小学校に入って初めて顔を合わせたものの、ダイスケとは鉄道の話題でよく盛り上がった。
ダイスケは朝登校して朝学習の前の時間には自由帳によく新幹線のイラストをよく描いていた。
それを目にした千夏はよくダイスケに話しかけるようになり、休日によく一緒に新幹線公園に遊びに行くようになった。
他にも、千夏はアニメが好きなため、よくアニメを観る仲間のアキラちゃんや、エリちゃんとも仲良くなっていった。
小学校一年生の授業は非常に千夏にとっては簡単すぎた。
明久は大学時代は理学部数学科に居たため、算数や数学は非常に得意であった。
その為、一年生で習う足し算は非常に簡単すぎて秒で解き終えていた。
その様子を見た川口先生は、
「千夏さん、すごいねえ。じゃあこのプリントを解いてみて。」
と、千夏のレベルに合わせた問題プリントを用意してくれるなど非常にありがたかった。




